夫「愛人と住むから出てけ!」私「いいよ♪3人で暮らそ」勝ち誇る2人をドン底に落とした私の反撃

私は夫と2人暮らしで、5LDKの広い一軒家に住んでいます。結婚を機に引っ越してきたこの家は、子どもができてもゆとりを持って暮らせるだろうと思って選んだものでした。
しかし、なかなか子宝には恵まれず、夫婦2人で暮らすには広すぎるこの家に、私は次第にさみしさを感じるようになっていきました。
最近の夫は仕事が忙しいようで、平日は夜遅くに帰宅し、週末も出張ばかり。しかし不思議なことに、給料はまったく変わりません。そのうえ、ただでさえ家にいる時間が少ないのに、在宅中もコソコソとスマホばかり見ているのです。
「まさか、不倫……?」
そんな不安を抱えていたある日、事件が起きました。
不倫相手を連れてきた夫がまさかの宣言
ある日、私の祖父から突然電話がかかってきました。なんと、夫が若い女性とカフェで不倫デートをしていたというのです。
「さみしい思いをさせてごめんな。離婚して、必ず君を妻にするから」夫はそんな甘い言葉を、不倫相手に何度もささやいていたのだとか……。驚いた祖父がその場で夫に声をかけて問い詰めると、夫と不倫相手は開き直り、「再婚して、2人であの広い家に住む!」と堂々と宣言したそうです。
そんな2人の態度に祖父は激怒し、私に報告してくれたのでした。そして、祖父から連絡を受けたその日の夕方。夫が例の不倫相手を連れて帰宅したのです。
「俺たちのこと、もう聞いているよな?」開口一番、そう言い放つ夫。その隣では、不倫相手が勝ち誇ったような笑みを浮かべています。
「彼女と再婚して、この家に住む。2人で新しい生活を始めたいんだ。お前とは離婚する!」あまりにも身勝手な夫の言葉に、私は言葉を失いました。正直、この時点で夫への愛情は完全に冷めていました。しかし、だからといって黙っているわけにはいきません。
「3人で住もっ♪」妻が明かした“家の真実”
「わかった! じゃあ3人で住もっ♪」
私はにっこりとほほ笑み、2人にそう言いました。予想外の返答だったのか、夫はすっとんきょうな声を上げます。
「離婚も、この家に2人が住むこともOKよ! これからは3人で一緒に暮らしましょう!」私がそう続けると、状況が飲み込めないのか、2人はポカンとした顔で私を見つめていました。
実はこの家は、夫のものではなく私の祖父のもの。夫と結婚する前から、私は祖父に家賃を支払い、この家を借りていました。ところが夫は、この家を私たち夫婦が譲り受けたものだと思い込み、なぜか自分の家だと勘違いしていたようです。あまりの無知ぶりに、私はあきれ果ててしまいました。
私が家の事情を洗いざらい話して聞かせると、不倫相手はみるみる顔色を変えました。
「あんた、お金も払っていないのに、この家を自分のものだと思い込んで、私に一緒に住もうって言ったわけ!?」
ものすごい剣幕で夫を責め立てる不倫相手。その豹変ぶりに、夫は大慌てです。どうやら不倫相手は、広い一軒家に住んでいる夫のことを、お金持ちだと勘違いしていた様子。つまり、お金目当てだったのでしょう。さらに私が、夫の給料は私の半分以下だと教えてあげると、不倫相手は大激怒。
「貧乏なおじさんと結婚なんて無理!」そう吐き捨てるように言うと、夫は「だまされた……」と膝から崩れ落ちました。私はその場で離婚を宣言し、2人を家から追い出すことに。こうして私の反撃は、大成功に終わったのです。
不倫相手と破局した夫「離婚したくない」
その後、夫は「離婚したくない」と泣きついてきましたが、もう手遅れ。夫を許すつもりはありませんでした。弁護士を交えて話し合い、ほどなくして離婚が成立。夫と不倫相手の双方から、慰謝料を受け取ることができました。
夫は、不倫相手ともすぐに破局。慰謝料の支払いなどで経済的にも苦しくなり、今は古いアパートでひとりさみしく暮らしているそうです。そして、不倫したことをひどく後悔しているのだとか。
一方、私は祖父から借りていた家を出て、単身者用のマンションで新しい生活をスタート。狭いけれど落ち着く空間で、充実した日々を過ごしています。祖父もときどき遊びに来てくれます。これからは、そばにいてくれる家族を大切にしながら、穏やかに暮らしていきたいと思います。
◇ ◇ ◇
