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「えっ血尿?」炎天下で働き続けた私。受診してわかった体からのSOS【医師解説あり】

家を追い出されるような形で離婚した私は、少しでも生活を安定させたくて、空いている時間にはとにかく仕事を詰め込んでいました。そんな生活を続けていた、ある夏の日のことです。自分の体に、見過ごせない異変が起きました。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生
くぼたクリニック松戸五香院長

獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかな?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
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フードデリバリーの求人に応募

当時はコロナ禍で、いわゆる「巣ごもり需要」が高まっていた時期でした。それに伴ってフードデリバリーの需要も高まり、普通自動二輪免許を持っていた私も求人に応募しました。

 

本当に人手が足りていなかったようで、面接では免許の確認をされたくらいで、「運転ができるなら大丈夫です」と、その場で採用が決まりました。当時、私は昼過ぎから閉店時間まで小売店で働いていたため、その前の時間にフードデリバリーの仕事を入れることにしました。

 

想像以上の忙しさ、そして酷暑に

ところが、実際に始めてみると、想像以上の忙しさでした。時期的なものもあったのだと思いますが、注文はひっきりなしに入り、商品を届けてはすぐに店舗へ戻り、また新しい商品を積んで次のお届け先へ向かう。その繰り返しで、ひと息つく暇もありませんでした。

 

しかも、夏の日差しは容赦がありません。強い日差しに加え、アスファルトの照り返しも厳しく、快晴なのに雨に打たれたような汗をかきながら走っていました。水分補給をしたいと思っても、そのまま仕事をこなしてしまう日が続いていました。

 

 

振り返ると血尿が

そんなある朝、お手洗いを済ませた後、ふと振り返ると、血尿が出ていることに気付きました。さすがにおかしいと思い、その日はデリバリーの仕事を休んで泌尿器科へ行きました。

 

診断は膀胱炎(ぼうこうえん/細菌などが尿道から膀胱に侵入し、膀胱に炎症を起こす病気)でした。炎天下で動き回りながら、水分補給もほとんどできていなかったことを思えば、体にかなり負担がかかっていたのだと思います。

 

それからは、店舗から離れた場所への配達の際、合間を見て自販機でスポーツドリンクを買って飲むようにしました。それでも、処方された薬を飲んでいったん治まったと思うと、またすぐに排尿時の違和感など、膀胱炎が疑われる症状が出て、再び泌尿器科へ行く。その繰り返しが、夏の間ずっと続きました。

 

このままでは、せっかく働いて稼いだお金が医療費に消えてしまう。そう思い、私はフードデリバリーの仕事を辞めることにしました。すると、ずっと繰り返していた膀胱炎の症状に悩まされることは、その後なくなりました。

 

まとめ

働ける時間を増やしたい一心で始めた仕事でしたが、あの夏を通して、無理は頑張りとは違うのだと気付きました。生活のために働いているはずなのに、体調を崩してしまえば、暮らしの土台そのものが揺らいでしまいます。自分の体を守ることも、暮らしを守るために必要なことなのだと学びました。

 

今でも夏の炎天下で働く方々を見るたびに、その大変さを思い出します。あのころの自分を重ねながら、感謝とともに、無事に一日を終えてほしいと心の中で願っています。

 

医師による解説:血尿と膀胱炎の見逃せないサイン

膀胱炎は女性に多く、血尿や排尿時痛、頻尿などが出ることがあります。夏場の疲労や水分不足にも注意が必要です。

 

血尿は早めの受診が大切

膀胱炎では、排尿時の痛み、頻尿、残尿感に加えて、尿に血が混じることがあります。ただし、血尿は膀胱炎以外の病気で起こることもあるため、自己判断せず、泌尿器科などで尿検査を受けることが大切です。

 

水分不足や我慢も負担に

暑い環境で汗を多くかくと、体内の水分が不足し、尿の量が減りやすくなります。また、忙しさからトイレを我慢することも、膀胱に負担をかける一因になります。排尿時の痛みや血尿、発熱、背中や腰の痛みがある場合は、早めに医療機関を受診してください。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※AI生成画像を使用しています

 

監修:窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)

著者:遠藤ちよ/30代女性・主婦

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

 

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