※発達障害とは、脳の働きが関係する障害で、自閉症を含む広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などいくつかの障害が同時に現れることがあります。年齢や生活環境などによっても症状は様々です。
翌日、サエコさんは会社の同僚・郡司さんに「私って発達障害に見える?」と尋ね、「周りの目を気にせず定時退社するけど、自分が発達障害かもって思ったことある?」と言い、失礼な発言だと指摘されてしまいます。
さらに、郡司さんが小声で定時退社の理由を話そうとすると、サエコさんは「妊娠だっけ?」と大声で言ってしまい、周囲にも丸聞こえ……。「おめでとう」と声をかけられ、「まだ初期だから、他部署には口止めしていた」と答える郡司さん。周囲は真意を察し、サエコさんの配慮のなさを心配します。このことで上司に、注意を受けたサエコさんは、丁寧に説明されると状況を想像することができ、考え方を切り替えられたのでした。
突然の態度の変化に同僚は…













上司との話を終えたサエコさんは、その足で郡司さんのもとへ向かい、謝罪します。突然の態度の変化に、郡司さんは戸惑いを隠せません。
そして、「何か思うことがあって発達障害の話をされたのなら、一度病院で相談してみたらどうですか?」とやさしく言ってくれたのです。郡司さんが「僕でよければいつでも話聞きます」と続けると、サエコさんはその言葉を素直に受け取り、うれしそうにするのでした。
サエコさんは、そのときそのときで思ったままに行動しており、そこに嘘や悪意はありません。しかし、「悪気がないこと」と「相手を傷つけないこと」は同じではありません。
なお、現時点ではサエコさんが発達障害と診断されたわけではありません。発達障害の特性には個人差もあるため、今回の言動だけで判断することはできません。
今回、サエコさんは上司から具体的に指摘されたことで、自分の言動を振り返り、郡司さんに謝ることができました。自分に悪気がなかったとしても、相手がどう感じたのかに目を向け、必要であれば自分の言動を見直すことが大切なのではないでしょうか。
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ミント
