締め切りに追われ、寝る時間を削って仕事をする私に、夫は『朝食はまだ?』と平然と話しかけてきます。その一方で、私が話し合おうとすると、はぐらかされてしまいます。そんな夫には怒りを通り越して、呆れる毎日です。
夫の真の顔を知らない義母
ある日、仕事部屋の外から急に掃除機をかけている音が聞こえてきました。珍しく夫が家事をしたのかと思ったら、インターホンが鳴り、玄関には義母の姿がありました。
私を見るなり、義母は「また息子に家事をさせて! あなたは息子のお金で、ずっと家でダラダラしているんでしょ!?」と私を責めてきました。
実は、夫は自分が無職である事実を義母に隠していました。それどころか「自分が妻を養っている」と見栄を張ります。さらには、義母が訪問するときだけ家事をするふりをして、私を悪者に仕立て上げるのです。
「息子に寄生する嫁は不要!」
義母に「普段は私が家事をやっていますし、仕事もしています」と伝えても、夫の嘘を信じきっている義母は少しも理解してくれません。義母は一通り私に嫌味を言ったあと、夫と2人で外食へ出かけていきました。
そして次の週末、義母は再びわが家にやってきて「息子に寄生する嫁なんて不要よ!」「息子も、あなたみたいに金遣いの荒い嫁は嫌だって言ってるわ! あなたが出て行けば、私はここで息子と暮らせるのよ!」と言い放ちました。
夫は私が生活費を出しているにもかかわらず、自分の都合のいいように義母へ嘘を吹き込んでいた様子。以前から離婚を視野に入れていた私の堪忍袋の緒が、ついに切れました。
家を出た私がやったこと
私は「わかりました。それなら、出ていきます」と冷静に告げ、あらかじめ準備しておいた記入済みの離婚届を夫に渡しました。夫は思わぬ展開に焦り、「ちょっと待ってくれ」と言いましたが、義母が「こんな嫁、早く別れちゃいなさいよ!」とけしかけたため、勢いでその場にてサインさせられました。
私はすぐに最低限の荷物をまとめて家を出ました。そして、私名義で契約していた賃貸マンションの退去手続きを進め、水道や光熱費、私のクレジットカードにひも付いていた夫のスマホ代などの支払い設定をすべて解除しました。
そして、当面の仕事環境を確保するため、私は以前から計画していた海外でのワーケーションへ出発することにしたのです。
妻に見放された夫の末路
数日後、義母から「マンションの管理会社から退去の連絡が来たわよ、どういうこと!?」「スマホが使えなくなるって聞いたんだけど、どうなってるの!?」と連絡の嵐が。私は電話で、夫がずっと無職であった事実と、生活費をすべて私が負担していたこと、そして自分名義の契約をすべて解除したことを淡々と説明しました。
広い家で息子と悠々自適な生活が送れると思い込んでいた義母は、現実を知って絶句。私が家を出たあと、夫は義母に詰め寄られてようやくすべてを白状したそうですが、今さら私が戻るはずもありません。
私は改めて夫に離婚の意思とマンションの契約を終了することを伝え、管理会社にも解約を申し入れました。そして、退去日までに、夫には新しい住まいを探してもらうことに。結局、仕事もお金もない夫は、義母の古くて狭いアパートへ転がり込むことになったそうです。その後、無事に離婚は成立しました。
身勝手な夫と、事実を確かめようともしなかった義母との生活は散々なものでしたが、今回の出来事を通じて、理不尽な状況には我慢せず、自分を守るために毅然と立ち向かう勇気の大切さを学びました。これからは、自分の足でしっかりと自分の人生を歩んでいこうと思います。
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身近な家族であっても、一方の話だけでは見えてこない事情があります。誰かを責める前に、相手の言葉にも耳を傾ける姿勢を大切にしたいですね。
また、家族だからといって、ひとりが負担や我慢を抱え続ける必要はありません。話し合いが難しいときは、信頼できる人に相談したり、距離を置いたりしながら、自分が安心して暮らせる選択を考えていけるといいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。