奥までびっしり生えてるかも!?

ちょっとカビが生えているくらいなら、そこだけ切って普通に食べている……。厚揚げに限らず、パンやお餅などでこういう経験がある人は多いですよね。
実は取り除いたつもりでも、知らず知らずのうちに口にしているかもしれません。
私たちが目にしているのは、カビのほんの表面だけ。恐ろしいことに、カビの「根っこ(菌糸)」が食品の奥深くまで伸びている可能性があるんです。
100℃でも分解されない!厄介なカビ毒

もっと危険なのがカビが作り出す毒。熱に強く、100〜210℃で60分以上加熱しても分解されない強敵です。
この毒を長い間何度も摂り続けると、健康に悪影響を及ぼす場合も……。ちょっとでも生えているのを見つけたら、思い切って捨ててくださいね。
怪しければ即処分!

消費期限が切れていたり、長時間冷蔵庫に入れ忘れていたりと、保存状態が怪しい場合はカビが生えていなくても処分するのが安全。
食中毒菌が増えても、見た目やニオイが変わらないことが多いんです。
また、カビや変色、いつもと違う酸っぱいニオイがするなど、少しでも「あれ?おかしいな」と感じたら食べないようにしてくださいね。
おいしさキープ!厚揚げの保存方法

未開封の厚揚げなら買ってきたパッケージのまま冷蔵庫に入れれば大丈夫!
開封後は、乾燥やニオイ移りを防ぐためにちょっとした工夫が必要です。ここからは、開封後の保存方法を冷蔵、冷凍、調理後の3つに分けてご紹介しますね。
【冷蔵】保存期間:2~3日

厚揚げをラップでぴったり包み、チャック付き保存袋に入れます。空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で保存しましょう。
油抜きをすると乾燥しやすくなるので、そのままで大丈夫ですよ。
【冷凍】保存期間:約1か月

冷蔵だとあまり日持ちしない厚揚げですが、冷凍なら長期間保存できます!凍らせると、中の水分が抜けて高野豆腐のような食感に。
煮込み料理に使うと味が染み込みやすくなります。
冷凍法①油抜きをする

冷凍するときは油抜きをしておくのがおすすめ。保存期間が長いので、この工程を省くと油が酸化して風味が悪くなってしまうんです。
厚揚げをザルにのせて両面に熱湯を回しかけ、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
冷凍法②使いやすいサイズに切る

丸ごとだと解凍に時間がかかるので、一口大など調理しやすい大きさに切り分けましょう。
冷凍法③ラップ&袋で密閉

ひとつずつラップでぴったり包み、チャック付き保存袋に入れてしっかり空気を抜いて冷凍庫へ入れます。
解凍と調理のコツ

食べるときは冷蔵庫に半日ほど置き、キッチンペーパーで水気を拭き取ってから使いましょう。
煮物やスープ、お味噌汁に使うなら解凍しなくて大丈夫!凍ったままポンとお鍋に入れて調理してOKです。
【調理後】すぐに冷まして冷蔵庫へ

調理した厚揚げを保存するときは、とにかく急いで冷まして冷蔵庫へ。フライパンやお鍋に入れたままでは温度が下がりにくく、食中毒菌が増えやすい温度帯に長くとどまってしまうことも。
熱いうちに清潔な保存容器に移し替え、その下に保冷剤を敷くのがおすすめ!
このとき、冷めるまでは容器のふたは開けたままにしておきましょう。

上からハンディファンなどで風を送ると早く冷めますよ。できるだけ短時間で冷ますよう心がけましょう。
食べるときは、隅々まで熱が入るようにしっかり温めましょう。電子レンジは加熱ムラが起きやすいので要注意。途中で取り出してかき混ぜてからもう一度温めてくださいね。
「見た目だけ」で判断しないで!
厚揚げは意外と傷みやすいので、見た目だけで判断せず期限や保存方法をきちんと守ることが大切。できるだけ早めに使い切るか、無理そうな場合は冷凍してくださいね。