何が違うの?冷凍オクラの解凍ルール

同じように見える冷凍オクラですが、実は商品によって「自然解凍で食べられるもの」と「加熱が必要なもの」があります。
それぞれに食品衛生上の基準や表示のルールが定められているんです。
厳しい基準をクリアした「自然解凍OK」

近所のスーパーで買った『くらしモア』の「きざみオクラ」。パッケージには、はっきりと「自然解凍で使える」と書かれています。
この表記がある商品は“菌の数が一定数以下になっているか”という、厳しい安全基準を満たしているんです。
サッと湯通ししただけの「要加熱」

こちらは『業務スーパー』の「オクラスライス」。裏面には“オクラを湯通ししたあと、カットしました”と書かれています。
「湯通ししてあるならそのままでも大丈夫そう」と思いがちですが、ここが大きな落とし穴!
こうした冷凍野菜の短時間の湯通しは、変色や品質の劣化を防ぐためのもので、法律上は「加熱済み」とみなされないんです。

さらに注意したいのが「冷凍しても食中毒菌は死なない」ということ。
凍らせている間は菌の動きがストップしているだけで、解凍されて温度が上がると再び増えはじめる可能性があります。
安全のためにも、パッケージに書かれている通り火を通してから使ってくださいね。
パッケージのどこを見ればいいの?

冷凍食品は「食べる前に加熱が必要かどうか」を表示することが義務付けられています。
パッケージの裏面にある四角い枠の中に書かれていることが多いので、まずはそこをチェック!
次のどちらが書かれているか、買う前・使う前に見ておくと安心です。
・加熱の必要はありません
・加熱してお召し上がりください
どうやって調理するのが正解?

加熱が必要な商品は、パッケージの表示に従って火を通しましょう。
料理別に調理法を使い分けるのもおすすめです。
和え物・トッピング…電子レンジが一番ラク!お湯を沸かす手間がなく、水っぽくなりません
スープや味噌汁…凍ったままお鍋に入れましょう
炒め物…フライパンでそのまま炒めればOK

要加熱のオクラを冷たい状態で食べたいときは、火を通してから急いで粗熱を取りましょう。お皿の下に保冷剤を置くとすぐに温度が下がりますよ。
保存期間約1か月!オクラの冷凍法

ここからは、生のオクラをたくさん買って食べきれないときの冷凍法をご紹介!冷蔵だと約3〜4日しか持ちませんが、凍らせれば約1か月保存できますよ。
①生のまま

オクラを水洗いしてしっかりと水気を拭き取り、ヘタとガクを落としましょう。

2〜3本ずつラップで包み、食品保存袋に平らに入れて冷凍します。
食べるときは凍ったまま茹でたり、レンジで温めたり、炒めたりすればOK!カットしたいときは、室温に1〜2分置けば包丁がスッと入りますよ。
②レンチンしてから

オクラは水洗いしてしっかりと水気を拭き取り、ヘタとガクを取り除きましょう。
耐熱皿に並べてふんわりとラップをかけ、オクラ5本(約50g)に対して、600Wの電子レンジで40秒加熱します。

粗熱が取れたら2〜3本ずつラップに包み、食品保存袋に入れて冷凍庫へ。
加熱済みなので、解凍してから切ればそのままサラダや和え物に使えます。
③レンチン&輪切り

加熱後にスライスして、薄く広げて冷凍するのもおすすめです。
使いたい分だけ袋の上からパキッと折って取り出せばすぐに溶けます。凍ったまま納豆に混ぜたり、スープに入れたり、いろんな使い方ができますよ。
パッケージを必ずチェック
冷凍オクラを使うときは「自然解凍OK」か「要加熱」かを確認することが大事。
気にせず食べてたかも……という方は、パッケージの裏面をチェックする習慣をつけてみてくださいね!