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「熱が下がらない…」39度の熱が出た生後3カ月の娘。数日後にわかった原因とは【医師解説あり】

娘が生後3カ月だったころのことです。深夜に微熱が出始め、「少し様子を見よう」と思っていたのですが、朝には39度台まで熱が上がっていました。小さな体で高熱を出している娘を前に、私は不安でいっぱいになりました。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師竹内雄毅先生
小児科 | たけうちファミリークリニック院長

医学博士。京都府立医科大学卒業後、大学病院や市中病院、こども病院で小児外科医として研鑽を積み、兵庫県立こども病院小児外科医長などを歴任。現在は、たけうちファミリークリニック院長として、小児科・小児外科・小児在宅医療を中心に、子どもと家族に寄り添う診療に尽力している。
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深夜の微熱が朝には高熱に

その日、娘は深夜に微熱が出始めました。最初は「少し様子を見てもいいのかな」と思っていましたが、朝になると熱は39度台に。生後3カ月の娘が高熱を出していることに、私は一気に不安になりました。

 

その日は祝日で、近くの病院は通常診療をしていませんでした。どうしたらいいのかわからず、子ども医療電話相談事業(#8000/休日・夜間に子どもの症状への対処や受診の必要性について相談できる電話窓口)に電話して、娘の状況を伝えることにしました。

 

救急搬送され、そのまま入院

電話で娘の状態を伝えると、月齢や熱の高さなどから、「すぐに救急車を呼んでください」と案内されました。

 

私は電話を切ると、すぐに救急車を呼びました。その後、娘は救急搬送され、そのまま入院することになりました。

 

病院ではいろいろな検査を受けましたが、すぐには原因がわかりませんでした。熱もなかなか下がらず、原因がわからないまま不安な時間が続きました。

 

 

数日後に見えてきた変化

入院して2日目のことです。娘の目の充血、唇の赤み、指先の赤みが目立つようになっていることに気付きました。そして入院3日目に、川崎病(かわさきびょう/発熱、目の充血、唇や手足の赤みなどが見られることがある、乳幼児に多い病気)と診断され、治療が始まりました。

 

治療が始まってから、ようやく熱が下がり、娘の体調も少しずつ落ち着いていきました。その後、1週間ほどで退院することができました。

 

まとめ

川崎病とわかるまでの数日間は、本当に不安でした。症状が一度に現れるとは限らず、経過を見ながら診断される病気もあるのだと知りました。今でも当時を思い返すと、早い段階で相談できてよかったと感じます。あのとき早めに相談したことで、必要な受診や治療につながったのだと感じた出来事でした。

 

医師による解説:乳児の発熱と川崎病の注意

生後間もない赤ちゃんの高熱は、早めの相談や受診が必要になることがあります。川崎病は症状の出方にも注意が必要です。

 

月齢の低い赤ちゃんの発熱は要注意

特に生後3カ月未満、または3カ月前後の乳児で38度以上の発熱がある場合は、家庭だけで様子を見続けず、医療機関へ相談・受診することが大切です。また、月齢に関わらず、ぐったりしている、哺乳が悪い、顔色が悪い、呼吸が苦しそう、反応が乏しいなどの様子がある場合も注意が必要です。

 

川崎病は症状の変化に注意

川崎病は、主に乳幼児に見られる、全身の血管に炎症が生じる原因不明の病気です。発熱のほか、両目の充血、唇や舌の赤み、発疹、手足の赤みや腫れ、首のリンパ節の腫れなどが見られることがあります。これらの症状は最初からすべてそろうとは限らず、発熱が続く中で少しずつ目立ってくることもあります。日本川崎病学会の診断の手引きでも、発熱日数だけでなく、症状の組み合わせや経過を見て診断することが示されています。

 

赤ちゃんの発熱では、「いつもと違う」と感じた保護者の気付きが診断の手がかりになることがあります。熱の高さだけでなく、目、唇、皮膚、手足の変化、哺乳量、機嫌、呼吸の様子なども観察し、気になる変化があれば医師に伝えるようにしましょう。

 

早めの相談が安心につながることも

赤ちゃんの発熱は、家庭だけで様子を見てよいのか、受診したほうがよいのか迷うことがあります。休日や夜間で受診先に迷う場合には、子ども医療電話相談事業(#8000)を利用することも一つの方法です。ただし、明らかに状態が悪い場合は、#8000を待たずに救急受診や119番通報を検討してください。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:竹内雄毅先生(たけうちファミリークリニック 院長)

著者:大久保ゆき/30代女性・主婦

イラスト:おーちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

 

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