記事サムネイル画像

夫婦で義実家へ→いつも優しい義母「二度と来るな!」私が凍りつく中、夫だけが顔面蒼白になったワケ

当時、私は30代のパート主婦でした。夫とはかつての仕事場で出会い、彼からの猛アプローチを受けて結婚に至りました。子どもはいませんでしたが、二人で穏やかに暮らしていると思っていました。

やさしい義母に言えなかった夫の裏切り

義実家は、自宅から5分のところにあり、料理上手な義母から料理を教わる「お義母さんの料理教室」が私の毎週末の楽しみでした。実の両親は私にはあまり興味を持たず、今は疎遠になってしまっていたので、義両親の温かさが何よりも心地良かったのです。ある日、義母とお昼を食べていると「何か悩んでることがあるんじゃないの?」と声をかけてくれたことがありました。

 

事実、私は夫の行動に悩んでいました。その頃、彼の残業や休日出勤が急激に増え、帰宅時には甘い女性の香水の香りがすることがあったのです。さらに、洗濯に出された彼のスーツのポケットからは、高級ホテルのディナーレシートが見つかりました。


夫の浮気はほぼ確実な状況でしたが、離婚することで大好きな義両親との関係が終わってしまうかもしれないと思うと、どうしても義母に悩みを打ち明けることができませんでした。それでも義母は「悩みごとがあればいつでも相談して。また遊びにきてね。ここはあなたの家でもあるんだから」とやさしく言ってくれていたのです。

 

義実家で「二度と来るな!」激怒した義母の本当の標的

ある週末、夫と2人で義実家を訪れたときのことです。玄関を開けるなり、いつもはやさしい義母の態度が一変していました。「二度と来るな!」と、ものすごい剣幕で怒鳴りつけてきたのです。

 

突然の拒絶に私が戸惑っていると、義母は私の隣にいた夫をキッと睨みつけ、「あんたに言ってるのよ! 別の女と腕を組んで歩いているのを見たわよ!」と激しい怒りを爆発させました。


夫が「えっ……」と顔面蒼白になって動揺する中、義母は私に向き直りました。「私たちは家族なのに、どうして一人で抱え込んでいたの……。気づいてあげられなくてごめんなさいね」と、ボロボロと涙を流しながら私を強く抱きしめてくれたのです。私を突き放したように見えた強い言葉は、実の息子がしでかした裏切りへの激しい怒りからでした。
義母の深いやさしさに触れ、私の目からも涙が溢れました。

 

義両親と共に下した決断と、浮気夫の末路

騒ぎを聞きつけた義父も、険しい表情でリビングに現れました。そして無言のまま、テーブルに数枚の写真をバサリと投げ捨てたのです。それは、義父が不審に思って密かに探偵を雇い上げていた、夫と見知らぬ女性がホテルへ入っていく決定的な証拠写真でした。

 

義父の静かな怒りに圧倒されて言葉を失う夫に対し、私もこれまでずっと手帳に隠し持っていた、香水の匂いが染み付いた高級ホテルのレシートを突きつけました。逃げ場を失った夫は顔面蒼白になり、汗をダラダラと流しながら「ち、違うんだ! ほんの出来心で遊んでいただけなんだ!」と見苦しい言い訳を始めました。しかし、散々私を裏切りながら保身に走るその姿を見て、私の中にあったわずかな情も完全に冷めきってしまったのです。


すかさず義父が「お前のような最低な息子は、金輪際うちの敷居を跨ぐな!」と一喝し、義母も「さっさと出て行きなさい」と冷たく突き放しました。誰の味方にもなってもらえないと悟った夫は肩を落とし、私たちはその日のうちに離婚を確約。その後は弁護士を介してしっかりと法的な手続きを踏み、夫とその浮気相手の女性の両方から、相場通りの正当な慰謝料をきっちりと回収しました。


元夫は、私と両親からの信用を同時に失い、さらには多額の慰謝料の支払いで生活が一気に困窮することになりました。頼みの綱だった浮気相手の女性も、元夫のお金目当てだったらしく、金回りが悪くなった途端に「慰謝料のせいで私の人生まで狂った」とあっさり彼を捨てて逃げたそうです。義両親からは連絡先すらブロックされて完全に絶縁状態となり、今は築年数の古い小さなアパートで、自業自得とはいえ誰にも相手にされない孤独で惨めな日々を送っていると風の噂で聞きました。


無事に離婚が成立した後、私は心機一転、これまで住んでいたエリアからは少し離れた場所で新しい家を借り、パートから正社員の仕事へと転職を果たしました。義両親からは「あんなバカ息子は忘れて、これからは自分の幸せのために生きなさい。でも、ずっと実の娘のように思っているから、たまには遊びにおいで」と温かい言葉をかけてもらい、晴れやかな気持ちで新生活をスタートさせました。


結婚生活はうまくいきませんでしたが、義両親との素晴らしい出会いには変わりありません。この大切な縁をこれからも大事にしながら、新しい職場で充実した毎日を送り、私は今、前向きに歩み始めることができています。
 

◇ ◇ ◇

大切な人との関係を失うのが怖くて、つらいことを一人で抱え込んでしまうこともあるでしょう。しかし、ひとりで耐え続けることで苦しさが大きくなってしまうことも。信頼できる人に気持ちを打ち明けたり、必要に応じて専門家を頼ったりすることも、自分自身を守るためには大切なのかもしれません。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

この記事の著者
著者プロファイル

ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

読者からの体験談をお届けします。

同じ著者の連載

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

エンタメの新着記事

PICKUP