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「営業をやってみないか?」翻訳担当だった私。43歳で訪れた転機に戸惑ったワケ

私は36歳で現在の会社に転職しました。最初は英語・日本語翻訳という担当で雇用されたのですが、43歳のときに営業職をやってみないかと言われ、突然のキャリアチェンジのオファーにビックリ! それまでのキャリアで営業職に就いたことはありませんでしたが、悩んだ結果、新しい職務に挑戦することに。加齢と闘いながら人生初の営業職に40代でチャレンジした体験談です。

 

36歳で前職とは異なる分野の会社に転職

現在の会社に転職したのは36歳のときでした。それまで勤務していた会社をリストラで退職することになり、2カ月間くらいの転職活動を経て転職したのです。転職した会社は外資系企業で、応募したポジションは英語と日本語の翻訳。100%内勤の仕事でした。

 

私にとってはまったく新しい分野での仕事で、最初は業界のことを学ぶのに必死。業界内の関係性から、使われている業界用語まで、初めて知ることがたくさんあり、毎日が残業しながら勉強の日々でした。

 

当時のオフィスは小規模でビジネスのサイズに対して人員が不足しており、私も翻訳担当のはずがカスタマーケア、イベント担当、マーケティング資料作成など、担当業務が広がっていきました。

 

さまざまな業務を担当していくうちに、業界や扱っているサービスについて学び、なじみのお客さまも増えてどんどん仕事がおもしろいと感じるようになりました。会社の上司にも信頼してもらえるようになってきたと感じ始めていた矢先、会社に勤めて7年目を迎えたタイミングで上司から「営業をやってみないか?」と言われたのです。

 

43歳で訪れたキャリアチェンジの機会

私はそれまでのキャリアの中で営業職に就いたことはありませんでした。しかも外資系企業での営業の厳しさはうわさに聞いていたので、営業職のオファーを受けるべきか否かで悩みました。仕事の厳しさとは別に、43歳という自分の年齢でまったく新しい職務に挑戦できるのか?という点にも不安があったのです。

 

43歳という年齢は、更年期を意識し始める時期でもあります。営業職となると出張も多く、仕事量は大きく増えることが想像でき、体力的にも厳しくなるだろうと感じました。不安のほうが大きかったというのが正直な気持ちでした。

 

悩んだ結果、営業職への職務転換について伯母に相談してみることにしました。伯母は大企業で定年まで勤め上げ、当時としては珍しく、女性で課長にまでなったキャリアの持ち主でした。年齢による体や働き方の変化と向き合いながら、企業で働く厳しさを知っている人でした。

 

43歳での営業職挑戦について、伯母は「40代後半から50代にかけては体の変化を感じやすい時期だから、無理をし過ぎない工夫は必要。でも、新しいことにチャレンジするのはやりがいもあるし、やってみたいのなら応援する」と言ってくれました。その言葉を受けて、営業職のオファーを受けることを決めたのです。

 

 

チャレンジによる責務と加齢との戦い

営業職はまったく新しい世界でした。法人営業担当として、名の知れた大企業を相手に、それまでの経験や知識を総動員し、信用・信頼を得ながらサービスを導入してもらう仕事です。お客さまとなる新しい企業やその担当者との仕事にはやりがいを感じる一方で、プレッシャーや責任も重く、53歳の今、人生で一番忙しく働いているように思います。

 

そして、10年前の伯母の言葉通り、体力的にはキツいものです。例えば、更年期に見られる症状の一つとされるホットフラッシュに悩まされながら、日帰りで大阪や神戸に出張に行くことはこたえました。40代までは1日に複数のアポイントを入れてお客さま訪問をしていましたが、50代になると体力的に厳しくなり1日1つをしっかりこなすように方針転換しました。

 

また、年齢を重ねるにつれて、以前より理解や記憶に時間がかかると感じるようになり、新しい商品やサービスを学ぶのにも時間がかかるようになりました。営業として、扱う商品やサービスを十分に理解できていない状態は避けたいところです。お客さまに迷惑をかけることのないように、わからないことや理解できないことは恥ずかしがらず周囲のわかっている人に教えてもらうようにしています。

 

まとめ

キャリアチェンジの相談をしたときに伯母が言ってくれたように、体の変化を感じながら営業の職務を果たすことは容易ではありません。以前より理解や記憶に時間がかかると感じることもあり、体力的にも厳しいなぁと思う場面はしばしばあります。しかし、年齢を重ねても新しいことにチャレンジするチャンスをもらえたことは、とてもありがたいとも感じています。

 

それまで自分が担当してきた翻訳業務やイベント担当、カスタマーケアなどの職務をしっかりこなしてきたからこそ、新しいポジションのオファーがいただけたのだと思っています。お客さまとの打ち合わせや社内ミーティングのスケジュールを工夫し、キャパオーバーにならないよう心掛けながら、これからも頑張ろうと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※AI生成画像を使用しています

 

著者:鈴木 たえこ/50代。更年期と戦いながら外資系企業で働く営業ウーマン。若い子に置いて行かれないように必死で頑張るも、年齢のせいか最近は物覚えの悪さに拍車がかかり、厳しい毎日。家族は夫と猫1匹

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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