※発達障害とは、脳の働きが関係する障害で、自閉症を含む広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などいくつかの障害が同時に現れることがあります。年齢や生活環境などによっても症状は様々です。
翌日、サエコさんは会社の同僚・郡司さんに「私って発達障害に見える?」と尋ね、「周りの目を気にせず定時退社したりするけど、自分が発達障害かもって思ったことある?」と問いかけ、失礼な発言だと指摘されてしまいます。
さらに、郡司さんが小声で定時退社の理由を話そうとすると、サエコさんは「妊娠だっけ?」「会社からしたらいい迷惑よね」と大声で言ってしまうのです。周囲にも丸聞こえで、「おめでとう」と声をかけられた郡司さん。「まだ初期だから、他部署には口止めしていた」と答えると、周囲は真意を察し、サエコさんの配慮のなさを心配します。そこで上司に相談することを郡司さんは検討するのでした。
上司の言葉で気づいたこと




※つわり(悪阻)は、妊娠初期に多くみられる吐き気や嘔吐、食欲不振などの症状。個人差が大きく、妊婦のほとんどが経験するとされており、妊娠における自然な生理現象です。




上司から、郡司さんの家庭事情について配慮するよう注意を受けたサエコさん。奥さんの悪阻がかなり酷いことを説明され、「悪阻のつらさはわかるでしょう?」と言われ、ようやく相手の大変さを想像したのです。
上司が「やさしく陰から支えてあげましょうよ」と続けると、「たしかに!」と納得したサエコさんなのでした。
サエコさんは、郡司さんの家庭の事情を詳しく聞いたことで、ようやく相手の大変さを想像し、自分の発言を振り返ることができました。
人によって物事の受け止め方や感じ方はさまざまで、ひとつの言動だけでその人の特性を判断することはできません。
悪気がなくても、何気ないひと言が相手を傷つけたり、知られたくない事情を周囲に広めてしまったりすることがあります。自分の価値観だけで判断せず、相手の立場や状況にも目を向けながら言葉を選ぶことを大切にしたいですね。
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ミント
