夫「ボロ家はやるから離婚な」私「喜んで♡」不倫相手とタワマンを選んだ男が、半年後に崩れ落ちたワケ

私は夫と2人で暮らす主婦です。最近の私の週末の楽しみは、ちょっと変わったDIYをすること。事の発端は、夫が両親から郊外の空き家を相続したことでした。
私たちは手狭な賃貸アパートに住んでいましたが、その家は庭の草むしりなど手間のかかる手入れが必要な状態だったため、そこへは移り住まず放置されることに。すると、夫は「面倒だから」と私に管理を丸投げしてきたのです。
最初は戸惑いましたが、自分の手で少しずつ手直しをしていくうちに意外と楽しくなり、今ではDIYにやりがいを感じるようになりました。ところが、夫はそんな私を冷ややかな目で見るばかり。
やがて怪しい外出が増え、私の中に「もしかして……」という疑念が膨らんでいったのです。
タワマン前での遭遇
その日は、朝から郊外のあの空き家の壁を塗り直していました。作業を終え、たまたま用事があって都心へ足を運んだときのこと。
完成したばかりの高級タワーマンションの前を通りかかると、若い女性が弾むような足取りで出てきました。そして、その肩を愛おしそうに抱き寄せている男性。それは紛れもなく私の夫でした。
目が合った瞬間、夫の顔からサッと血の気が引くのがわかりました。思いがけない事態に私の頭も真っ白になり、心臓がバクバクと音を立てていました。気まずそうに視線を泳がせていた夫ですが、隣の女性に腕を強く引かれると、急に開き直ったように胸を張って言ったのです。
「あ、いや……もうバレたなら隠さない。俺たち一緒になるから、別れてくれ」
隣で女性が勝ち誇ったように笑い、夫は「彼女がどうしてもこういう新しいマンションがいいって言うからさ。無理して買っちゃったよ」と、なぜか得意げに語り出しました。
目の前で彼女を抱き寄せる姿を見せつけられ、信じていた夫に裏切られた悲しみで涙があふれそうになりました。しかし、私がこれほど傷ついていても、夫の頭にあるのは彼女への見栄と新しい生活のことばかり。そのあまりにも自己中心的な姿を見た瞬間、私の中で何かがプツリと切れたのです。
「あ、この人、もうダメだ」
涙はスッと引き、彼への期待も未練もすっかり消え失せたのでした。
無価値な土地と引き換えの決断
後日、私は夫と話し合いの席を設けました。
「この間の離婚の話、受けてあげる。現金もほかの財産もいらないから、その代わり……あの空き家と土地を私にちょうだい」
私の提案を聞いた夫は、一瞬きょとんとしたあと、鼻で笑いました。
「あんな無価値なボロ家でいいのか? 物好きだな。まあ、こっちとしては、タワマンの支払いもあるから助かるけど」
夫は喜んで了承し、すぐに名義変更の手続きを進めてくれました。すべてが私の名義になったのを見届けてから、私は晴れやかな気持ちで離婚届に判を押しました。
実は、空き家があるあのエリアは緑豊かで治安も良く、近くには親しみやすい商店街もあって、密かに「すごく住みやすそうな街だな」と魅力を感じていたのです。
何より、毎週末のDIYですっかり愛着が湧いていた場所。古い家とはいえ、自分の手できれいに再生させて、ここから穏やかな新しい生活をスタートさせるのも悪くない……私にはそんな前向きな思いがありました。
動き出したある話
離婚から半年が過ぎたころ。何気なく見ていた朝のニュースに、私は思わず声を上げました。あの空き家の周辺エリアに、大型商業施設を誘致する再開発計画が正式に決定したのです!
