※発達障害とは、脳の働きが関係する障害で、自閉症を含む広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などいくつかの障害が同時に現れることがあります。年齢や生活環境などによっても症状は様々です。
翌日、サエコさんは会社の同僚に「私って発達障害に見える?」と尋ね、配慮に欠けた発言がきっかけで上司から注意を受けてしまいます。そして帰宅後、医療機関を検索。ところが、夫は「調べなくていい!」と強く拒絶するのです。
一方で、自分の過去の行動に不安を募らせ、最近笑顔が減った姫子ちゃんが気がかりなサエコさんは、受診に前向き。しかし、姫子ちゃんがサエコさんの思いに触れ、うれし涙を流す横で苦い顔をしていた夫は、その夜、サエコさんの健康保険証を隠します。
受診当日、「保険証がない」と慌てるサエコさんを助けるそぶりの夫は病院へ連絡し、「費用が高額になる」と知り、受診をキャンセルすることに。諦めようとしない姫子ちゃんに、夫は「お母さんを障がい者にしたいのか」と対立してしまうのです。
サエコさんは困惑し、同僚・茂木さんに相談します。話を聞いた茂木さんが、「診察に数十万はしないと思う」と言うと、サエコさんは夫の言動に疑いを持ち始めて……。
同僚の的確なアドバイス













茂木さんから「もしかしたら、ご主人、発達障害について先入観とか、偏見みたいなものがあったりしない?」と問われたサエコさん。これまでの夫の様子を振り返り、「そうかもしれない」と気づきます。
さらに茂木さんは、「状況を飲み込めてなくて、怖いんじゃないかしら」と続け、冷静なときに話し合うようアドバイス。自宅へ戻ったサエコさんは、夫と話し合う時間をつくろうとしますが、夫はゴルフの予定があると出かけてしまうのでした。
茂木さんから「ご主人には発達障害への先入観や偏見があるのかもしれない」と指摘され、これまでの夫の言動を振り返ったサエコさん。さらに、「状況を飲み込めず、怖いのではないか」と言われ、夫にも何か不安があるのかもしれないと気づきます。
相手が強く反対する背景には、不安や思い込みなど、その人なりの理由が隠れていることもあるでしょう。しかし、どんな理由があったとしても、本人が望んでいる受診を周囲が妨げてよいわけではありません。
家族の間で考えが食い違ったときは、一方的に相手の行動を止めるのではなく、「なぜそう思うのか」を互いに伝え合うことが大切です。自分たちだけでは話し合いが難しいときには、信頼できる第三者の意見を聞くことも、解決への糸口になるかもしれませんね。
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ミント
