熱の測り方
1)赤ちゃんは体温調節機能が未発達で体温が変動しやすいため、安静時に測るようにします
2)朝起きてすぐ・泣いたあと・授乳後やごはんを食べたあと・お風呂上がりなどは正しく測れない場合がありますので、注意しましょう
3)赤ちゃん用の体温計はいろいろありますが、必ずしも赤ちゃん専用のものを購入する必要はありません
4)大人が使用しているわきの下で測る電子体温計でも、1分程度で計測できる物もあるので、赤ちゃんの熱を測ることができます
5)赤ちゃんがわきの下に汗をかいている場合は、乾いたタオルでやさしく拭きます
6)体温計を鉛筆を持つようにして持ち、先端を赤ちゃんのわきの下のくぼみの真ん中に当てます
7)体温計を押し当てるようにして、赤ちゃんのわきを閉じます。このとき、赤ちゃんのお洋服を挟み込まないよう注意しましょう
8)電子音がするまでそのまま固定しましょう
9)使用した体温計は除菌シートなどで先端を拭いてからケースにしまうようにしましょう
10)平熱を、朝・昼・晩の安静時に、3日連続で計測し、その平均で割り出しておくと目安になります
11)体温計の数値だけではなく、顔色や活気、背中を触ったときの温かさなども気にかけてくださいね
熱の測るときのポイント
●平熱を知るためには、測る時間は同じ時間帯に。食後やお風呂上がりなどは避けましょう
●汗などを拭き取って、しっかりと脇のくぼみに当てましょう
●体温だけでなく、背中やを触ったり、顔色を見るなど赤ちゃんの全体の様子を確認しましょう
ただし、熱が低くても病気が隠れていることもあります、食欲がなかったり、いつもと様子が違うなどママが見ておかしいと思ったら、小児科を受診してくださいね。また、赤ちゃんが生後3カ月未満で38度以上の発熱がある場合は、他の症状の有無に関係なく、夜間・休日にかかわらず必ず受診しましょう。