ニュースの数日後、地元の不動産会社を通じて、大手デベロッパーから買い取りの打診が舞い込みました。提示額は、相場を大きく上回る額。愛着のある土地を手放すのは少し寂しかったですが、私は思い切って売却を決意しました。
その後私は、売却資金を元手に、さらに条件の良い郊外に戸建てを購入し、庭でハーブを育てながら、念願だった穏やかな1人暮らしを始めました。
新居での生活が落ち着いたころ、元夫からひっきりなしに電話がかかってくるようになりました。今さら何の用かと、着信拒否に設定しました。
共通の知人から聞いた話によると、元夫は都心のタワマンのローンの支払いで首が回らなくなったとのこと。裕福な暮らしを期待していた不倫相手は、家計が苦しくなるとあっさりと元夫を見限り、さっさと別の男性のもとへ去ってしまったそうです。
私とボロ家を手放した元夫の今
ある日、見知らぬ携帯番号からの着信がありました。宅配便の配達員か何かだと思い電話に出ると、聞こえてきたのは焦ったような元夫の声でした。私の着信拒否をかいくぐるため、会社支給のスマホからでもかけてきたのでしょう。
「ずるいぞ! あの空き家、再開発で高く売れたんだってな! もともとは俺の土地なんだから、売れたお金の半分をよこせよ!」
土地の売却を共通の知人から聞きつけて、慌てて連絡してきたようです。電話越しに切羽詰まった声で騒ぎ立てる元夫に対し、私は冷ややかな声で返しました。
「あんな無価値なボロ家でいいのかって笑ってハンコを押したのはあなたでしょう? 自分の欲求と目先の見栄ばかりで、先のことを考えられないなんて、本当に残念な人ね」
私がそう告げると、電話の向こうの元夫は「え、いや……」と言葉に詰まり、そのまま押し黙ってしまいました。私はそれ以上、彼の言い訳を聞くことなく通話を切り、その番号も即座に着信拒否に設定しました。
現在、元夫は住宅ローンを払えなくなり、無理をして買ったタワマンを売却。今は古いアパートでひとり寂しく暮らしているそうです。
一方、私は自分の庭で育てたハーブでお茶を淹れ、その豊かな香りを楽しみながら、自分らしく暮らしています。あのとき、空き家の手直しを前向きに続けて本当によかったと思います。
◇ ◇ ◇
結果として訪れた幸運は偶然でも、そこへ至る選択は、日々かけた手間や愛着、自分なりの価値観から生まれます。迷ったときこそ、世間の評価や相手の都合ではなく、自分が納得して歩ける道を選ぶ。その積み重ねが、自分らしい人生をつくるのでしょう。自分の幸せを基準に人生を選び直すことも、責任ある決断の一つではないでしょうか。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
妻がコツコツと再生させた「ボロ家」が再開発で高値で売れ、妻は穏やかな新生活を手に入れた一方で、見栄を張ってタワマンを買った元夫はローンに追われ不倫相手にも逃げられるという、対照的な結末にスカッとしましたね。
しかし、世の中には自らの「うそ」で自滅していくさらに愚かな夫も……。続いてご紹介するのは、不倫相手との再婚のために、義父(社長)にうそをつき、妻の父親に仕事のミスをなすりつけ、不当解雇にまで追い込んだ最低な夫のお話です。
「俺を恨まないでくれよ」と勝ち誇って離婚した夫でしたが、その3カ月後、なぜか絶望の淵に立たされることに!?
夫「俺を恨まないでくれよ」私「ううん、嬉しい!お幸せに♡」→最悪な誤算をした夫、自滅!

夫は、私の父が勤める会社の社長の息子で、いずれは社長になることが決まっています。熱烈なアプローチを受けて結婚したものの、3年が経った今、いつしか私は夫にとって空気のような存在になってしまいました。
ある日、忘れていた結婚記念日を指摘すると、夫から返ってきたのは「いちいちうるさい! お前の父親をクビにするぞ」という、まったく関係のない理不尽な脅し。私は耐えるしかありませんでした。
「1週間以内に出ていけ!」突然の離婚宣告
ある日、夫からいきなり離婚を突きつけられました。
「1週間以内に出ていけ」
夫いわく「運命の出会いがあった」そう。きれいに言い換えてはいますが、要するにただの不倫です。
「好きという気持ちは止められない」と開き直る夫を見て、私は出会ったころの記憶が蘇っていました。あのときは私に熱烈なアプローチをしてきたのに、本当に身勝手な男です。
夫は、一方的に慰謝料の話を進めました。それだけでなく「お前の父親をクビにする」と言い出し……。
「元妻の父親が同じ職場にいるなんて気まずいだろ?」
