安いうなぎが格上げ!ニチレイが教えるテクニックとは

今回参考にしたのは、ニチレイの公式ページで紹介されていた「うなぎの温め方」です。
ポイントは、オーブンシートでうなぎを包み、電子レンジで加熱すること。
蒸気を閉じ込めることで、まるで蒸し焼きのような状態になり、ふっくらとした食感に仕上がるそうです。
食に関する豊富な知見をもつニチレイさんの情報とあらば、試さないわけにはいきません。
今回は中国産のうなぎを2尾用意して、通常の温め方と裏ワザで温めたものを食べ比べてみました!
ニチレイ「うなぎの温め方」

材料
- うなぎの蒲焼き…1尾
- 酒…大さじ1
- 蒲焼きのタレ…1袋
- オーブンシート(30cm幅のもの)
今回は、比較用も含めて、うなぎを2尾用意しています。
1/2尾のうなぎを温める際は、酒の量を半量の大さじ1/2にしましょう。
また、冷凍うなぎを使用する際は、必ず解凍してから温めてください。
1日かけての冷蔵庫解凍がおすすめだそうですが、急いでいる場合は3分ほど流水に当てて解凍してもOKだそうですよ。
手順①オーブンシートを切る

オーブンシートを、うなぎの全長よりも15cmほど長くカットします。
手順②うなぎに酒をかける

オーブンシートの中央にうなぎをのせて、酒を全体にまんべんなくかけます。
手順③オーブンシートでうなぎを包む

まずは、オーブンシートの手前と奥を持ち、端同士を合わせます。2回折って筒状にしましょう。

次に筒の両端を2、3回ひねって閉じ、キャンディのような形状にします。
この形にすることで、加熱した際に閉じ込められた蒸気が循環し、蒸し焼きのような効果を得られるのだとか。筒は多少つぶれてもOKですよ。
手順④電子レンジ(600W)で加熱する

耐熱皿にのせて、電子レンジで50秒加熱します。
中央部分を触って(やけどに注意)、温まっていたら完成です。冷たかったら、様子を見ながら10秒ずつ追加で加熱しましょう。
1/2尾の場合は、40秒を目安にしてくださいね。
比較用のうなぎは、耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジで50秒加熱します。

比較用には、酒をかけていません。
たったこれだけの違い、味に差は出るのでしょうか……?
【実食】うなぎを食べ比べたら驚きの結果に!
▲左:裏ワザを使って温めたうなぎ、右:ラップをかけて加熱したうなぎ
温め終わったうなぎを同じ位置で切り、断面を比較してみました。
左が裏ワザを使って温めたうなぎ、右がラップをかけて加熱したものです。見比べてみると、厚みがずいぶん違いますよね?
裏ワザを使った方が、圧倒的にふわっと仕上がっています。
▲奥:ラップをかけて加熱したうなぎ、手前:裏ワザを使って温めたうなぎ
食べ比べてみると、その違いはさらに明らかでした。
ラップで加熱したうなぎ(奥)も美味しいのですが、少し平たく締まった印象。
噛んだときに身の繊維が口に当たる感じや、ぶよっとした弾力が目立ちます。
一方、裏ワザのうなぎ(手前)は身に厚みがあり、口の中でほどけるようなふわトロ食感。大袈裟ではなく、舌の上でとろけそうなほどです。
また酒の効果なのか、うなぎ特有のにおいが一切気になりません。
ラップで加熱したうなぎも、先に食べたときには正直気にならなかったのですが、食べ比べたときに「これがうなぎの臭みってやつか」と気付いてしまいました。
今後、うなぎをうるさく語る奴にならないように気を付けます。
そういえば、切ったうなぎを盛り付ける際にも明確な違いがありました。

ラップをかけて加熱したうなぎは、菜箸でホイと掴んで難なく皿に移せたのですが、裏ワザで温めたうなぎはとてもやわらかく仕上がっており、箸先の感覚で「ヤバい」と察知。
まるで箸の先まで私の神経が通っているような言い草ですが、実際そのくらい取り扱い注意レベルの繊細さなんです。
うなぎが崩れてしまわないように、急きょフライ返しを出動させました。
ちなみに、比較検証が終わった後はうな丼タイム。

裏ワザのうなぎをご飯にのせ、山椒の粉とたっぷりのタレをかけて、いただきました。するともう、お店の味。
この仕上がりのうな丼が家で気軽に食べられるなんて、急に景気が良くなったような気分です。
今後、お金持ちの方のグルメ自慢でうなぎの話題が出たら、うっかり「分かる!」と話に乗ってしまいそう。
特別な日のごちそう感は残しつつ、うなぎがぐっと身近な存在になりました。
包む一手間で安いうなぎがもっと美味しくなる!
一度この温め方を知ってしまったら、もう後戻りはできません。
土用の丑の日はもちろん、お祝いの日や日常の食卓にも、ぜひ挑戦してみてくださいね!