NG①煮出した麦茶を常温でゆっくり冷ます

みなさんはいつも麦茶をどうやって作っていますか?味がしっかり出る「煮出し」も、手軽に作れる「水出し」もどっちも良いですよね。
ただ、煮出しで作る場合は冷まし方に注意が必要。
やかんやお鍋のまま、粗熱が取れるまでコンロの上に置きっぱなしにすると、食中毒のリスクが高まってしまうんです。
菌は約20~50℃の温度帯で活発になるので、ゆっくり冷めていく過程で大繁殖!「沸騰させてるから安全なはず」という油断は禁物です。
【対策】氷水で一気に冷やす

煮出して作るときは「いかに短時間で一気に冷やせるか」がカギ!ちょっと手間かもしれませんが、この方法を試してみてください。
- 大きめのボウルやフライパンに氷水を張る。
- やかんやお鍋を浸ける。
- ときどき氷水を入れ替えたり混ぜたりしながら冷ます。
- 粗熱が取れたらすぐに清潔な容器に移し、冷蔵庫へ入れる。
NG②ポットを水だけで洗う

「面倒だし、まだきれいだから……」と、麦茶のポットを水洗いで済ませている人は要注意!
洗い残しがある状態で使うと、ポットに残っていた菌が新しい麦茶全体に広がってしまうことがあるんです。
とくに菌の巣窟になりやすいのが、注ぎ口やフタの裏、ゴムパッキンの溝などの細かい部分。入り組んだ形状のパーツの汚れは水洗いだけでは落ちません。

また「1回で捨てるのはもったいないから」と、味が出なくなるまで同じパックを使い続けるのも危険です。
古いパックに残った菌が次の麦茶に移ってしまう可能性があるので、その都度捨ててくださいね。
【対策】細かい部分まで洗剤で丸洗い!

飲み切ったら、細かいパーツを取り外して食器用洗剤で洗いましょう。注ぎ口やフタの溝は、小さなブラシを使うと汚れを落としやすいですよ。
茶渋やがんこな汚れが気になるときは、容器の表示を確認したうえで漂白剤を使ってお手入れするのもおすすめです。
NG③直飲みペットボトルを長時間持ち歩く

口をつけたペットボトルを長時間常温で持ち歩くのはNGです。
オレンジジュース・緑茶・麦茶をひと口飲んで30℃の環境に24時間置いた実験では、麦茶の細菌数がなんと「75倍」に増えていたんです!
ちなみに緑茶は約59倍、オレンジジュースは約34倍でした。
甘いオレンジジュースの方が危なそうなイメージがありますが、オレンジジュースは酸性が強いぶん菌が増えにくいんです。
麦茶は、お茶の中でも菌のエサになる炭水化物が多め。ぬるい状態で長時間置いておくと、食中毒のリスクが高まるので注意しましょう!
【対策】5〜6時間で飲み切る&保冷グッズを活用

直接口をつけたら5〜6時間を目安に飲み切りましょう。
持ち歩いている間も、なるべくぬるくしないことが大切。暑い日は、保冷できるペットボトルホルダーを使ってくださいね。
ペットボトルホルダーには大きく分けて2種類あるので、自分に合うタイプを選びましょう。
冷たさをしっかりキープしたいなら、真空断熱構造のものがおすすめ。少しかさばってお値段も張りますが、そのぶん保冷力は高いですよ。
荷物を軽くしたい人にはアルミ蒸着シートタイプがぴったり。薄くて100均でも買えるので、気軽に取り入れられます。
食中毒を防ごう!
気温が高い時季は、ちょっとした油断で菌が増えてしまうことも。
作ったあとの冷まし方やポットの洗い方、持ち歩くときの温度に気をつけて、安全に麦茶を楽しみましょう。