条件ばかり気にする同級生
婚活パーティーが始まり、私たちは自由に男性たちと会話を楽しみました。そして、フリーの時間に合流すると、同級生は参加男性のプロフィールを熱心にチェックしていました。
「年収は900万以上がいいな」
「やっぱり背が高くて、カッコいい人がいいよね」
もちろん結婚相手に希望する条件があること自体は、おかしなことではないと思います。ただ、彼女の場合は、肩書きや年収、外見だけで判断しているように見えました。
そんな中、彼女が目をつけたのがAさんという男性。
Aさんのプロフィールには、同級生が希望していた条件に近い内容が並んでいました。
私もAさんと話す機会がありましたが、何度も収入や資産について聞かれたことが少し気になりました。婚活の場ですから、相手の経済状況が気になること自体は不思議ではないと思います。それでも、会って間もないうちからお金に関する質問が続いたことに、私は少し居心地の悪さを感じたのです。
そこで同級生にも、「条件はよさそうだけど、もう少し話してみてから考えたほうがいいんじゃない?」と伝えました。すると、「あんたもAさん狙いなの? 私の邪魔しようとしてる?」と、なぜか疑いの目を向けられることに。「そういう意味じゃないよ」と否定しましたが、彼女は不機嫌になってしまいました。
マッチしなかった同級生は…
パーティーの最後には、気になった相手を選び、お互いが選んでいればマッチング成立となる時間がありました。結果、私は残念ながら誰ともマッチしませんでした。Aさんを第一希望にしていた同級生も、Aさんとはマッチしなかったようです。
それでも諦めきれなかった彼女は、パーティーが終わったあと、自分からAさんに声をかけて連絡先を交換していました。連絡先を交換できて、うれしそうにしていた彼女の姿は今でも覚えています。
しかし……それからしばらくして、同級生から電話がかかってきました。
「Aさん、聞いてた話と全然違うんだけど!」
何事かと思って話を聞くと、Aさんと親しくなるにつれ、婚活パーティーのプロフィールに書かれていた仕事内容や収入、さらに本人から聞いていた生活状況などに、少しずつ食い違いが出てきたそうです。
同級生は「プロフィールを見たときは完璧だと思ったのに!」と怒っていました。
私は、パーティーでAさんと話したときに感じた引っかかりを思い出しました。「だから、条件だけで決めずにもう少し話したほうがいいんじゃないかって言ったのに……」。そう呟くと、彼女は「だったら、もっと強く止めてくれればよかったじゃん!」と、今度は私に怒り始めたのです。
これ以上話しても平行線だと思い、その日は適当なところで電話を切りました。
同級生とは距離を置くことに
Aさんがプロフィールに事実と異なることを書いていたのであれば、それはもちろんよくないことです。
ただ、今回のことで私がそれ以上に気になったのは、同級生の態度でした。
自分の希望する条件に合っているときはAさんを絶賛していたのに、条件が違うとわかった途端に態度を一変。そして最後には、なぜか私のせいにされてしまいました。
学生時代から彼女の上から目線なところは少し気になっていましたが、「大人になってもあまり変わっていないんだな」と感じ、これを機に少し距離を置くことに。彼女から連絡がくることはなく、私からも特に連絡はしていません。
今回初めて婚活パーティーに参加したことで、プロフィールだけではわからないことが多いのだと改めて感じました。これから婚活を続けるうえで、条件だけに目を向けるのではなく、一緒にいて無理をしないでいられる相手かどうかも大切にしていきたいと思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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