フードデリバリーの求人に応募
当時はコロナ禍で、いわゆる「巣ごもり需要」が高まっていた時期でした。それに伴ってフードデリバリーの需要も高まり、普通自動二輪免許を持っていた私も求人に応募しました。
本当に人手が足りていなかったようで、面接では免許の確認をされたくらいで、「運転ができるなら大丈夫です」と、その場で採用が決まりました。当時、私は昼過ぎから閉店時間まで小売店で働いていたため、その前の時間にフードデリバリーの仕事を入れることにしました。
想像以上の忙しさ、そして酷暑に
ところが、実際に始めてみると、想像以上の忙しさでした。時期的なものもあったのだと思いますが、注文はひっきりなしに入り、商品を届けてはすぐに店舗へ戻り、また新しい商品を積んで次のお届け先へ向かう。その繰り返しで、ひと息つく暇もありませんでした。
しかも、夏の日差しは容赦がありません。強い日差しに加え、アスファルトの照り返しも厳しく、快晴なのに雨に打たれたような汗をかきながら走っていました。水分補給をしたいと思っても、そのまま仕事をこなしてしまう日が続いていました。
振り返ると血尿が
そんなある朝、お手洗いを済ませた後、ふと振り返ると、血尿が出ていることに気付きました。さすがにおかしいと思い、その日はデリバリーの仕事を休んで泌尿器科へ行きました。
診断は膀胱炎(ぼうこうえん/細菌などが尿道から膀胱に侵入し、膀胱に炎症を起こす病気)でした。炎天下で動き回りながら、水分補給もほとんどできていなかったことを思えば、体にかなり負担がかかっていたのだと思います。
それからは、店舗から離れた場所への配達の際、合間を見て自販機でスポーツドリンクを買って飲むようにしました。それでも、処方された薬を飲んでいったん治まったと思うと、またすぐに排尿時の違和感など、膀胱炎が疑われる症状が出て、再び泌尿器科へ行く。その繰り返しが、夏の間ずっと続きました。
このままでは、せっかく働いて稼いだお金が医療費に消えてしまう。そう思い、私はフードデリバリーの仕事を辞めることにしました。すると、ずっと繰り返していた膀胱炎の症状に悩まされることは、その後なくなりました。
まとめ
働ける時間を増やしたい一心で始めた仕事でしたが、あの夏を通して、無理は頑張りとは違うのだと気付きました。生活のために働いているはずなのに、体調を崩してしまえば、暮らしの土台そのものが揺らいでしまいます。自分の体を守ることも、暮らしを守るために必要なことなのだと学びました。
今でも夏の炎天下で働く方々を見るたびに、その大変さを思い出します。あのころの自分を重ねながら、感謝とともに、無事に一日を終えてほしいと心の中で願っています。
医師による解説:血尿と膀胱炎の見逃せないサイン
膀胱炎は女性に多く、血尿や排尿時痛、頻尿などが出ることがあります。夏場の疲労や水分不足にも注意が必要です。
血尿は早めの受診が大切
膀胱炎では、排尿時の痛み、頻尿、残尿感に加えて、尿に血が混じることがあります。ただし、血尿は膀胱炎以外の病気で起こることもあるため、自己判断せず、泌尿器科などで尿検査を受けることが大切です。
水分不足や我慢も負担に
暑い環境で汗を多くかくと、体内の水分が不足し、尿の量が減りやすくなります。また、忙しさからトイレを我慢することも、膀胱に負担をかける一因になります。排尿時の痛みや血尿、発熱、背中や腰の痛みがある場合は、早めに医療機関を受診してください。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※AI生成画像を使用しています
監修:窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
著者:遠藤ちよ/30代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
関連記事:「え、なんで血が…」同僚のひと言にパニック!放置していた体の異変の正体は【体験談】
関連記事:「下半身に何やら異物感が…」何これ!?焦った私は検索魔に…たどり着いた対策とは【体験談】
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!