不安の中で始まった自宅安静
2人目を妊娠中、切迫早産(早産になりかけている状態)と診断され、医師から自宅安静の指示を受けました。医師からは、私の場合、上の子のお世話はしても大丈夫と言われたものの、「もし今、生まれてしまったらどうしよう」という不安でいっぱいでした。
さらに、これまでのようには動けず、夫に負担をかけてしまうことへの申し訳なさも強く感じていました。1日の大半を横になって過ごす生活にも、罪悪感を抱いていたのです。
夫から返ってきた思わぬひと言
そんな中、夫は、上の子を妊娠していたときにも私が切迫早産と診断されていたことや、義母も切迫早産を経験していたことから、
「俺からしたら、切迫早産は呼吸をするくらい日常のようなもの」
と言いました。不安な私を励ますような言葉が返ってくると思っていたため、そのひと言には思わず驚いてしまいました。
夫のひと言で訪れた気持ちの変化
夫の言葉を聞いているうちに、不思議と夫に申し訳ないという思いや、1日の大半を横になって過ごすことへの罪悪感が少しずつ薄れていきました。
「そこまで日常のことだと言うなら、仕事で疲れていても家のことは全部お願いね」と半ば開き直るような気持ちになり、今は医師の指示どおり、自宅安静を優先しようと思えるようになったのです。
まとめ
今回の出来事を通して、家族に負担をかけているからといって、自分だけが罪悪感を抱え続ける必要はないのだと感じました。夫の言葉には驚きましたが、そのおかげで肩の力が抜け、今は休むことも自分にできる大切なことなのだと受け止められるようになりました。これからも、必要なときには周りを頼りたいと思います。
医師による解説:切迫早産と自宅での過ごし方
切迫早産は、妊娠37週未満で早産となる可能性が高まっている状態です。必要な治療や活動範囲は、妊娠週数や症状、子宮頸管の状態などによって異なるため、自己判断で活動を増減せず、主治医から具体的な指示を確認することが大切です。
切迫早産は状態に応じた管理が必要
切迫早産とは、妊娠22週以降37週未満に、規則的なおなかの張りや下腹部痛、性器出血、子宮頸管の短縮や開大などが見られ、早産の危険性が高まっている状態です。妊娠週数や症状、子宮頸管の状態などによって、必要な検査や治療、生活上の注意は異なります。過去に本人や家族が経験していても、今回も同じ経過になるとは限りません。
自宅での活動範囲は主治医に確認を
「自宅安静」と言われた場合、上の子のお世話や家事、仕事、外出、入浴などをどこまでおこなってよいか、避けるべき動作や具体的な活動範囲を確認しましょう。家事や育児の負担を減らす必要があるときは、家族や周囲に協力を求めることも大切です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)
著者:沼田美沙/20代女性・会社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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