私たちの席に座っている男性に声をかけると
指定席を買っていた私たちは、乗車してそのまま座席へ向かいました。ところが、私たちの席には年配の男性が座ってくつろいでいたのです。
一瞬、どうしようかと戸惑いました。娘を連れていたこともあり、「気まずいやりとりになったら嫌だな」と少し身構えてしまいました。それでも、切符の番号を何度も見直し、やはりここが私たちの席で間違いないと確認できたので、思いきって「すみません、そこは私の指定席なのですが」と声をかけました。
男性は少し驚いた顔で、手元の切符を取り出しました。一緒に確認させてもらうと、日付も時間も号車もぴったり同じ。ただ、座席番号が3Bではなく3Dだったのです。通路をはさんで反対側の席と勘違いして座っていたことがわかりました。男性は「これは大変失礼しました!」と恐縮して、すぐに本来の席へ移ってくれました。
拍子抜けするほどあっさり解決したので、声をかけるまで緊張していたぶん、ほっとしました。
子どもを連れての移動は、それだけで予想外のことが起きやすく、何かあると不安になって身構えてしまいます。でも今回は、思いきって声をかけたことで、無事に状況を確認できました。必要以上に不安にならず、まずは落ち着いて確認することも大切なのだと感じた出来事でした。
著者:植田友乃/30代女性/夫と娘の3人家族。会社員。趣味は家庭菜園と読書
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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