ママ友「私はビジネスクラス♡貧乏人には一生無理」空港でバカにされた私→搭乗後、ママ友が凍りついた理由とは

わが家は夫と娘の3人暮らし。しかし夫は出張が多く、普段は幼稚園に通う娘とほぼ2人で生活していました。ワンオペ育児は決してラクではありませんでしたが、ようやく仕事にも復帰し、家事と育児、そして仕事に追われる日々を送っていました。
そんななか、久しぶりに家族そろって旅行に行けることに。私はその日を楽しみにしていたのですが……。
長期休暇を前に、夫と相談して海外旅行を計画していた私。普段は離れて過ごす時間が長いからこそ、家族で過ごせる時間はとても貴重でした。
娘も幼稚園で仲の良い友だちができ、毎日楽しそうに通っていました。私自身もその娘の友だちのママたちと自然と仲良くなり、穏やかな日常が続いていたのです。
そんななかで、ひとりだけ頭を悩ませていた存在がいました。それは、転園してきたばかりのあるママ友です。
関わりたくないママ友の存在
そのママ友は何かにつけて、自分が優位に立とうとする人でした。
ある日、お迎えの際に「今夜はハンバーグにするの」「うちは生姜焼きかなぁ」などと話していたときのこと。例のママ友はいつの間にか会話に入ってきて、「みんな質素な夕飯ね。うちはA5ランクの黒毛和牛のサーロインステーキにする予定」と当然のように言い放ったのです。
私も含め、みんなできるだけ関わらないようにしていましたが、同じ幼稚園、同じ生活圏ということもあり、顔を合わせないわけにはいきませんでした。
別の日のお迎えの際、私の服装をじろじろと見てきた例のママ友。
「珍しいお洋服ね。どこのブランド?」
その言い方には明らかな含みがありました。私が「近所で買ったノーブランドの服ですよ」と答えると、彼女は続けて「へぇ……うちは家族みんな上質な一流ブランドの服しか着ないから、近所で適当に買う感覚がわからないなぁ」「明日から、お買い物のためにヨーロッパへ行くの」と自慢げに話してきたのです。
そのとき、横で話を聞いていたうちの娘が無邪気に言いました。
「私も明日から旅行に行くよ。ヨーロッパ!」
一瞬、彼女は驚いたような顔をしましたが、すぐに笑みを浮かべて言いました。
「日本でもヨーロッパっぽいところはたくさんあるものね」
「本当のヨーロッパとは全然違うけど……あなたたちには十分なんじゃない?」
どうやら、ヨーロッパの雰囲気を味わえる国内の観光スポットに遊びに行くのだろうと決めつけているようです。私は苦笑いを浮かべ、その場をやり過ごすしかありませんでした。
空港での再会
翌日、空港で搭乗を待っていると、例のママ友と出くわしてしまいました。彼女は驚いたように目を見開いたあと、腕を組んで鼻を鳴らし、こう言ってきたのです。
「本当に海外旅行に行くの? 無理してるんじゃない?」
「もしかして宝くじでも当たった?」
さらに彼女は自分の搭乗券をひらひらと見せて、「私たちはビジネスクラスだから、ゆったり過ごせるけど……エコノミーはさぞかし窮屈なんでしょうね」「まぁ、お金がない人には、一生ビジネスクラスとは無縁ね!」と言ってきました。
正直、言い返す気にもなれませんでした。私が黙っているのを見て、彼女は満足そうに去っていったのです。
やがて搭乗口で「Group1のお客様を飛行機へご案内いたします」というアナウンスが流れました。私と娘がゲートへ向かおうとすると、横から例のママ友が慌てて割って入ってきたのです。
「ちょっと! あなたたち、どこへ行くつもり? エコノミーはまだ呼ばれてないでしょ。恥ずかしいわねぇ」
周囲の注目を集めるほど大きな声で私を引き止める彼女。しかし、私が黙って提示した「Group1」と印字された搭乗券を見たゲートの係員さんは、丁寧な会釈とともに私たちを通してくれました。
あっけにとられる彼女を後に、私たちは一足先に機内へ。
私たちが座席で荷物を整理していたときです。後から搭乗してきた彼女が、ビジネスクラスの座席より前方にいる私たちの姿を見つけ、信じられないといった様子で私の席に近づいてきて、声を張り上げました。
「ちょっと! あなたたち、何やってるの!? そっちはファーストクラスよ! 勝手に座ったら大変なことになるわよ!」
彼女は、私たちが座席を間違えていると思い込んだようでした。
実は夫は航空会社でパイロットとして働いていました。今回は夫の勤務先の便を利用していたのですが、当日、予約していた座席の都合から、空席のあったファーストクラスへ変更してもらえることになったのです。
すると、搭乗前に仕事の電話をしていた夫が、少し遅れて私たちの席へやって来ました。
「パパ、今日はこの飛行機を操縦しないの?」
