またお金の無心? 義母に最後通告
ある日、義母から「お願いがあるんだけど……」と連絡がありました。夫にはお金のことを頼みにくいようで、義母はいつも私に直接連絡してきます。どうせまたお金の無心だろうと思い、「お金ならもう貸しません」と先回りして伝えると、義母は「まだ何も言ってないでしょ」とむくれてしまいました。とはいえ、話を聞いてみると、やはり目的は金銭的な援助。
先月、私は「これ以上の支援はできません」とはっきり伝え、義母も「パートを探す」と約束していました。義母は「還暦間近のおばちゃんなんて雇ってくれないのよ」と愚痴をこぼしますが、実際には、年齢だけが原因で仕事が見つからないわけではありません。求人を選り好みし、自分の経験や適性に合わない仕事にばかり応募していたのです。
しかも、生活が苦しいと言うわりに、義母に節約する様子はありません。私が「少し支出を見直したほうがいいのでは」と伝えても、「生きるうえで楽しみは必要でしょ」と聞く耳を持ちません。そこで私は、「私が一度、求人を探しましょうか」と提案。「まず私がいくつか候補をまとめるので、その中から選んでください」と伝えました。
そして、今月分の生活費については「今回が最後です」と改めて念を押しました。義母は「働かなくちゃね〜」と軽く笑っていましたが、生活を改める様子もなく、本気で働く意思を見せない限り、これ以上援助するつもりはないと、私は心に決めています。
義母から連絡が…資金援助かと思いきや!?
ある日、義母から「相談があるの」と連絡がありました。どうせまたお金の話だろうと思っていると、「来週の私の誕生日会についてよ」と切り出されました。
誕生日会は義姉が主催し、親族が集まる予定です。義母は当然のように、「あなたたちは私に何をくれるの?」とプレゼントを要求。私が「用意していません」と答えると、「誕生日会なのに手ぶらで来るつもり?」「私への恩や感謝はないの?」と詰め寄ってきました。私は思わず、「これまでいくらお金を貸してきたと思っているんですか」と返しました。
しかし義母は「それとこれとは別」「娘家族もいるんだから、私に恥をかかせないで」と反論。そこで、義姉は借金のことを知らないのかと尋ねると、「娘には関係ないでしょ」と言います。さらに、なぜ義姉ではなく私たちから借りるのか聞くと、「娘は専業主婦で子どももいる。でもあなたたちは子どもがいない共働き夫婦でしょ」と返されました。
私たちも将来子どもを望んでいると伝えると、義母は「え? もう30代でしょ? 遅くない?」と笑いました。私は「余計なお世話です」と返し、誕生日会には参加しないと告げました。
すると義母は慌てて謝り、「娘が企画してくれた会だから来てほしい。孫も楽しみにしているの」「低予算でいいからプレゼントもお願い」と懇願。私は「次にまたお金を借りに来たら、お義姉さんにも話します」と釘を刺しました。義母からの要求はいったん止まり、結局、私たちは誕生日会に参加することにしました。
「300万円借りてるんでしょ?」義姉の誤解
義母の誕生日会が終わったあと、義姉に呼び止められました。私が「お義姉さん、今日はお疲れさまでした。どうなさいましたか?」と声をかけると、義姉は少し遠慮がちに切り出しました。「……お母さんへの当たりが少し強くない?」自分ではそのつもりがなかったため、「そうでしょうか」と首をかしげると、義姉は言いにくそうに続けました。
「こんなこと言いたくないんだけど、お母さんに300万円を借りてるんでしょ?」「それなのに、今日の態度は何?お母さんが買い物の話をしたときも、『お金を使わないでください』なんて言って、場の空気も悪くなったし……。貧しいと心まで荒んでしまうものなの?」
あまりに的外れな指摘に、私は思わず苦笑してしまいました。「貸しているのは、私たちのほうですよ」そう伝えると、義姉は目を丸くし、驚いた様子で聞き返してきました。
「はい。これまでに合計で300万円ほどお貸ししています」と伝えると、義姉は信じられないという表情を浮かべ、「でも、お母さんにはお父さんの遺産があるはずよ? 私には『お金を貸しているのにあなたたちの態度が気に入らない』って言っていたのに……」と戸惑っています。
私は冷静に、「その遺産はもう、ほとんど使い切ってしまったようです。それでも生活が苦しいと言うので、しばらくの間、私たちが貸し続けてきました。『パートを探す』と約束していましたが、一向に働く様子はありません」と説明。義姉は青ざめた様子で「知らなかった……」とつぶやきました。
「約束を破った!」抗議する義母に出した結論
義姉は深く頭を下げ、「本当にごめんなさい。事情も知らずに責めてしまって……」と謝罪しました。私は、これまで義母から口止めされていたことも打ち明け、最後にこう釘を刺しました。
「今後、もしお義母さんがお金を借りに来ることがあれば、そのことをお義姉さんにお伝えします。私たちは、もうこれ以上支援を続けるつもりはありません」義姉は神妙な表情で何度もうなずき、ようやく私たち夫婦の負担を理解してくれたようでした。
その後、義母から突然、「娘に借金のことを話したでしょ!」と抗議の電話がかかってきました。「約束を破った」と声を荒らげる義母に、私は義姉から「借金しているくせに態度が悪い」と責められた経緯を説明。そして、夫と話し合った結果、義母とは縁を切ることにしたと伝えました。
義母は「息子が悲しむはずよ」と情に訴えてきましたが、夫自身も義母の身勝手な言動や金銭的な依存に強い不満を抱いていました。十分に話し合ったうえで、夫婦で出した結論です。
その後、義母は義姉家族を頼っているようですが、それがいつまで続くのかはわかりません。私たち夫婦は引っ越し、ようやく精神的にも経済的にも落ち着いた日々を取り戻すことができました。
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家族という関係だからこそ、つい情に流されてしまうこともあるかもしれません。だからこそ、自分たちの中でルールや限度を明確にし、それが守られない場合には毅然と対応することも大切です。自分たちの生活を守るためにも、適切な距離感を保っていきたいですね。
【取材時期:2026年8月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。