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夫「別居したい…?」妻「今すぐ離婚でもいいの」お互い大事だと言ったばかりなのに?→妻の決定に夫は… #無自覚ハラスメント 63

「私の正義は無自覚ハラスメント」第63話。間サエコさんは、小学6年生の娘・姫子ちゃんを育てるワーママ。困っている人を見ると放っておけず、つい手を出してしまいます。

ある朝、電車内で後頭部が絶壁の赤ちゃんの頭を、断りもせず「押せば治る」とつかんだサエコさん。母親を怒らせた自覚がないまま、いいことをしたと上機嫌で帰宅します。ところが、市の不審者情報でこの事案が掲載され、事態の深刻さに気づきます。それでも、サエコさんは「待ち伏せして謝る」と理解不足な状態。夫の付き添いで警察署へむかい、事情聴取を受けるも自分の気持ちばかりを話し、警察官から「相手に恐怖を与えたことが事実」と言われてしまい、厳重注意の処分となりました。その後、家族に愚痴をこぼすサエコさんは、姫子ちゃんから「ママは発達障害かも」と言われ、娘の苦しい思いをぶつけられます。しかし、夫はそれを否定し、病院へ行くことも拒否。モヤモヤしたサエコさんは翌日、会社の同僚に「私って発達障害に見える?」と尋ね、配慮に欠けた発言がきっかけで上司から注意を受けてしまったのでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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※発達障害とは、脳の働きが関係する障害で、自閉症を含む広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害などいくつかの障害が同時に現れることがあります。年齢や生活環境などによっても症状は様々です。近年「発達障害」は、医学的には「神経発達症」と呼ばれつつありますが、ここでは一般的に広く使われている「発達障害」という言葉を用いています。

 

この事態に、最近笑顔が減った姫子ちゃんが気がかりなこともあり、サエコさんは医療機関を予約しますが、夫はますます強く拒絶。姫子ちゃんがうれし涙を流す横で苦い顔をしていた夫は、その夜、サエコさんの健康保険証を隠してしまいました。

受診当日、夫が病院へ連絡し「費用が高額になる」ということで受診はキャンセル。すると諦めない姫子ちゃんと夫が対立し、サエコさんは困惑します。

 

そこで同僚・茂木さんに相談したサエコさんが、夫と話し合うことを決意する中、アルバムの写真の裏から失くしたはずの保険証を発見します。その日、家族が揃った食卓でも病院の受診を拒み続ける夫に、サエコさんは保険証を見つけた件を問いただしました。夫は「ママのため」と言いますが、姫子ちゃんは「病院へ行きたいのに行かせないのはハラスメントだよ」と厳しく追い詰めます。

動揺した夫は保険証を真っ二つに! そこへ姫子ちゃんからの連絡で駆けつけた、夫の母親である義母が訪れ、夫を厳しく叱責し、サエコさんと姫子ちゃんに謝罪します。しかし、夫は「言い分がある」と反発。姫子ちゃんを最優先に考える一方で、夫と話し合ったうえで受診を決めようともしていたサエコさんにとって、夫は自分本位なことばかり言い、結局自分の思いに耳を傾けてくれない姿勢に我慢の限界を迎えます。

 

母の愛情と強い覚悟

私の正義は無自覚ハラスメント/ミント

 

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夫に隠れて受診することもできたサエコさんですが、「大事な家族だからこそ、ちゃんと話したい」と夫にすべてを打ち明けてきました。一方、夫もサエコさんを嫌っていたわけではなく、「ずっと好きでいたい」という思いから、診断名がつくことを恐れ、受診を止めようとしていたのです。

 

お互いに相手を大事に思っていたはずなのに、その思い方は大きくすれ違ってしまいました。サエコさんは、自分の気持ちや考えを受け止めてもらえないことに限界を感じ、ついに「今すぐ離婚でもいい」と告げ、別居を決断するのでした。

 


発達障害は、診断名がつくことでその人の価値が変わるものではありません。むしろ、自分の特性を知ることで、それまで感じていた生きづらさの理由がわかったり、自分に合った工夫や支援につながったりすることもあります。相手を大切に思うからこそ、自分の不安や先入観で相手の選択を妨げるのではなく、まずは正しく知り、本人の気持ちに耳を傾けていきたいですね。

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マンガ家・イラストレーターミント

2児のママです! 自身やフォロワーさんの体験談を漫画にしています!

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