夫婦で築いた家庭を軽く考え、不倫相手との新しい生活に浮かれていた夫。しかし、自分勝手な言動の先に待っていたのは、すべてを失う結末でした。信頼は一度失うと簡単には取り戻せません。目先の欲に流されず、本当に大切なものは何かを考えて行動したいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、不倫相手とこの家に住むつもりだった夫が、家の本当の持ち主を知って撃沈。不倫相手にも見限られるのでした。
続く2つ目のエピソードでは、義母の介護を妻に任せきりにしていた夫が、不倫相手との再婚を理由に「出ていけ」と迫ります。ところが、夫が新しい嫁を迎えるつもりだった家は、すでに義母の名義になっていて……。
不倫夫「新しい嫁が来るから出ていけ!」→私「追い出されるのは誰かな♡」復讐の幕開け

義実家に同居し、義母の在宅介護が始まったのは、義母の足腰が弱くなり、杖なしでは歩けなくなったころのことでした。
義母は頭がしっかりしており、自宅で過ごすことを強く望んでいました。
そんな義母の介護は、夫と協力すれば在宅で支えられる範囲だと思っていたのですが、夫は「俺には仕事がある」のひと言で、介護に関わることを拒否。その結果、病院への付き添いや入浴介助、日々の身の回りのお世話まで、そのすべてが私の肩にのしかかりました。
それでも私は、いつか夫も変わってくれると信じていたのです。
最初のうちは仕方がないと思っていました。私にできることはやろうと思っていたのです。
しかし私が年に一度の帰省を申し出ても、その間の介護すら引き受けようとしません。ヘルパーを雇えばいいだろう、と突き放されるだけでした。
私は介護に専念するためにパートを辞め、収入を失っていました。にもかかわらず、夫からは専業主婦を見下すような言葉を投げられる日々。家計を支えてもらっている負い目もあり、私はうまく言い返すことができずにいたのです。
風邪をひいても介護は私…
ある日、私は風邪をひいて体調を崩しました。義母のお世話もあるので早く帰ってきてほしいと夫に連絡しましたが、返ってきたのは「俺に頼るなよ」という冷たいひと言。
風邪をひいたのは自己管理が悪いからだと責められ、義母に風邪がうつったらどうするんだと追い打ちをかけられました。結局体調が悪くても義母の介護は休めず、十分に休むことができませんでした。
そのころから、夫が帰宅しない夜が目に見えて増えていたように思います。仕事だと言われればそれ以上は聞けない空気があり、私はただ不安を飲み込んでいたのです。
義母も息子の態度を気にかけていましたが、私は心配をかけまいと平静を装っていました。
突然の離婚
そんな日々が半年ほど続いたある日、夫が突然離婚を切り出しました。好きな人ができた、再婚したいのだと——あまりの唐突さに言葉を失いました。
不倫ではないのかと問い詰めると、夫は不貞行為はしていないと主張し、だから慰謝料は発生しないはずだと、独自の理論を繰り広げます。
さらに義母については施設に入れると言い放ち、私にはすぐに荷物をまとめて出て行くよう迫りました。
「ここには新しい嫁が来るから早く出ていけ」「母さんは施設入れる。今までご苦労さん」と夫。介護に費やしてきた日々も、夫婦としての時間も、何もかもなかったことにされるような宣告でした。人格を否定するような暴言も浴びせられ、私の存在は介護要員でしかなかったのだと思い知らされます。
来週には相手の女性が引っ越してくる――。その計画を知ったとき、悲しみは一瞬で怒りへと変わりました。長年尽くしてきた結果がこれなら、もう情けをかける必要はありません。
不倫発覚の経緯
実は、夫の不倫に最初に気づいたのは義母でした。数カ月前に義母から指摘を受け、私は調査を依頼しました。
調査の結果、夫の言い分とは異なり、不貞を裏付ける証拠が見つかりました。たしかな証拠が手元にあります。
夫から離婚を告げられたとき、私はすでに覚悟を決めていました。義母から不倫の疑いを聞かされて以来、介護の資格取得や今後の生活設計を少しずつ進めていたのです。
夫が不倫相手を招き入れようとしていたこの家も、実は義母がすでに動いていました。
もともとこの家は、義父の遺言により義母が相続することになっていたよう。変更しないままでいた名義を、義母は弁護士を通じて書き換えたのです。
家を追い出されるのは誰?
