「夫の健康診断は、妻の料理の通知表」と言う義父
結婚して半年ほどがたったころのある日曜日、義父母と夫の祖母が私たちの新居に遊びに来てくれました。ちょうど義母たちを迎えに出たときに、夫が会社で受けた健康診断の結果がポストに入っていたのです。
結果は概ね良好でしたが、コレステロール値だけ「要・生活改善」評価でした。夫が「あ、ちょっと引っかかっちゃったわ 」と苦笑いした、その瞬間です。義父が突然真顔で言いました。
「つぐみさん。健康診断の結果は、妻の料理の通知表なんだぞ。今回の結果を受け止めて、もっと料理を勉強しなさい」
義母も満足そうにうなずいていました。私は言い返せない悔しさでいっぱいでした。
夫の祖母の痛快な返しに、義両親が赤面!?
すると、夫の祖父が突然「あっはっは!」と豪快に笑い出したのです。義父は「お袋、何がそんなにおかしいんだよ」と苛立っていると、祖母は笑顔のまま言いました。
「あんた、この2人は結婚してたったの半年じゃないか。その前の何十年、この子が望むままに、揚げ物ばかり食べさせてたのは一体誰なのかしらね」
義父母は顔を真っ赤にし、ぐうの音も出なくなっていました。祖母は私に向き直ると、こう言ってくれました。
「つぐみさん、いつもこの子においしいご飯を作ってくれてありがとう。この子、独身時代は唐揚げや塩辛いお菓子ばかり食べていて本当に心配だったの。でも最近ね、『つぐみのご飯は野菜たっぷりでおいしいんだ 』って、うれしそうに電話してくるのよ。私はそれを聞いて、本当に安心したの。あなたはよく頑張ってるわ」
夫が私の料理を喜んでくれていたうれしさと、祖母が味方をしてくれた心強さで、胸がいっぱいになりました。
その後、夫のコレステロール値はゆるやかに改善し、義父母も食事について口を出すことはほとんどなくなりました。
今振り返っても、義父の言葉に何も言い返せなかった自分を少し悔しく思います。でも、それ以上に覚えているのは、祖母が私の味方をしてくれたときの心強さです。誰かに認めてもらえるだけで、こんなにも気持ちが軽くなるのだと知りました。
そして何より、夫が私の知らないところで「つぐみのご飯はおいしい」と話してくれていたことがうれしかったです。あの日にもらった言葉を思い出しながら、これからも夫婦で健康を気遣っていこうと思います。
著者:大槻つぐみ/40代女性/2013年生まれの女の子のママ。学習指導員のパート勤務。妊娠出産でのブランクに戸惑いながら仕事に奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
※AI生成画像を使用しています
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