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夫「病院は行くな!」受診したい妻を断固拒否→「お父さんは…」黙って聞いていた娘の放った一言とは? #無自覚ハラスメント 56

「私の正義は無自覚ハラスメント」第56話。間サエコさんは、小学6年生の娘・姫子ちゃんを育てるワーママ。困っている人を見ると放っておけず、つい手を出してしまいます。

ある朝、電車内で後頭部が絶壁の赤ちゃんの頭を、断りもせず「押せば治る」とつかんだサエコさん。母親を怒らせた自覚がないまま、いいことをしたと上機嫌で帰宅します。ところが、市の不審者情報でこの事案が掲載され、事態の深刻さに気づきます。それでも、サエコさんは「待ち伏せして謝る」と理解不足な状態。夫の付き添いで警察署へむかい、事情聴取を受けるも自分の気持ちばかりを話し、警察官から「相手に恐怖を与えたことが事実」と言われてしまい、厳重注意の処分となりました。その後、家族に愚痴をこぼすサエコさんは、姫子ちゃんから「ママは発達障害かも」と言われ、娘の苦しい思いをぶつけられます。しかし、夫はそれを否定し、病院へ行くことも拒否。モヤモヤしたサエコさんは翌日、会社の同僚に「私って発達障害に見える?」と尋ね、配慮に欠けた発言がきっかけで上司から注意を受けてしまったのでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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※発達障害とは、脳の働きが関係する障害で、自閉症を含む広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などいくつかの障害が同時に現れることがあります。年齢や生活環境などによっても症状は様々です。近年「発達障害」は、医学的には「神経発達症」と呼ばれつつありますが、ここでは一般的に広く使われている「発達障害」という言葉を用いています。

 

この事態に、サエコさんは医療機関を探しますが、夫はますます強く拒絶。しかし、自分の過去の行動に不安を募らせ、笑顔が減った姫子ちゃんが気がかりなサエコさんは、受診に前向きです。姫子ちゃんがうれし涙を流す横で苦い顔をしていた夫は、その夜、サエコさんの健康保険証を隠してしまいました。

受診当日、保険証がないサエコさんを見て夫は病院へ連絡。「費用が高額になる」と知り、受診はキャンセル。すると諦めない姫子ちゃんと夫が対立し、サエコさんは困惑します。

 

そこで同僚・茂木さんに相談したサエコさん。高すぎる診察費用と夫の言動に疑いを持ち始め、「発達障害への偏見があって怖いのかも」とアドバイスを受けます。夫と話し合うことを決意する中、引き出しから飛び出していたアルバムを開くと、写真の裏から失くしたはずの保険証を発見。姫子ちゃんは「何も見てないよ」と笑顔で振る舞いますが、サエコさんは決意を強めました。

その日、家族が揃った食卓でサエコさんが「病院に行きたい」と伝えるも、やはり夫は拒絶。今度は説得をやめ、話題を保険証が見つかったことに変えると、夫は戸惑いながらも笑顔でごまかします。しかし、サエコさんが夫の発言の矛盾に違和感を覚え問いただすと、夫は保険証を隠したことを認め、「ママのため」と受診を妨げた理由を明かすのでした。

 

父に届かなかった思い

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

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サエコさんが「自分のことを知りたい」と何度説明しても、妻が発達障害だったら嫌だという思いから、受診を認めようとしない夫。姫子ちゃんも「診断を受けても、お母さんが別の人に変わるわけじゃない」と伝えますが、夫は話し合いを打ち切ろうとしました。そして姫子ちゃんはついに、「病院に行きたいのに行かせないのはハラスメントだよ」と指摘したのでした。

 

 

発達障害があることは、決して悪いことではありません。診断を受けることは、自分の特性や困りごとを知り、自分に合った対処法や必要な支援を考えるきっかけにもなります。

 

家族に不安や戸惑いがあったとしても、その気持ちから本人の受診や行動を一方的に制限するのではなく、まずは本人の意思を尊重することが大切です。また、夫婦の問題に子どもが間に入り、親を説得しなければならない状況を続けないことも大切ではないでしょうか。

 

もし、配偶者から受診や外出などの行動を制限されたり、自分の意思を尊重してもらえずつらいと感じたりしたときは、ひとりで抱え込まず、専門機関に相談することも大切です。内閣府の「DV相談ナビ」#8008(はれれば)に電話すると、最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながり、今置かれている状況について相談したり、必要な支援について案内を受けたりすることができます。

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マンガ家・イラストレーターミント

2児のママです! 自身やフォロワーさんの体験談を漫画にしています!

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