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娘の好物まで食べ尽くす夫「太らないよう食べてやった」→実は職場でも…食欲モンスター夫の悲惨な末路

娘を出産してから、なかなか体重が戻らず悩んでいた私。食べすぎないよう食事の量を少し控えていたところ、夫は「量を減らすだけで痩せられると思っているのか?」と言いながら、私のおかずを勝手に食べるように……。

私が抗議しても、夫は「太らないように食べてやったんだから感謝しろ」と悪びれる様子もありません。

 

最初は私の食事だけだったものの、やがて夫の行動はエスカレート。ついには、成長期の娘の食事にまで手を出すようになったのです……。

 

私だけでなく娘の食事まで横取りする夫

産後、思うように体重が戻らなかった私は、食べすぎないように気をつけていました。ところが夫は、そんな私の食事を横から勝手に食べるようになったのです。

 

「太らないために食べてやっているんだから、感謝しろ」

 

夫はそんなことを言っていましたが、頼んでもいないのに食事を奪われることが、私にはとても思いやりとは思えませんでした。

 

それでも当初は私のおかずだけだったため、まだ我慢できていました。しかし、夫の「食い尽くし」は次第にエスカレートし、とうとう娘の食事にまで手を出すようになったのです。

 

ある日、私は娘の大好きなおでんを作っておきました。娘が習い事から帰ってきたら一緒に食べようと思っていたのですが、帰宅して鍋を確認すると、娘が特に好きな卵やちくわがすっかりなくなっていたのです。残っていたのは、大根やこんにゃくなど、娘があまり好んで食べない具ばかりでした。

 

夫に聞くと、悪びれる様子もなく自分が食べたと認めました。

 

「将来、お前みたいに太ったら困るだろ?」

 

その言葉を聞いて、腹が立った私。成長期の娘に必要な食事まで勝手に減らしていいはずがありません。娘も楽しみにしていた好物を食べられず、がっかりしていました。

 

さらに夫は、家族で食べようと買っておいた果物やデザートまで、ひとりで食べてしまうことがありました。あるときは、冷蔵庫で冷やしていたスイカを私たちが知らないうちにほとんど食べてしまったことも。

 

何度注意しても夫の行動は変わらず、私と娘は自分たちの食事を守るため、夫の帰宅前に夕食を済ませることが増えていきました。

 

 

娘たちが作ったケーキまで食べ尽くす夫

そんなある週末、娘の友だちがわが家へ遊びに来ました。2人でケーキを作る約束をしていたそうで、楽しそうにキッチンに立っていました。

 

私も必要なところだけ手伝いましたが、2人は思った以上に手際がよく、きれいなケーキが完成。

 

ところが最後になって、「やっぱりイチゴを飾りたい」という話に。そこで完成したケーキを冷蔵庫に入れ、私も一緒に近所のスーパーへ買いに行くことにしたのです。

 

買い物を終えて帰宅すると、冷蔵庫に入れていたはずのケーキがありません。嫌な予感がしてキッチンを見ると、シンクには空になったケーキ皿が置かれていました。

 

夫が食べてしまったのです。

 

さすがの私も言葉を失いました。普段の食事ならともかく、娘と友だちが一生懸命作ったケーキまで、一言も確認せずに全部食べてしまうとは思っていませんでした。

 

娘の友だちは呆然とし、娘は悔しさから泣きそうな顔をしていました。

 

ところが夫は謝るどころか、「太ったら困るだろ? 代わりに食べておいてやったんだから、むしろ感謝してほしいくらいだ」と言い出したのです。

 

私は夫に、これはダイエットの問題ではなく、人のものを無断で食べること自体が問題なのだと強く伝えました。しかし、夫は「はいはい」とまともに取り合ってくれません。

 

娘にとっても、この出来事はかなりショックだったようです。それ以来、娘は必要最低限のことしか夫と話さなくなってしまいました。

 

 

家族だけでなく職場でも距離を置かれた夫

娘との距離ができても、すぐに夫の行動が改まることはありませんでした。

 

しばらくして、夫と同じ会社に勤める知人から聞いた話によると、夫は家だけでなく職場でも同じようなことをしているとのこと。飲み会では周囲のことを考えず料理を次々と自分の皿へ取り、職場に置かれたお土産のお菓子も、ほかの人が取る前に何個も持っていっていたのだとか……。

 

次第に周囲から距離を置かれるようになっていった夫。以前は声をかけてもらっていた飲み会に誘われる機会も減り、お土産などを分けてもらうことも少なくなったと、夫は不満そうにこぼしていました。

 

家では娘に避けられ、職場でも人間関係がぎくしゃくするようになって、夫もようやく自分の振る舞いについて考え出したようでした。

 

そして、そのころ職場で受けた健康診断が、夫にとって決定打に。医師にいくつかの項目で生活習慣の改善を勧められ、夫はかなり落ち込んでいました。

 

これまで好きなものを好きなだけ食べてきた夫にとって、食生活を見直すよう指導されたことは相当こたえたようです。

 

落ち込んでいる夫に、私は改めて、どうしてそこまで人の分まで食べたかったのかと尋ねました。

 

すると夫は、「食べたいものを我慢するのは損だと思っていた。食べられるときに、食べたいだけ食べたかった」と打ち明けました。結局、「私たちを太らせないため」というのは後付けの言い訳で、自分がたくさん食べたかっただけだったのでしょう。

 

健康診断の結果をきっかけに、夫はようやく食生活を見直すようになりました。それと同時に、家族の分を勝手に食べることもなくなりました。

 

すぐに娘との関係が元通りになったわけではありません。それでも夫が食事をきちんと取り分け、「これは誰の分?」と確認するようになったことで、少しずつ家族で同じ食卓を囲めるようになりました。

 

以前は、冷蔵庫に何か入れておくたびに「夫に食べられないだろうか」と気にしていた私。そんな心配をせずに済むようになり、ようやくわが家の食卓にも落ち着きが戻ったのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

家族だからといって、相手の食べ物を勝手に食べていいわけではありません。ましてや「太らないため」と相手のためを装って、自分の欲を優先していては信頼関係まで損なってしまいます。

 

食事はおなかを満たすだけでなく、家族や周囲の人と楽しむ時間でもあります。自分だけが満足するのではなく、相手の分を尊重して分け合うことも大切なのではないでしょうか。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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