記事サムネイル画像

妻「病院へ行かせて」特性検査したがるも夫が保険証を隠し阻止→夫「ママのためだよ」続く衝撃発言とは #無自覚ハラスメント 55

「私の正義は無自覚ハラスメント」第55話。間サエコさんは、小学6年生の娘・姫子ちゃんを育てるワーママ。困っている人を見ると放っておけず、つい手を出してしまいます。

ある朝、電車内で後頭部が絶壁の赤ちゃんの頭を、断りもせず「押せば治る」とつかんだサエコさん。母親を怒らせた自覚がないまま、いいことをしたと上機嫌で帰宅します。ところが、市の不審者情報でこの事案が掲載され、事態の深刻さに気づきます。それでも、サエコさんは「待ち伏せして謝る」と理解不足な状態。夫の付き添いで警察署へむかい、事情聴取を受けるも自分の気持ちばかりを話し、警察官から「相手に恐怖を与えたことが事実」と言われてしまい、厳重注意の処分となりました。その後、家族に愚痴をこぼすサエコさんは、姫子ちゃんから「ママは発達障害かも」と言われ、娘の苦しい思いをぶつけられます。しかし、夫はそれを否定し、病院へ行くことも拒否。モヤモヤしたサエコさんは翌日、会社の同僚に「私って発達障害に見える?」と尋ね、配慮に欠けた発言がきっかけで上司から注意を受けてしまったのでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

※発達障害とは、脳の働きが関係する障害で、自閉症を含む広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などいくつかの障害が同時に現れることがあります。年齢や生活環境などによっても症状は様々です。発達障害は医学的な特性であり、必ずしも「障がい者」に分類されるわけではありません。生活上の困難の程度によっては、精神障害者保健福祉手帳の対象となり、制度上「障がい者」として支援を受けられる場合があります。近年「発達障害」は、医学的には「神経発達症」と呼ばれつつありますが、ここでは一般的に広く使われている「発達障害」という言葉を用いています。

 

この事態に、サエコさんは医療機関を探しますが、夫はますます強く拒絶。しかし、自分の過去の行動に不安を募らせ、笑顔が減った姫子ちゃんが気がかりなサエコさんは、受診に前向きです。姫子ちゃんがうれし涙を流す横で苦い顔をしていた夫は、その夜、サエコさんの健康保険証を隠してしまいました。

受診当日、保険証がないサエコさんを見て夫は病院へ連絡。「費用が高額になる」と知り、受診をキャンセル。すると諦めない姫子ちゃんと夫が対立し、サエコさんは困惑します。

 

そこで同僚・茂木さんに相談したサエコさん。高すぎる診察費用と夫の言動に疑いを持ち始め、「発達障害への偏見があって怖いのかも」とアドバイスを受けます。夫と話し合うことを決意する中、引き出しから飛び出ていたアルバムを開くと、写真の裏から失くしたはずの保険証を発見。何かを察した姫子ちゃんは「何も見てない」と笑顔で振る舞います。

そんな姫子ちゃんのやさしさにサエコさんは決意を強め、一方で夫の反応を心配した姫子ちゃんは受診後に結果だけを報告することを提案。それでもサエコさんの決意は揺らぎません。

家族が揃った食卓で「自分のことを知るために、病院に行きたい」と夫に伝えます。ところが夫は「考えは変わらない」と拒絶。サエコさんは説得をやめ、「保険証、見つけたの」と話題を切り替えます。戸惑いを見せた夫は、一瞬で笑顔になり「どこにあった?」と……。見つかった場所を聞いてもただ、ごまかすのでした。

 

夫の思いやりと、その価値観

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

 

 

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

 

 

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

「引き出しにあったこと、なんで知ってるの?」と、夫の発言に違和感を覚えたサエコさん。すると夫は観念したように、「ママのためを思ってやったんだ」と保険証を隠したことを認めたのです。

そして、「病院に行って診断を受けたりしたらママは障がい者になってしまうんだよ」と、受診を妨げた理由を説明するのでした。

 

 

夫がサエコさんの受診を頑なに拒んでいたのは、「診断を受けたら妻が障がい者になってしまう」と考え、それを受け入れたくなかったからなのです。しかし、その思いから保険証を隠し、本人の受診を妨げることは、サエコさんのためとは言えないでしょう。

 

発達障害があることは、決して悪いことではありません。また、医療機関を受診することは、自分の特性や困りごとを知り、自分に合った対処法や必要な支援を考えるきっかけにもなります。

 

大切な人だからこそ、自分の価値観や「こうあってほしい」という思いを押し付けるのではなく、本人がどうしたいのかに耳を傾け、その選択を尊重することが大切ではないでしょうか。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

この記事の著者
著者プロファイル

マンガ家・イラストレーターミント

2児のママです! 自身やフォロワーさんの体験談を漫画にしています!

同じ著者の連載

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

同じジャンルの連載

もっと見る

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

マンガの新着記事

PICKUP