混雑するレジで孫が突然のひと言
その日は夕方で、店内は多くの買い物客で混雑していました。レジにも長い列ができており、私は孫と一緒に順番を待っていました。
それまでおとなしく並んでいた孫が、突然私の顔を見上げました。そして、レジ周辺に響き渡るような大声で、「じいじ、昨日ばあばに怒られて泣いてたよね? 『ごめんなさい』って言ってたよね!」と言ったのです。
前日の夫婦喧嘩を大勢の前で暴露
孫の言葉を聞いた前後に並んでいた客が、一斉にこちらを振り返りました。私は一瞬で顔が熱くなりました。
前日の夜、私は妻と夫婦喧嘩をし、最後には謝っていました。まさか、その出来事を孫が覚えていて、大勢の前で話すとは思ってもいませんでした。
私は慌てて孫の口を押さえながら会計を済ませ、逃げるようにスーパーを後にしました。
「かわいかったから教えたの!」
帰り道、私は孫に「あんなことを、どうして皆の前で言ったの?」と尋ねました。すると孫は、満面の笑みを浮かべながら「じいじがかわいかったから、皆に教えてあげたの!」と答えたのです。
孫に悪気がなかったことは、その表情を見ればよくわかりました。怒るに怒れず、私はただ苦笑いするしかありませんでした。
この出来事を通して、子どもは大人が思っている以上に、周囲の大人の言動をよく見ているのだと実感しました。そして、本人に悪気がなくても、見聞きしたことを周囲に話してしまう場合があることも身をもって知りました。
まとめ
孫の観察力と、純粋なひと言が持つ思いがけない影響力に驚かされた私。それ以来、孫の前での言動や妻とのやりとりには、以前よりも気を付けるようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山本小治郎/50代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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