月イチの義実家通いは私ひとり
結婚した当初、義実家では月に一度の食事会が恒例でした。私は毎回、緊張しながらも義理のおいや、めいの面倒を見つつ参加していました。
……ええ、ほとんどひとりで、です。
夫は「仕事が忙しい」と言って、ほぼ不参加。世界を救うくらい忙しいのでしょうか。
義実家の食事会では、慣れない親族の中で気をつかいながら、おいや、めいの相手もしていました。夫が隣にいれば少しは心強かったのですが、夫抜きで参加することが当たり前になっていきました。
私の実家には行きたくない?
それなら私の実家には来るのかと思えば、夫は「行きたくない」と渋ります。
そのたびに、心の中で「私は毎月あなたの実家に行っていますけど?」と問いかけていました。
私が義実家へ行くことは当然のように受け止める一方で、自分が私の実家へ行くことには消極的。そんな夫の態度に、納得できない気持ちが少しずつ積み重なっていきました。
夫は、お金を稼ぐことが自分の役割だと考えているように見えました。しかし私には、義実家との付き合いや子どもの世話に伴う負担が、あまり伝わっていないように感じられたのです。
残念ながら、家庭は仕事だけを分担すれば成り立つ会社ではありません。
輪に入れないわが子を見て
結婚当初の私は、「子どもができたら義母も喜んでくれるだろう」と思っていました。その後、私たちは5人の子どもに恵まれました。
ところが、義母が特にかわいがっているように見えたのは、先に生まれた年上の孫たちでした。
親族が集まったときも、義母は年上の孫たちとは楽しそうに話していました。一方、わが家の子どもたちが会話の輪に入ろうとしても、なかなか目を向けてもらえませんでした。
楽しそうに話す義母と年上の孫たちのそばで、輪に加わろうとするわが子。その姿を見ていた私は、何とも言えない寂しさを覚えました。
「孫なら誰でも同じようにかわいい」というわけではないのかもしれない。そう感じた瞬間でした。
まとめ
この経験から、夫婦の実家付き合いをどちらか一方だけが背負うと、不満が積み重なるのだと感じました。また、大人の接し方の違いは子どもにも伝わります。将来、私に孫ができたら、全員に分け隔てなく向き合い、夫婦でも負担を偏らせない関係でありたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:本田きょうこ/40代女性・会社員
イラスト:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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