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においが強烈でコバエも発生!隣人のベランダ菜園に悩む私→隣人の悲鳴が響いたワケ

隣人のベランダ家庭菜園によるにおいや害虫、さらに断りにくい「善意のお裾分け」に頭を悩ませていた知人のAさん。夫に相談するも「お隣だから、穏便に」と消極的な姿勢で、どう対処すればいいかわからず、ストレスを抱える日々を過ごしていました。しかし、あるものの登場で、事態が急変したのです。

 

有機肥料のにおいが強烈!コバエも発生!

Aさんは40代の主婦。夫と3歳の娘とマンションで暮らしています。ある日、隣の部屋に住む年配の住人Bさんがベランダで本格的な家庭菜園を始めました。最初は「緑があってすてきだな」とほほ笑ましく思っていたAさんですが、やがて深刻な問題に気付きます。

 

まず悩まされたのが、独特な有機肥料のにおいと、それに伴って発生したコバエなどの害虫でした。しかも風の強い日にはベランダから土埃が舞い込み、洗濯物を外に干すことすらできなくなってしまったのです。

 

さらに、隣のベランダから土の混じった水が流れてくるようになり、Aさん宅側の排水溝には土が蓄積。次第に水はけが悪くなり、いつ排水溝が詰まって水があふれてもおかしくない状態になりました。

 

Aさんは夫に相談しますが、平日は仕事で不在がちで、ベランダの惨状を直接見ていない夫から返ってきたのは、「お隣さんなんだから仕方ないよ、穏便にしなきゃ」と消極的な返事。他人事のような口ぶりに、Aさんはモヤモヤを抱えます。

 

断りにくい「善意のお裾分け」は何とか断ったが…

実害だけでも頭が痛かったAさんですが、さらに困ったのはBさんの善意。Bさんは「無農薬だから安心よ」と、手作りの野菜をお裾分けしてくれるのです。

 

しかし、野菜は虫食いだらけ。食べてみてもお世辞にもおいしいとは言えず、3歳の娘は拒否。夫も「俺はBさんちの野菜はいいや」と言い出す始末です。「断る苦労も知らないで勝手すぎる!」と、Aさんのイライラは募るばかりでした。

 

そんなAさんに朗報が。すぐ近くに、安くて新鮮な野菜の無人販売所が開設したのです。実際に利用してみると、どの野菜もおいしく逸品ぞろいで、近所でも評判になっていました。

 

そこでAさんはひらめき、無人販売所を理由にお裾分けを断ることに。次にBさんが野菜を持ってきてくれた際、「無人販売所の野菜にハマっちゃって。せっかくの採れたて野菜が傷んでしまうともったいないので、次からはご家族で召し上がってください」と伝えると、Bさんも笑顔で納得。何とかお裾分けは、フェードアウトさせることに成功しました。

 

しかし、一番の問題である菜園のにおいや害虫などの被害は残ったまま。やんわりとBさんに困っていることを訴えましたが、「オーガニックにこだわってるの。今度おいしいのができたら持っていくね」と受け流され、Aさんはそれ以上踏み込めませんでした。

 

 

自然の脅威に震える隣人…管理会社も動いた!

憂うつな思いを抱えたままのある日のこと。「キャー!」という、Bさんの悲鳴が聞こえました。驚いて外を見ると、近くの空をカラスが何羽も旋回していました。

 

慌ててベランダに出ると、有機肥料のにおいに引き寄せられたのか、大量のカラスがBさんのベランダ菜園を荒らしているではありませんか。Bさんは恐怖で部屋に閉じこもっています。防鳥ネットのないベランダ菜園はカラスに荒らされ、みるみるうちに無残な姿へと変わっていきました。

 

後日わかったことですが、Bさんの菜園については、他の周辺住民からもにおいや害虫などの苦情が管理会社に寄せられていたようです。このカラスの一件を機に、管理会社も規制に乗り出しました。全戸向けに、「ベランダでの本格的な家庭菜園は原則禁止にします」と記載されたチラシを配布。小規模に野菜を育てる場合も有機肥料は使用せず、周囲に配慮するよう注意喚起がされました。

 

ベランダを荒らされたBさんは、野菜作りの意欲をなくした様子。今では菜園の跡形もなくなりました。その結果、あれだけ悩まされたにおいなどの被害は、すっかり消え去ったのでした。

 

まとめ

隣人との関係に配慮しながら、被害を訴えるのはなかなか難しいことです。Bさんも悪気があったわけではありません。Aさんは「お隣にどう伝えたら良いかわからずストレスだったけれど、カラスの襲来は、思いがけない巡り合わせだったのかも。Bさんには気の毒でしたが、問題が解決してほっとしました」と話していました。

 

管理会社を介したことで、当事者同士が直接対立することなく問題は収まりました。隣人との生活上のトラブルは、集合住宅であれば身近に起こり得るものだと感じます。当事者同士では伝えにくい問題ほど、管理会社や管理組合などの第三者を介する方法もあるのだと、考えさせられた出来事でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:松下侑可/30代女性。娘と息子の育児に日々追われている。そろそろ本気で産後ダイエットを始めたいと思いつつ、食後の甘いものが辞められない。

イラスト:マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

 

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