おいしく食べていたら、突然!
ところが、食べている途中で喉に小骨が引っかかったような違和感がありました。私は「骨が取れるかも」と思い、水を飲んだり、ごはんを飲み込んだりしてみましたが、違和感は残ったまま。「そのうち取れるだろう」と思い、その日は様子を見ることにしました。
しかし翌日になっても、喉の違和感は消えません。朝食を食べても、仕事中もずっと気になって落ち着かず、仕事終わりに近所の耳鼻咽喉科へ行くことにしました。
診察してもらったところ、喉に骨が刺さっていることがわかりました。先生によると、魚の骨は刺さる場所によっては見つけたり、取り除いたりするのが難しいこともあるそうです。
30分ほど器具を替えながら診てもらいましたが、骨は取りづらい位置に刺さっていたようで、そのクリニックでは取ることができませんでした。
「そのままにせず、早めに取ったほうがいいですよ」と言われ、紹介状を書いてもらい、翌朝、大きな病院を受診することになりました。
うなぎより高くついた!?
翌日、病院で内視鏡を使って診てもらい、無事に骨を取ってもらうことができました。ホッとしたのも束の間、2回の診察でかかった費用はおよそ4千円。なんと、夫が買ってきてくれたうなぎよりも高くついてしまったのです。
「うなぎはおいしかったけど、まさかこんなオチになるなんて……」夫とも苦笑いするしかありませんでした。それ以来、うなぎだけでなく魚を食べるときも、小骨にはかなり注意するようになりました。
ただ、この失敗談は意外と話のネタになります。親戚や職場の人とまだ少し距離があるときでも、「実はうなぎで病院に行ったことがあって……」と話すと、だいたい笑ってもらえるのです。
痛い出費ではありましたが、今では人との距離を縮めるちょっとした笑い話になっています。
◇ ◇ ◇
魚の骨が喉に刺さったように感じたとき、ごはんなどを無理に飲み込んで取ろうとすると、かえって骨が深く刺さってしまう可能性があります。自分で無理に取ろうとせず、違和感や痛みが続く場合は耳鼻咽喉科などの医療機関に相談しましょう。
また、骨がすでに取れていても、喉の粘膜についた傷によって違和感が残ることもあるといわれています。症状が続く場合には、自己判断せず受診することが大切です。
思わぬハプニングも、あとから振り返ると笑い話になることがあります。とはいえ、おいしい食事を安心して楽しむためにも、魚を食べる際は小骨に気をつけたいですね。
監修:高島雅之先生(耳鼻咽喉科専門医)たかしま耳鼻咽喉科 院長
著者:山中 芳恵/30代女性/姉妹を育てる母。医療機関に勤務しています。趣味はドラマ鑑賞とガーデニング。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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