娘が無邪気に尋ねると、夫は笑いながら「今日はお休みだから、パパもみんなと一緒に旅行を楽しむんだよ」と答えました。
その様子を見ていたママ友は、制服姿の夫と私たちを何度も見比べ、言葉を失っていました。
そして、「旦那さんがパイロットだって、どうして黙ってたのよ! どうせビジネスクラスの私をバカにしてたんでしょ!?」と捨て台詞を残し、そのまま逃げるように自分の席へと戻っていったのでした。
再び穏やかな日常へ
後日、ほかのママ友から例のママ友の話を聞いたのですが……旅行中に高額な買い物を重ねたことで家計の問題が表面化し、夫婦間で大きなトラブルに発展したそうです。話し合いの末、別居という形になったと聞きました。
以前から周囲とのトラブルが絶えなかったお子さんも、旦那さんに引き取られて転園。幼稚園の雰囲気は、以前のような穏やかさを取り戻しました。子どもたち同士のトラブルも減り、娘も安心して通える環境になったと感じています。
◇ ◇ ◇
人と比べて優位に立ったところで、小さな優越感を覚えて終わるだけ。今回のような狭い世界では、ただの井の中の蛙になってしまいます。
今回の出来事を通して、私は改めて「自分たちのペースで生活することの大切さ」を実感しました。無理に張り合うのではなく、適度な距離を保ちながら関わること。それが、日々を穏やかに過ごすためには大切なのだと思います。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、家族旅行を見下してきたママ友と空港で再会。女性たちを「エコノミーでしょ」と決めつけていましたが、実際はファーストクラスに搭乗すると知り、言葉を失うのでした。
続く2つ目のエピソードでは、義母から「家族ではない」と見下され続けていた女性が登場します。高級旅館への家族旅行でも、義母は女性を留守番と子守役にしようとしますが、実際に置いていかれたのは義母のほうで……。
私を嫌う義母「旅行は家族水入らずで。嫁のあんたは留守番!」私「私も旅行中です」直後、義母が真っ青に

結婚して半年ほど経ったころ。義母から、前日に行われた義家族との食事会について、突然連絡がありました。
食事会に参加した私に、義母が放ったひと言
私は夫に誘われて参加しただけだったのですが、義母は不機嫌そうに「あなたは呼んでいない」「どうして来たのか」と責めてきたのです。さらに、あの食事会は自分が企画した家族の集まりであり、声がかかっていないのなら普通は遠慮するものだとも言われました。
私はその場で初めて、あの食事会が義母主催だったことを知りました。知らなかったとはいえ軽率だったのかもしれないと思い謝りましたが、義母の言葉はそこで終わりませんでした。
「結婚して半年も経つのに、まだわからないの? 月に1度の食事会は家族だけで楽しみたいのよ」
そう言われ、胸がざわつきました。結婚した以上、私も家族の一員だと思っていたからです。勇気を出してそう伝えると、義母はあっさり「私とあなたは血がつながっていない」と言い放ったのです。
義姉の夫も同じ立場ではないかと尋ねると、義母は「娘の夫はもう家族として認めている」ときっぱり。子どもがいること、それなりの収入があること、家柄や学歴も申し分ないこと――そんな理由を並べたあとで、「でもあなたは違う」と続けたのです。
「釣り合わない」義母が私を認めない理由
義母が問題にしていたのは、私が大学を出ていないことだけではありませんでした。母子家庭で育ったことまで持ち出し、「母子家庭で育ったあなたには、教養も足りないでしょう。自分たちとは釣り合わないのよ」と見下してきたのです。
義母が選ぶようなレストランは私には場違いで、食事のマナーも知らないだろう……。そう決めつけられ、私は言葉を失いました。社会人になってから必要なマナーは学んできたつもりでしたし、実際に何か失礼な振る舞いをした覚えもありません。
以前も義母から同じような扱いを受け、夫が義母に注意したことがありました。そのとき義母は一応謝ってくれたのですが、今回あらためて話を聞くと、あれは息子の手前そうしただけで、本心では何も変わっていなかったようです。
本来なら息子にはもっと高学歴で優秀な女性と結婚してほしかった――と言われ、私は「いつか認めてもらえるように頑張ります」と返すしかありませんでした。けれど義母は、「そんな日なんて来ない」と言い切ったのです。
家族旅行の計画で突きつけられた現実
それから1カ月後、義母から高級フルーツの詰め合わせが届きました。お礼の連絡をすると、「それは息子に食べさせてあげてね。決してあなたのために送ったわけじゃないから」と、念を押されました。
