大学生講師の中で浮いていた私
働き始めたころ、講師控室では大学生同士の雑談に入れず、私はいつも浮いた存在でした。授業を担当しても、女子生徒からそっけない態度を取られることがありました。
年齢も立場も違うため、ある程度は仕方がないとわかっていました。それでも、職場になじめないことに寂しさを感じていました。
さらに、塾長から任されるのは、成績が振るわず、「誰が授業をしても同じような結果になる」と思われている生徒ばかり。シフトも1週間に1コマしかありませんでした。
英語30点だった生徒に変化が
担当する授業は少なかったものの、私は1回1回の授業を大切にし、地道に指導を続けました。すると、それまで英語のテストで30点ほどだった生徒が、60点を取ったのです。
生徒本人も驚いていましたが、それ以上に印象に残ったのは、塾長や大学生講師たちの反応でした。それまでとは明らかに、私を見る目が変わったように感じたのです。自分の力は、言葉で訴えるよりも、結果で示すほうが伝わるのだと実感しました。
経験を積み、別の塾からも採用
今振り返ると、「私は英語を話せます」と自称するアラフィフの主婦が、最初から講師として信用されにくかったのも無理はなかったと思います。
大学は卒業していたものの、卒業してから20年以上がたっていました。周囲が「今でも英語を教えられるのだろうか」と疑問に思っても不思議ではありません。だからこそ、周囲の評価を変えるには、実際の仕事ぶりで示すしかないと感じました。
塾講師としての実務経験がなかったころは、応募しても不採用になることがありました。しかし、実務経験が4年になったころには、別の塾にも採用されるようになったのです。
まとめ
最初は職場になじめず、授業もほとんど任せてもらえませんでした。それでも目の前の生徒に向き合い、地道に経験を積んだことで、少しずつ周囲の評価も変わっていきました。年齢や経歴ではなく、積み重ねてきた実績によって自分の力を示せた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:中村実里/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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