生理予定日をずらすため、産婦人科へ行った時のこと。ピルを処方してもらうついでに、がん検診を軽い感じで受けたところ、思いがけず「子宮体がん疑陽性です」との診断が…! がんセンターで再検査したところ、結果は「陰性」で…?!
担当の産婦人科医の先生に「何か質問は?」と言われたので、「その間に妊娠ってしても大丈夫なんですか?」と聞いた。
実は、この「死ぬかもしれない」という葛藤の中で、「子どもくらい産んでおけばよかった」と思った。
今まで子どもは欲しいかどうかわからない…と思っていたが、潜在意識か本能か、もうすぐ30という年齢的なものもあるのか、とにかくいろんな条件が重なり、人生で初めてそう思った。
先生の答えは
「おー!産めるもんなら産みな! 妊娠出来たら体がんの可能性ないでしょ(※)」
「?!」
「レポートでも見たことないよ、体がんで妊娠できた例ってほとんど無いと思う」
「妊娠できたら次の検査無しでもいいと?」
「妊娠してたら検査できないし(笑)」
※医師の発言は、2回の検査で陰性だったこともあり、本来してもしなくてもいい次の検査を控えた上での状況において、素人の患者である筆者のラフな問いかけに対し、わかりやすく噛み砕いて教えてくれた会話上での話し言葉であることを付け加えさせていただきます。
必ずしも「妊娠できた=体がんではない」というものではなく、あくまで私の状況、検査結果などの条件上のもとでの意見です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。また、当記事の内容は2016年時の情報です。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。