覚悟していたはずの「更年期」
私が更年期に差しかかったのは、45歳のころでした。周りの友人たちからは「出血がひどい日がある」「生理が来たり来なかったり、不規則で困る」といった話を聞いていたので、私も同じような道をたどるのだろうと、漠然と思っていました。
妊娠?突然止まった月のもの
ところが、私の場合はまったく予想外の形でそのときが訪れたのです。45歳を過ぎたある月、いつも通りに生理が終わったかと思うと、翌月から何の兆候もなく、ピタリと来なくなりました。
「もしかして、妊娠…?」
一瞬そんな考えが頭をよぎりましたが、身に覚えがありません。何が起きたのかわからないまま、生理のない状態が続き、それから間もなく、今度は別のつらい症状を伴う更年期の日々が始まりました。
まとめ
更年期の始まりがみんなと同じだと思っていた私にとって、この経験は本当に不思議な出来事でした。後に婦人科でこの話を先生に伝えると、「へぇ、そんなこともあるんだね」と、にこやかに言われたのです。そのひと言で、人の体は本当にそれぞれなのだと実感し、少しだけ気持ちが軽くなったのを覚えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:千田幸子/60代女性・主婦
イラスト/マキノ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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