子育てが一段落し、念願のゴルフを開始
息子が中学校へ進学すると、少しずつ自分のために使える時間が増えました。子育てが一段落したという解放感もあり、当時の私はとても活動的になっていたと思います。
以前からやってみたいと思いながら、時間が取れずに諦めていたことにも、次々と挑戦するようになりました。その一つがゴルフです。まずは初心者用のゴルフセットを購入し、週に1回、スクールへ通い始めました。スクールだけでなく、時間があるときには打ちっぱなしやショートコースにも足を運び、精力的に練習を続けていました。
思うように打てず、スクールへ行くのがおっくうに感じる日もありました。それでも休まずに通い続け、少しずつ練習を積み重ねていったのです。
上達を実感し始めた矢先、コロナ禍で中断
ゴルフを始めてから1年ほどたち、ようやくクラブの振り方やボールを打つ感覚をつかめるようになってきました。練習の成果が表れ始め、これからさらに上達できるのではないかと感じていた時期でした。
ところが、そのころ世の中はコロナ禍に入りました。私が通っていたスクールでは、遅い時間帯のクラスが閉鎖されることに。それをきっかけに、スクールへ通えなくなってしまったのです。外出そのものに気が進まなくなったこともあり、打ちっぱなしやショートコースへ出かける機会もなくなりました。こうして私は、徐々にゴルフから遠ざかっていきました。
当初は一時的に休むだけのつもりだったと思います。しかし、中断する期間は思いのほか長くなり、クラブを握らない日々が続きました。
久しぶりにクラブを握ると、初心者の状態に
コロナ禍が落ち着いたころ、私は久しぶりにゴルフクラブを握ってみました。ところが、以前のように振ろうとしても、まったく感覚をつかめません。あれほど練習してようやく身に付いたと思っていた感覚が、すっかり抜け落ちていたのです。
自分では、スクールへ入会したばかりのころの初心者の状態に戻ってしまったように感じました。平日の夕方に開かれていた比較的安価なクラスだったとはいえ、1年間に支払った月謝がすべて無駄になったように思え、落ち込みました。行きたくない日にも我慢して通い続けたことや、練習に費やした時間まで無駄になったように感じ、相当なショックを受けたのを覚えています。
その後、私は更年期を迎え、ゴルフを再開するめどは今も立っていません。せっかく購入したクラブなどの道具も、使わないままになっています。
まとめ
振り返ってみると、日常の中には数多くの不便や困りごと、やりきれない思いがありました。続けてきた趣味を中断し、積み重ねてきた感覚を失ったことも、私にとってはコロナ禍の影響の一つです。目立つ被害だけではなく、さまざまなところに影響がおよんでいたのだと、改めて実感した体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:野村あすか/50代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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