その流れで、義母は2週間後に控えた家族旅行の話を始めました。夫から、私も一緒に行けると聞いていた私は、参加を許してもらえたのだと思って素直にうれしくなりました。ところが義母は、信じられないことを言ったのです。
私に与えられていた役割は、旅行への参加ではなく、義姉の子どもたちの子守でした。今回の旅行先は「大人向けの高級旅館」だから、私は子どもたちの面倒を見ながら留守番していなさい、というのです。さらに義母からは、「夫がまた勝手にあなたを誘おうとしているみたいだけれど、今回は本当に無理だから」と言われてしまったのでした。
「私も旅行中です」義母に告げた本当のこと
旅行当日。義母から「今日は天気が良くて旅行日和ね」「家族水入らずで楽しんでくるわ」と、わざわざ連絡が届きました。私が留守番で子守をしていると思い込み、嫌味を言うためだったのでしょう。私は、そのメッセージに返信しました。
私も今、家族と旅行中です――と。
義母はすぐに、「家族と旅行中とはどういうこと? まさか、実母と一緒に義姉の子どもたちを勝手に連れ出したの?」と問い詰めてきました。どうやら義母は、私が夫たちとは別に旅行へ出かけていると思ったようです。しかし実際には、私は夫と義姉一家と一緒に、別の温泉地へ旅行に来ていました。
私は、義母には申し訳ないと思いながらも、本当のことを伝えました。実は1週間前の時点で、夫や義姉たちは「義母とは旅行に行かない」と決めていたのです。義母の普段からの言動、特に私だけを露骨に仲間外れにする態度に、みんな限界を感じていました。
義姉もまた、自分の子どもを私に押しつけてまで旅行に行くつもりはなかったそうです。夫も、私だけを除け者にする義母のやり方を以前から問題だと感じており、今回は義母の言うとおりにはしないと決めていました。もともと夫は、義母を含めた全員分の新幹線と旅館を予約していました。しかし、義母の分だけはそのまま残し、私たちは別の温泉地へ行くよう予定を変更していたとのことです。
義母は「あの子たちは乗り気だった」と言っていましたが、それは義母に気づかれないための演技だったようです。待ち合わせ場所に誰も現れず、義母はようやく、自分だけが置いていかれたのだと気づいたのでした。
「嫁として認める」今さら謝る義母に私は
旅行から戻ったあと、家族であらためて話し合いの場を持ちました。そこで夫も義姉も、義母とは距離を置くとはっきり伝えたのです。数日後、義母は私に連絡してきました。今までのことを謝りたい、これからは私を嫁として認めるつもりだ、と。
けれど私は、その言葉を素直に受け取ることができませんでした。結婚してから、私は義母に「家族ではない」「自分たちとは釣り合わない」と突き放されてきました。今さら認めると言われても、私の傷が消えるわけではありません。
義母は、「ここまで譲歩しているのに」「水に流すのが大人の対応でしょう」と言いましたが、その言い方自体が何もわかっていない証拠です。私は、これ以上関わるつもりはないと静かに伝えました。事前に相談していた夫も私の気持ちを理解しており、義姉も無理に関係を続ける必要はないと言ってくれていました。
義母は最終的に、息子や娘に縁を切られたらひとりになる、家を継ぐ人がいなくなると取り乱していました。けれど、家柄や立場ばかりを気にして人の心を踏みにじってきた結果、いちばん大切な家族の信頼を失ったのは義母自身です。
その後、義母を見かけた近所の人の話では、以前よりずいぶん覇気がなくなっていたそうです。先日の家族旅行は、私にとって忘れられない時間になりました。いつも支えてくれる夫、さりげなく寄り添ってくれる義姉、たくさんのやさしい人たちに囲まれていることが、何より幸せだと心から感じています。
◇ ◇ ◇
家族だからといって、相手を見下したり、傷つけたりしていいわけではありませんよね。大切なのは、家柄や学歴、立場ではなく、相手をひとりの人として尊重する気持ちなのかもしれません。身近な関係だからこそ、思いやりのある言葉や態度を忘れずにいたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回は、旅行をめぐって相手を見下した人たちが、自分の言動によって思わぬ形で立場を失うエピソードをご紹介しました。
旅行先や座席のクラス、宿泊先のランクを理由に相手を下に見たり、家族旅行を自分の思い通りに動かすために利用したりするのは、相手を傷つける行動です。楽しいはずの旅行を、誰かを見下したり仲間外れにしたりする場にしてしまえば、周囲からの信頼を失ってしまうのも当然ですよね。
旅行は、本来なら大切な人たちと楽しい時間を過ごすためのものです。人と比べて優越感に浸るのではなく、相手を尊重しながら、自分たちらしく過ごすことを大切にしたいですね。