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「シラミ?」夏になると毎朝襲う頭皮のかゆみ。丁寧に洗っても悪化した原因とは【医師解説あり】

近年、猛暑や酷暑といった言葉をよく耳にするようになりました。自分が子どものころに比べ、夏の暑さが厳しく感じるのは、おそらく年齢のせいだけではないはず。外の照り付ける太陽や異常な温度もつらいですが、かといって冷房の効いた屋内もまた冷え性にはつらく、自分にとっての快適な環境探しに四苦八苦。そんな中、悩んでいることの一つが真夏の洗髪事情です。いまだゴールの見えない闘いに苦労しています。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師久野 賀子先生
PRIDE CLINIC 医師

PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
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夏に増える髪の悩み

細くて直毛のため、ボリュームが出にくく、前髪の白髪が目立つ私。日々髪の悩みと奮闘してはいるのですが、気温が上がるにつれて、さらに悩みが増えます。それが、洗髪問題です。

 

私はもともと敏感肌。それは顔や体だけでなく、頭皮も該当します。かつて市販の染毛剤を使ったところ、頭皮がただれ、毛穴からの出血と抜け毛で病院に駆け込んだこともありました。

 

パーマを諦めるようになった理由の一つにも、パーマ液の刺激がつらかったからというのもあります。そんな感じなので、シャンプー類も低刺激な物を選んで使っています。

 

ところが、30代半ばに差し掛かったころから、夏になると毎朝頭がかゆくなるように。汚れが落ちていないのかとより丁寧に洗うようにしたのですが、かゆみはどんどん増す始末。「シラミではないか」と思って皮膚科を受診したところ、診断は「乾燥」でした。

 

頭皮も顔と同様、洗い過ぎると乾燥につながることがあるということでした。年齢とともに皮膚が乾燥しやすくなることがあり、顔だけでなく頭皮にも同じことが起こり得ると、医師から説明を受けました。

 

医師からは、洗い過ぎを避けて洗髪の回数を調整し、頭皮も保湿するよう勧められ、そこから、私の洗髪方法を模索する日々が始まりました。

 

真夏の洗髪迷走

夏は汗をかくので毎日髪を洗いたい。けれど、毎日髪を洗うことで、頭皮から必要な油分や水分も奪ってしまい、乾燥を促進してさらにかゆくなる。

 

乾燥対策に、試しに顔に使っている化粧水を頭にも塗ってみたけれど、水分だけを補っても乾燥はあまり治まらず、塗った直後はかゆみが治まったように感じても、しばらくすると、またかゆみが出てきてしまいました。かといって保湿剤を塗ると、べたつきが気になり、ただでさえ出にくい髪のボリュームが、さらに失われたように感じました。

 

そんな感じで試行錯誤しながら夏を越え、秋ごろから汗をかいていない日に髪を洗わないようにしたところ、洗わなかった次の日はかゆみがほとんどなくて快適でした。そこから、洗髪を2、3日に1回のペースにすると、洗った当日もかゆみが出にくくなったため、整髪料を使うのを控えてその洗髪ペースを守るように。

 

しかし、汗をかく機会が減る秋冬は、その方法で過ごせましたが、夏に汗をかかずにいることはなかなか難しく……と、なかなかこれぞ!という対策が見つからず、今に至ります。

 

 

救世主となるか!?新しい洗髪方法

汗をかく機会が少ない季節は、毎日髪を洗わないようにしたことで、かゆみが出ずに快適でしたが、夏となるとそうはいきません。洗わないと汚れが気になるのと同時に、においが気になります。

 

もともと私は、あまり体臭が強いほうではなかったのですが、40代に入ったころから、時々自分のにおいが気になるようになったのです。そのため、髪を洗わない日は、汗のにおいに加えて年齢によるにおいも生じているのではないかと、不安になりました。

 

もっといい洗髪剤がないかと思い、いろいろ探している中で、「湯シャン」というものを知りました。「湯シャン」とは、シャンプーなどの洗浄料を使わず、お湯だけで頭皮や髪を洗う方法を指すようです。インターネット上には、さまざまな体験談が掲載されていました。

 

いきなり湯シャンだけにする勇気はなかったので、試しに、あまり汗をかいていない日に湯シャンをしてみることに。私が調べた方法では、洗う前に髪を軽くブラッシングし、ぬるめのお湯を流しながら、指の腹で頭皮をやさしく洗うとされていました。

 

実際にやってみると、洗髪料を使ったときよりもかゆみが少なく、洗ったという満足感もあって、洗わずにいるより抵抗感はありませんでした。私自身は、においもそれほど気になりませんでした。

 

汗を多くかいた日以外は湯シャンを試しました。かゆみがなくなることはありませんでしたが、私自身は以前より軽くなったように感じました。

 

まとめ

湯シャンを試したことで選択肢は増えましたが、かゆみがなくなったわけではありません。頭皮の状態や合う洗髪方法には個人差があると実感したため、症状が続くときは自己判断だけで対処せず、必要に応じて皮膚科に相談しながら、自分に合う方法を探していきたいと思います。

 

医師による解説:頭皮のかゆみと洗髪の注意点

頭皮のかゆみは、乾燥だけでなく皮膚炎などでも起こります。洗髪方法を変えても症状が続く場合は、原因に応じた対処が必要です。

 

洗い過ぎで乾燥することも

洗浄力の強いシャンプーを使ったり、必要以上に繰り返し洗ったりすると、頭皮の皮脂が落ち過ぎて乾燥し、かゆみにつながることがあります。ただし、適切な洗髪頻度は、汗や皮脂の量、頭皮の状態などによって異なります。

 

湯シャンが合うとは限らない

湯シャンは洗浄料による刺激を避けられる一方、お湯だけでは皮脂や整髪料などを十分に落とせないことがあります。頭皮の状態によっては、かゆみやにおいにつながる場合もあるため、自分の状態を見ながら取り入れることが大切です。

 

かゆみが続く場合は受診を

頭皮のかゆみは乾燥のほか、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん/皮脂の多い部分に赤みやフケなどが生じる病気)や、接触皮膚炎(せっしょくひふえん/物質の刺激やアレルギーによって起こるかぶれ)などが原因の場合もあります。赤みやフケ、湿疹、痛み、抜け毛などを伴う場合や、洗髪方法を見直しても改善しない場合は、皮膚科で相談するとよいでしょう。

 

かゆみが続くと不安になることもあると思いますが、自己判断せずに早めに受診することが大切です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)

著者:小沢 ゆう/40代女性。長野県在住。低体温&極度冷え症の脱出を目指して、温活に夢中。

イラスト:サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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