幸いにして何事もなく済んだものの、花の徹底した自分ファーストは出産前から。
妊娠中の花は、友人のゆかりとみな子とお茶をした際にブラックコーヒーを注文。コーヒーに含まれるカフェインの影響を心配した友人はデカフェを勧めますが、花はあっけらかんと「お寿司も生ものも余裕で食べてるよ♡」——。これにはゆかりもみな子も絶句してしまいます。
友人がすかさず話題を変えると、さらなるドン引き発言が飛び出し…
















※訂正:(誤)就労証明→(正)就労証明書









本当は週1の手伝いにもかかわらず、「お義父さんにフルタイムで書いてもらえるから♡」——。
ウソの申告をしようとしていることに対し、友人から「いやそれ犯罪でしょ。文書偽造だよ」と指摘されるも、花は「犯罪じゃないよ! 怖いこと言わないでっ!」とふくれっ面になるのでした。
花の言うとおり、母親だって人間。常に気を張っていてはパンクしかねません。とはいえ、水通しを「意味なくない!?」というのは考えものです。赤ちゃんの肌はとてもデリケート。衣類などに残留・付着したホルムアルデヒドが、皮膚への刺激やかぶれなどの原因になることがあります。
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因として知られる化学物質。乳幼児用の衣類などには、ホルムアルデヒドの含有量について厳しい基準が設けられていますが、ホルムアルデヒドは繊維製品に付着しやすい性質のため、保管状況によっては大人用の衣類などから成分が移り、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性が否定できません。また、水通しをすると繊維の吸水性が高まるため、赤ちゃんの汗を吸いやすくなります。
そして、妊娠を機に退職した花はみおくんを保育園に入れるため、義父に「フルタイム」として就労証明書を発行してもらうと発言しましたが、実態は「んー? 週1とか?」——。花のように実際の就労状況と異なる内容で申請した場合、虚偽申請と判断され、保育の認定や入所決定が取り消される可能性があります。また、就労証明書を無断で作成・改変した場合には、私文書偽造などの罪に問われる可能性もあります。
妊娠中も出産後も、息抜きや適度な手抜きはとても大切。頑張りすぎる必要はありません。しかし、ひと手間を省いたことで赤ちゃんの体調に影響が出たり、不正な申請でトラブルを引き起こしたりしては本末転倒です。一つひとつの手間やルールが、大切な赤ちゃんや家族の平穏な日常を守っている——。そう考えることで、少し前向きな気持ちで向き合えるのではないでしょうか。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:関根直子(助産師)
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち
