男子厨房に入らずを地で行く元義父
この世代の男性が全員そうだとは思いませんが、元義父は「男子厨房に入らず」という言葉そのままの人でした。
キツイ表現や、少し無神経なことを言われたりすることがあったのです。
私と元義母を比べて…?
元義母は体が丈夫な人でした。もちろん、年齢を重ねてきて年相応の老いはありましたが、それでも元気でした。元義母は、生理痛で苦しんだことがなかったよう。しかし私は生理中はめまいもあり、食べるものなどいろいろと工夫するようにしています。
ところが、元義父は元義母の様子を見ていたからか、私が生理中に体調が悪くてもお構いなし。
元義父は「母さん(元義母)は生理でつらいなんて言ったことない」「具合が悪くて横になるなんて、たかが生理で甘えてる」と衝撃発言をしたのです。
堪忍袋の尾は何度でも切れる
最初のころは、そんな元義父を元義母がたしなめてくれないことを不思議に思っていました。でも長年一緒に暮らしてきた元義母は、「何を言っても考えは変わらない」と受け止めているようでした。
私は元義母のように割り切ることはできず、無神経な言葉を聞くたびに悲しい気持ちに。それでも言い返さなかったのは、言い争いになってもお互い嫌な思いをするだけだと思ったからです。
そんなとき、元夫だけは「人によって生理の症状は違うんだから、比べるものじゃないよ」と私の体調を気づかってくれて……その言葉に、私は何度も救われました。
◇ ◇ ◇ ◇
生理の症状は人それぞれで、同じ女性同士でも大きく異なります。だからこそ、自分や身近な人の経験だけで「大したことない」と決めつけないことが大切なのだと改めて感じました。少しずつでも生理について正しい知識が広まり、つらさを理解しようとする人が増えていけば、無神経な言葉に傷つく人も減っていくのではないかと思った経験でした。
著者:浦部さくら/50代女性・子育てが一段落したアラフィフ。若いころから鉄欠乏症に悩まされ続けてきたことがきっかけでちょっとした健康オタクに。結婚、出産、育児、健康など経験してきたことや興味のあることなどを突き止めたレポートを執筆中。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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