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銀歯5本を23万円で白い素材に交換→割れ防止のマウスピースを3カ月放置し後悔したワケ【医師監修】

30代のある日。銀歯が取れて歯医者に行ったところ、今後を考えると、金属を使った銀歯をまた作るより、別の素材に替える方法もあるとおすすめされました。「人生100年時代の今、この先の人生は長い。当時30代半ばだった私は、どうせなら審美的に優れていて丈夫な歯で過ごしたい」。そう考えて、昔はなかった新しい素材を入れることを決断しました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師川田 悟司 先生

川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
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事の始まりは銀歯が取れたこと

男性と比べて女性は、一生のうちに口腔トラブルが起きやすい時期が多いように思います。

 

「思春期や更年期は女性ホルモンの影響で歯肉が炎症しやすく、歯周病になりやすい」と歯科医院や歯磨き粉のサイトなどで読んだことがありますし、「妊娠中や産後は虫歯などの口腔トラブルが起きやすい」という話も妊婦教室などでよく耳にしていました。

 

妊娠中はつわりで歯磨きがろくにできなかったり、産後は新生児のお世話が大変で自分のケアが後回しになったりすることも、口内トラブルの発生に影響しているとのことでした。

 

かくいう私も、第1子妊娠中に左奥歯が虫歯になり、治療しました。最初は歯を削ったところに銀歯を詰めていました。しかしその後、歯茎にもトラブルが起こり、歯周病になりました。銀歯も取れたため歯医者に行くと、「今後を考えると、銀歯を作り直すより、金属を使わないジルコニアオールセラミックに替える方法もあります」と言われたのです。

 

ジルコニアオールセラミックスって?気になる値段は?

ジルコニアオールセラミックスは、保険適用外。歯科医が「1本丸ごと替えると5万円、部分的に替えると3万円」と費用の説明をしてくれましたが、経済的な問題と耳慣れない素材に私は迷いました。

 

しかし、私の銀歯のうち古いものは小学生のころに入れたもの。すでに20年以上は経過しています。銀歯の周りが虫歯になることもあり、せっかくなら昔はなかった新しい素材に替えてみるのも悪くないなと思えてきました。

 

さらに、歯医者でもらったパンフレットにあった「ジルコニアオールセラミックスは高強度のセラミックで、丈夫で見た目が良い」「銀歯と違って腐食しない」という説明が後押し。人生100年時代と言われている今、自分も今後数十年は生きることを考えて、強度があり、金属を使わないジルコニアに替えようという決断に至りました。

 

これまでに5本分の銀歯をジルコニアオールセラミックスに替え、トータル23万円がかかっています。強度や審美性、金属を使わないことを考慮すると、今ではそんなに高くない金額のように思えます。

 

 

歯やジルコニアの割れ防止にマウスピースを作成

数本のジルコニアオールセラミックスを入れたころ、歯科医から「睡眠中の歯ぎしりで奥歯に負担がかかっている形跡があるので、マウスピースを作ってはどうか」と提案されました。

 

マウスピースがあれば、歯ぎしりによる歯への負担を軽減し、ジルコニアオールセラミックスが割れたり欠けたりするのを防ぐ助けにもなるそう。しかし、ちょうどそのころは仕事が忙しくて、自分のことに構っていられず後回しに。

 

ただ、「眠りが浅くなってきたと感じるのは、歯ぎしりの影響もあるのかな」と、ずっとそのことが気になっていました。そして、最初にマウスピースの提案があったときから3年後、下の子の保育園生活や仕事が落ち着き、シリコーンのマウスピースを作成してもらいました。上の歯用だけ作り、オーダーメイドの割にはリーズナブルな3,000円でした。

 

作ってもらったことに安心して約3カ月使わずにいたところ、奥歯のジルコニアが割れてしまいました。「きちんと使っていればよかった」と後悔し、それからはマウスピースを装着して眠るようになりました。

 

最初は違和感がありましたが、もともと自分の歯並びに合わせて作られたもの。慣れればまったく気にならず、その後はジルコニアが割れることもなく安眠できています。

 

その後、銀歯が白いジルコニアに替わったことで、笑ったときに銀歯が写ることも気にならなくなりました。わが子も「虫歯なくなったねえ」と喜んでいる様子です。また、私自身は以前よりケアもしやすくなったと感じています。

 

まとめ

銀歯が取れたことをきっかけに、これから長く使う歯について改めて考えるようになりました。費用だけでなく、見た目や素材の特徴、その後のケアまで含めて自分が納得できる治療を選ぶことが大切なのだと実感。治療して終わりではなく、マウスピースなどで歯を守りながら付き合っていきたいと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:川田悟司先生(川田歯科医院院長)

著者:須田 りょうこ/40代女性。グラフィックデザインを中心に、講師やライター業などをサービスの柱としている。美術大学を卒業後、デザイン制作会社や広告代理店、印刷所の勤務を経てフリーランスに。仕事と育児のほどほどの両立を心がけている。

イラスト:きびのあやとら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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