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「仕送りしろ、親不孝者!」いきなり電話をしてきた両親⇒僕「毎月してるけど?」発覚した母の嘘と実家の末路

僕が5歳のとき、父が再婚し、新しい母がやってきました。当初、母はとてもやさしく、僕も本当の母親のように慕っていましたが弟が生まれると状況が一変。母は弟ばかりをかわいがり、僕は邪魔者扱いをされるようになりました。そんな僕は、大学進学を機に実家を離れていました。卒業も近づいたある日のこと、母が突然僕のもとへやってきて……。

幼少期の孤立と、継母からの理不尽な要求

僕が5歳のとき、父が再婚し、新しい母がやってきました。当初、母はとてもやさしく、僕も本当の母親のように慕っていました。しかし、数年後弟が生まれて状況は一変。母の愛情はすべて弟に注がれ、僕は邪魔者扱いされるようになりました。

 

父に相談しても、「母さんは弟の世話で忙しいんだから、お兄ちゃんなんだし我慢しなさい」と言われるばかりで、僕は家庭内で孤立してしまって……。その後、大学へ進学することをきっかけに僕は実家を離れました。奨学金とアルバイトで溜めたお金で県外の大学へ進学したのです。

 

こうして大学生活を送り、卒業を間近に控えたある日、突然、母がアパートを訪ねてきました。

 

そして、「あなたが高校を卒業するまでの学費や塾代、それに日々の生活費を工面するために消費者金融から借金をしていたの。就職したら、毎月仕送りをして返済してよ」と言ってきたのです。

 

借金の正体は

後になってわかったことですが、母は父から渡されていた生活費を自分の趣味や弟に浪費し、足りない分を借金で補填していただけでした。僕の養育費というのは、ただの口実だったのです。

 

親が子どもを育てるのは当然の責任であり、母が自分の都合で作った借金まで僕が負担する必要はないとわかっていました。しかし、これ以上「育ててやった恩」を盾に実家に縛られるのが耐えられなかった僕は、これを払い終えたら完全に縁を切るための「手切れ金」だと割り切ることにしたのです。

 

そして就職後、母の口座へ毎月仕送りを続けました。

 

そんな僕の生活を支えてくれたのが、大学のゼミの後輩――後の妻です。僕の複雑な家庭環境や仕送りについて打ち明けても、彼女は逃げることなく、僕に寄り添い続けてくれました。

 

その後、僕たちは結婚。僕はメーカーの営業職として働きながら、副業も掛け持ちし、必死に仕送りを続けていました。

 

父「仕送りもしないお前は親不孝!」

母から最初に提示された借金総額の支払いが、ようやく終わろうとしていたある休日。実家の父から突然、電話がかかってきました。

 

電話口で父は、就職したばかりの弟が毎月仕送りをしていることを引き合いに出し、長男である僕が1円も実家にお金を入れていないと激怒し始めたのです。

 

どうやら母は、僕からの仕送りを自分の懐に入れ、父には完全に秘密にしていたよう。母の嘘を信じ込んだ父は、「お前みたいな親不孝息子は、もう親子じゃない!」と声を荒げていました。

 

その言葉を聞いた瞬間、僕の中で張りつめていた糸が切れました。僕は冷めた声で、

 

「だったらもう、母さんから言われた借金返済のための仕送りはやめる。実家はないものと思うことにするよ」と伝えました。

 

父は僕が口にした「借金」という言葉に戸惑っていましたが……僕は「詳しいことは母さんが良く知ってるから」とだけ告げて電話を切りました。そして、そのまま実家の連絡先を着信拒否にしました。

 

押しかけて来た両親の末路

しかし1カ月後……親戚づてに僕の現住所を聞き出した父が、突然、自宅に押し掛けてきたのです。あの電話の後、母を問い詰めてすべての真相を知った父は、ひどく怒っていました。

 

「子どもにまで借金を背負わせて何が『育ててやった』だ!」と父は母を叱責していましたが……どうやら、本当の目的は別だったよう。弟への過剰な援助と、母の浪費で実家の貯金が底をつき、生活が立ち行かなくなったため、僕に再び援助を頼みにきたのです。

 

「少しでいいから、仕送りをしてほしい」と父は頭を下げていました。しかし、幼い僕が家庭で居場所をなくし、母の理不尽な要求に苦しんでいたときに見て見ぬふりをしたのは父です。

 

僕が黙っていると、妻が口を開きました。

 

「本当の事情を知っていたら、夫は仕送りなんてしなかったはずです。親が子どもに過去の生活費や養育にかかったお金を一方的に請求するのも、私はおかしいと思います。私たちはこれから自分たちの家庭を築いていくんです。これ以上、夫を苦しめるような身勝手な要求は絶対に受け入れられません」。

 

妻は僕を全力で守ろうと、まっすぐに両親を見据え、きっぱりと言い放ってくれました。

 

僕もはっきりと、「親として僕を守ってくれなかったあなたたちを助ける義理はない。もう二度と関わりたくない」と伝え、父を帰らせました。

 

ドアを閉めた後、妻は僕の背中をやさしく抱きしめてくれました。これからはもう、実家の影におびえる必要はありません。僕にとって、家族と呼べるのは、どんなときも味方でいてくれた妻だけです。これからは自分たちの幸せを最優先にして、2人で穏やかな日々を築いていこうと心に誓いました。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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