※発達障害とは、脳の働きが関係する障害で、自閉症を含む広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などいくつかの障害が同時に現れることがあります。年齢や生活環境などによっても症状は様々です。
翌日、サエコさんは会社の同僚・郡司さんに「私って発達障害に見える?」と尋ね、さらに、配慮に欠けた発言がきっかけで上司に注意を受けることになります。上司の説明で相手の立場を理解すると、郡司さんへ謝罪するサエコさん。急な態度の変化に驚く郡司さんでしたが、発達障害が気になるならと、病院などへ相談することを提案しました。
気になったサエコさんは、自宅で医療機関を検索します。しかし、その様子を見た夫は、「調べなくていい!」と言って強引にパソコンを閉じるのでした。
これまでの言動を振り返る妻














「姫子に何か言われたのか?」と夫に問い詰められるサエコさん。姫子ちゃんの涙がずっと気になっていたことや、同僚に相談した際、「一度病院で相談してみたら」と勧められたことを打ち明けます。
しかし夫は、「とにかく行かなくていい」と拒むばかり。サエコさんは、姫子ちゃんの涙だけでなく、警察沙汰になったことや上司に注意されたことを振り返り、「今までもずっと知らないうちに人を傷つけてきたかもしれない」と不安な胸の内を明かすのでした。
これまで自分の言動を振り返ることのなかったサエコさんが、「もしかしたら、知らないうちに人を傷つけてきたのかもしれない」と考え、自分自身と向き合おうとし始めたことは大きな変化です。
発達障害の特性には個人差があり、今回のサエコさんの言動だけで判断できるものではありません。それでも、本人が自分のことを知りたい、不安を解消したいと思っているのであれば、その気持ちを否定せず、必要に応じて専門家に相談するという選択肢もあります。
夫には「違う」と決めつけて話を終わらせるのではなく、まずはサエコさんがなぜ不安を感じているのか、その思いに耳を傾けてほしいですね。パートナーが悩んでいるときこそ、一方的に答えを決めるのではなく、一緒に考えていく姿勢を大切にしたいものです。
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ミント