あまりの横暴ぶりに、私はあきれ果ててしまいました。しかも、その不当解雇は社長である義父も了承済みだそう。夫は、自分が出した営業上の大きな損失をすべて父のミスに仕立て上げ、義父に偽の報告書を提出していたのです。
夫は信じられないことに、「俺がちょっと書類をいじってやったら、お前の親父のクビが一発で決まったわ!」と、裏で自分が画策して解雇へ追い込んだことを、まるで面白いいたずらが成功したかのように笑いながら打ち明けてきました。
「不当解雇だ!」と必死に抗議しましたが、夫は聞く耳を持たず……。「慰謝料を持ってさっさと実家に帰れ!」と怒鳴られ、私はこれ以上この男と同じ家にいたくもなく、荷物をまとめて実家へ戻ることにしました。
離婚を喜んだワケ
早く縁を切りたかったので、早々に離婚届の提出などの手続きを済ませました。すべて終わったあと、元夫から勝ち誇ったような連絡が入ります。
「急に離婚になって悪いな」
「ま、俺を恨まないでくれよ」
「うん! 離婚できて本当にうれしい! お幸せに♡」
「え?」
恨む? 私が? まさか。怒濤の急展開でしたが、私の心は驚くほど晴れやかで、うれしさで満ちあふれていたのです。
思えば、出会ったころの夫は、わが家に何度も押しかけてくるほど熱烈でした。若かった私はそれを「一途な人」だと勘違いしてしまったのです。
しかし結婚してからの3年間は、完全に家政婦扱い。夫は何かにつけて「お前の父親を解雇するぞ」と脅してきました。そんな最低な言葉をニヤニヤしながら投げかけてくる男と、これから一生一緒にいるなんて絶対に無理です。だからこそ、夫からの離婚宣言は私にとって喜ばしいものでした。
夫からの連絡
それから3カ月後。元夫から再び連絡が入りました。なんと、彼は次期社長候補から完全に外されたというのです。
実は、元夫が大損害を出した重要な取引先は、私の母方の祖父が経営する地元の企業でした。祖父の会社が自社の取引記録などを確認したところ、元夫の報告内容と食い違う点が次々と見つかったのです。
祖父から取引記録を突きつけられた義父(社長)は真っ青。元夫の会社側でも再調査がおこなわれ、損失は元夫自身が仕事をサボって遊びほうけていたことが原因だと判明しました。父へ責任を押しつけたことも明らかになり、元夫は自分の首を絞める結果となったのです。
身勝手なうそで会社に泥を塗り、大パニックを引き起こした息子に対して義父は激怒。即座に次期社長候補から外されたのでした。
見え見えの下心
偉大な祖父の権力の前には、元夫など非力なもの。あれほど傲慢だった元夫はひたすら謝罪を繰り返し、ペコペコと頭を下げているのが伝わってくる始末。その態度は、今までのモラハラ男とはまるで別人でした。
さらには私のことをベタ褒めし、「もう一度やり直そう」とまで言ってきたのです。「運命の出会いがあった」と言っていたはずなのに、おかしな話です。
「もう一度チャンスをくれ!」と必死にすがってきましたが、この3年間、チャンスなんていくらでもあったはず。
そもそも、急に態度を変えて復縁を迫ってきたのも、私の祖父が地元で知られる企業の経営者だと知ったからに違いありません。「あわよくば祖父の会社に入社させてもらおう」という下心が丸見えでした。もちろん即座に拒絶し、着信拒否。「二度と私の前に現れないで」と言い渡して、すべてを終わらせました。
父はその後、祖父の会社に入社。私たちは今、穏やかで毎日幸せな時間を過ごしています。これからは自分の気持ちを一番に大切にして、後悔のない人生を歩んでいこうと思います!
◇ ◇ ◇
最も近くで支えてくれる妻を軽視し、その家族をも傷つけ続けた代償は、あまりにも大きいものでした。自分の立場を過信し、すべてを失ってから相手の本当の価値に気づいても、一度踏みにじった信頼は二度と戻らないのだと、改めて深く考えさせられるエピソードですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
妻やその家族を軽視し、自分の見栄や欲望だけを優先してうそや裏切りを重ねた夫。目先の利益や表面的な条件だけで相手を判断し、真の価値や信頼を踏みにじる行為は、最終的に後悔する結果を招くものなのかもしれませんね。
パートナーから理不尽な理由で離婚を突きつけられたり、自分や家族を不当に貶められたりしたときは、弁護士などの専門家に相談し、相手の裏切りやうその証拠を集めたうえで、正当な権利(財産分与や慰謝料など)を法的にしっかりと主張したいですね。