閉経が近づく中で感じていた体の変化
閉経が近づくと生理は軽くなっていくものだと思っていました。ところが私の場合はそうではありませんでした。
ところが外食中に、突然、これまで経験したことのないほどの出血に見舞われたのです。これまで経験したことのない状態に、自分自身も何が起きているのか理解できず、不安でいっぱいになりました。
レストランのトイレで突然の大量出血
異変を感じて、急いでトイレへ向かったのですが、出血は想像以上でした。自分では対処しきれないほどの出血で、足元まで血が広がっているように見えました。ひとりでは対応できないと感じ、その場で救急車を呼びました。
突然の出来事に気持ちの整理もつかないまま、救急隊の方やレストランの店員さんに対応してもらうことになり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
まとめ
今回の経験で、閉経が近づくころの生理の変化は、自分が思っていたように進むとは限らないのだと感じました。予想外の出血に戸惑ったことで、「閉経が近いから」と思い込みだけで判断せず、いつもと違う出血があったときは体の変化に早めに目を向けることの大切さを実感しました。
これからは気になる変化があれば、早めに婦人科で相談したいと思います。
医師による解説:更年期の出血は自己判断に注意
閉経が近づく時期は生理が乱れやすくなりますが、突然の大量出血には病気が隠れていることもあります。
更年期は生理が乱れやすい時期
更年期には卵巣機能が低下し、ホルモンバランスが変化することで、生理周期や出血量が不安定になることがあります。生理が軽くなる人もいれば、周期が乱れたり、出血量が増えたりする人もいます。そのため、「閉経が近いから自然なこと」と自己判断しないことが大切です。
大量出血の背景にある病気
突然の大量出血の原因には、ホルモンバランスの乱れのほか、子宮筋腫(子宮の筋肉にできる良性の腫瘍)、子宮内膜ポリープ(子宮内膜にできる突起状のできもの)、子宮腺筋症(子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉の中に入り込む病気)、子宮内膜増殖症(子宮内膜が厚く増えすぎる病気)、子宮体がん(子宮の奥にある子宮体部にできるがん)、子宮頸がん(子宮の入り口付近にできるがん)などが関係している場合があります。生理以外の時期の出血や性交後出血がある場合は、子宮頸部の病変も含めて評価が必要です。
いつもと違う出血は婦人科へ
生理用ナプキンを何度も替えるほど出血量が多い、レバー状の血の塊が出る、めまいや動悸を伴う、出血が長引く、閉経後に出血があるといった場合は、早めに婦人科を受診してください。出血が多く、ふらつきや強い不安がある場合は、救急受診が必要になることもあります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)
著者:米津幸子/50代女性・会社員
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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