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夫「妊娠は病気じゃない」同居でつわり中も休めなかった私。切迫早産で入院した理由【医師解説あり】

農家へ嫁ぎ、義両親との同居が始まったばかりのころの話です。夫と義母は毎日のように私の欠点を探しては笑い合い、妊娠してからもその状況は変わりませんでした。つわりに耐えながら家事と農作業を続けた末、私は切迫流産と診断され、その後、切迫早産で入院することになったのです。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師早川 潤先生
産婦人科 | 早川クリニック 院長

産婦人科専門医。大阪大院医学博士。大阪・心斎橋で70年以上続く早川クリニックの院長として、思春期から更年期以降まで、幅広い世代の女性の健康を支えている。医師同士の相互評価により選ばれる「Best Doctors of Japan」にも選出。専門性に基づいた、丁寧でやさしい診療を大切にしている。HP:https://hayakawa-clinic.jp/
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入籍後に変わった夫と義母の態度

農家の家に嫁ぎ、入籍直後から義両親との同居生活が始まりました。入籍前から義母には少し押しの強さを感じていましたが、普段は穏やかで、「仲良くやっていけたら」と思っていました。

 

しかし、入籍後すぐに夫と義母の態度が変わりました。何をしても私の悪いところを探し、2人で笑いながら話題にする日々。

 

不出来な嫁、気が利かない妻だと言われ続けるうちに、少しずつ気持ちは冷えていきました。離婚も頭をよぎりましたが、なんとか耐えながら生活していました。

 

妊娠中も休めなかった毎日

そんな中、子どもを授かりました。慣れない同居生活に加え、初めての妊娠。つわりも重く、体調は決して良くありませんでした。

 

それでも、義両親の食事作りや洗濯などの家事をこなし、農作業の手伝いも続けていました。

 

ある日、病院で切迫流産(妊娠22週未満に腟からの出血やおなかの張り・痛みがあり、妊娠は継続しているものの、流産につながる可能性がある状態のこと)と診断され、医師から安静を指示されました。

 

そのことを夫と義母に伝えると、夫からは

 

「妊娠は病気じゃない。家事をサボるための言い訳だろ」

 

と言われました。さらに義母からは、

 

「私も流産したことはあるけど、おなかの子がいなくなるだけで、あなたが死ぬわけじゃないのに大げさ」

 

と言われ、耳を疑いました。

 

 

切迫早産で1カ月入院することに

無理を続けた結果、私は切迫早産(妊娠22週0日から36週6日までの間に、腟からの出血やおなかの張り・痛みなどが見られ、早産につながる可能性がある状態のこと)となり、1カ月間入院することになりました。

 

幸い、子どもは無事に生まれてくれましたが、あのときの夫と義母の言葉や態度は今でも忘れられません。結婚は夫婦だけではなく、家族との関係も大きく影響するのだと痛感しました。

 

まとめ

今回の経験を通して、妊娠中のつらさや不安を軽く扱われたことは、夫婦関係だけでなく、義家族との関係を見つめ直す大きなきっかけになりました。苦しいときにどんな言葉をかけられるかで、相手への信頼は大きく変わるのだと感じました。

 

これからは、無理に相手に合わせ続けるのではなく、自分の気持ちや体調を大切にしたいと思っています。必要なことは言葉にして伝えながら、距離の取り方も含めて、自分と子どもを守れる環境を考えていきたいです。

 

医師による解説:妊娠中の無理と切迫早産

妊娠中のおなかの張りや出血、痛みは、切迫流産や切迫早産などのサインとなることがあります。自己判断で無理を続けず、症状があるときは早めに産婦人科へ相談することが大切です。

 

妊娠中の無理は避けて

妊娠中は、見た目に大きな変化がなくても、体には大きな負担がかかっています。出血がある、おなかの張りや痛みが続くなどの症状があるときは、家事や仕事を無理に続けず、早めに受診を検討しましょう。

 

安静指示を軽く考えない

「妊娠は病気ではない」と言われることがありますが、妊娠中には切迫流産や切迫早産など、安静や治療が必要になる状態もあります。安静を指示された場合は、本人の努力不足や甘えではなく、妊娠を継続するために必要な対応として受け止める必要があります。

 

家族の理解と受診の後押しが大切

妊娠中の不調は、周囲から見えにくいことがあります。だからこそ、本人がつらさを訴えている場合は、家族が家事や生活面を支え、受診しやすい環境を整えることが大切です。不安な症状があるときは我慢せず、早めに産婦人科へ相談しましょう。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)

著者:荒川由美/40代女性・自営業の農業手伝い

イラスト:ふるみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

 

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