トイトレ中の失敗談は数多くあるものの、保育園帰りの失敗は私にとって今でも忘れられない経験の1つです。布パンツを履いていることを知らないまま保育園帰りにお散歩へ行き、漏らしてしまった娘。保育園から帰るときは確認が大事だな、と思ったトイトレ失敗談をご紹介します。
保育園に任せきりだったトイトレ
1歳半から保育園に通い始め、2歳半を過ぎたころから保育園でトイトレをしていた娘。第1子だったこともあり、トイトレ開始のタイミングも進め方もわからず、保育園の先生がリードしてくれることを頼りにしていました。
トイトレがどのぐらい進んでいるかもわからず、先生に言われるがままに布パンツと紙おむつを園に持って行く日々。家にいるときは紙おむつで過ごすのが当たり前で、布パンツは保育園でしか履かせていませんでした。
保育園帰りのお散歩中におもらし
いつも通り保育園へ娘を迎えに行き、その日も特に先生からの伝達事項もなく降園。そのころ、家へ帰る前に近所を散歩することにハマっていた娘は、その日も歩きたいと言い出したのでお散歩することに。もうすぐ家、というときに「おしっこ」と言い出したのですが、家に帰ってからトイレに行きたいという意味だと思い、そのまま帰宅しました。
家に着いて、トイレへ行こうとすると娘のズボンがびしょびしょになっていてびっくり! 登園時は紙パンツでしたが、保育園で布パンツに履き替えたまま降園していたことに、そのとき初めて気が付いたのでした。
園でのトイトレが順調だったから、その日は布パンツで帰ってきたのか、単純に紙おむつに履き替えるのを忘れていたのか、理由は不明。「事前に先生にトイトレの進み具合やそのときに何を履かせているか聞いていたら……」「娘が『トイレ』と言ったときにトイレへ連れて行ってあげていれば……」そう思っても後の祭りでした。
先生と少しでも話をしていればよかった!
娘が通っている保育園は、日々わが子がどのように過ごしているのか個別に連絡されることがあまりありませんでした。連絡帳はあるものの、トイトレの進捗状況については何の記載もありません。週に2回程度、その日に何をして遊んだかざっくりとコメントが書かれるくらい。教室の前にあるホワイトボードに書かれている「今日の様子」だけが、その日の活動内容を知る術で、娘がどんな様子だったのかなかなか把握しにくいと思っていました。お迎えが集中する夕方は、先生と話すチャンスがあまりなく、さらにはトイトレの進行具合についても確認する習慣がなかった私。
この失敗をもとに、ちょっとでもいいから毎日先生と話す機会を持とうと、改めて思いました。それ以来、「今日はどんな様子でしたか?」「変わったことはありませんでしたか?」と声をかけるようにし、先生と密にコミュニケーションを取ることで娘の様子を把握するよう努めています。
保育園に通いながらのトイトレは、先生との密な連絡が大切! トイトレ以外でも、とにかく先生と接点を持つよう意識し、離れて過ごしている間の娘の様子を把握しようと思いました。先生にとっても、保護者が何を疑問に思っているかはわからないもの。情報が発信されるのをただ待つのではなく、自分から発信していくよう改めるきっかけとなった体験でした。
著者:金谷ともみ
第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。