夫が「まだ荷物を片付けていないのか」と催促してきた日、私は伝えました。「追い出されるのはあなたのほうだよ」
「この家の名義が変わったの。あなたが勝手に決める権利なんてない」夫は意味がわからないという顔をしていました。
さらに私は不貞の証拠写真とともに、弁護士が作成した慰謝料の請求書類を夫の目の前に突きつけました。目の前の事実をひとつずつ理解するたび、夫の顔からは血の気が引いているようです。
加えて、不倫相手への内容証明もすでに送付済みだと伝えると、夫は声を荒らげて取り乱しました。相手の女性は実家暮らし。そのうえ、両親は、夫が既婚者であることを知らされていなかったようで、あとから聞いた話では、すでにこのとき夫のスマホは不倫相手からの着信でいっぱいだったようです。
夫は必死に撤回を求めてきましたが、すべてが遅すぎました。自分が追い詰められた途端に謝罪を重ね、助けてくれとすがる夫の姿を、私は静かに見つめるだけ……。もはや、この人に差し伸べる手は残っていませんでした。
夫の末路
その後、私と夫は離婚しました。
その後、夫は不倫相手のご両親に交際を猛反対され、破局したと聞いています。慰謝料や財産分与で経済的にも行き詰まり、現在は会社の寮に身を寄せることになったのだとか。義父の遺産についても、適切な手続きを取らなかったことで受け取れなかったものがあったようです。
「後悔している」「許してほしい」という連絡が届きましたが、義母も私も返事はしませんでした。
義母は「あなたまで家族じゃなくなるなんて思っていない」と言ってくれました。夫の不倫に最初に気づき、私を守ろうとしてくれた義母は、私にとって家族同然の存在です。義母も施設ではなく自宅で暮らすことを望み、私も介護の資格を取得していたことから、話し合いの末、この家で支え合って暮らしていくことを選びました。
今は義母とふたり、穏やかな毎日を過ごしています。
介護は続いていますが、私が前を向けたことで家の中が明るくなったように感じます。ずっと支えてくれた義母と、1日でも長く一緒に過ごせるよう、これからも寄り添って歩いていくつもりです。
◇ ◇ ◇
介護は本来、家族が手を取り合って向き合うべき大切な問題です。
しかし家族は、身近な存在ゆえに「やってもらって当たり前」という甘えが生じ、敬意を失ってしまうケースも少なくありません。本来味方であるはずの家族が、一方に負担を押し付け、追い詰めるような関係になってしまうのはとても悲しいことです。
大変なことはあっても「家族だからこそ、互いに支え合いたい」という思いやりが、何よりの力になるのではないでしょうか。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回は、愛人との“新生活”を思い描き、妻を家から追い出そうとした夫たちが、家の“本当の持ち主”を知って返り討ちに遭うエピソードをご紹介しました。
夫婦で暮らしていた家を、自分のもののように扱い、不倫相手との新生活のために利用しようとするのはあまりにも身勝手です。しかも、家の事情や名義をきちんと理解しないまま妻を追い出そうとして、結果的に自分が居場所を失うとは、なんとも皮肉ですよね。
生活の場である家は、相手を都合よく追い出すための場所ではありません。信頼を裏切られたり、暮らしの土台まで奪われそうになったりしたときは、冷静に事実を確認しながら、自分が安心して過ごせる場所を守ることが大切ですね。