「実家がボロいなんて無理」僕を振った元カノと5年後に再会
大学時代から2年ほど付き合っていた彼女と、結婚を考えるようになった僕。まずは僕の両親にあいさつをするため、初めて彼女を実家へ連れていくことになりました。ところが、実家を目にした途端、彼女の表情が一変して……!?
突然の「結婚はナシで」宣言
その日は昼ごろ、彼女と一緒に実家を訪れました。両親も彼女に会えることを楽しみにしていて、食事を準備して待ってくれていました。
ところが実家の前に着くなり、彼女は「え……ここが実家?」と薄笑いを浮かべたのです。僕が「そうだけど」と答えると、彼女はため息をついて「ごめん、結婚はナシにさせて」とひと言。
あまりに突然のことで、「え? どういうこと?」と聞き返すと、「実家がこんなにボロいなんて無理。お父さんが会社を経営してるって聞いてたから、もっと立派な家だと思ってた」と言うのです。
実家は築年数こそ経っていますが、両親が住み慣れた家を気に入っていて、建て替えていないだけでした。
しかし彼女は、両親に会うこともなくそのまま帰ってしまったのです。僕たちの結婚の話は白紙になり、ほどなくして交際も終わりました。
両親には理由を言えなくて…
ひとりで家に入ると、両親が用意してくれた料理が並んでいました。彼女に会えることを楽しみにしていた両親に、「家が古いという理由で帰った」とはどうしても言えず……。
僕の様子を見て何かを察したのか、両親は詳しい事情を聞かず、「まあ、いろいろあるよな」と声をかけてくれました。そのやさしさが、かえって胸に刺さったのを覚えています。
その後は気持ちを切り替えて仕事に打ち込み、仕事を通じて知り合った女性と交際するように。
やがて結婚を決め、新居のマンションで一緒に暮らし始めました。
5年後、元カノと再会!
元カノと別れてから5年ほど経ったある日のこと。婚約者と出かけた帰り、自宅のタワーマンションの前まで戻ってくると、見覚えのある女性とすれ違いました。それは、5年前に別れた元カノでした。
元カノは驚きながらも「久しぶり! 元気だった?」と声をかけてきました。そのあとすぐ、僕の隣にいた婚約者へ視線を移して「もしかして彼女?」と聞いてきます。僕が「うん。婚約してる」と答えると、元カノは「へえ、結婚するんだ」と僕たちを見比べました。
少し近況を話して別れようとしたところ、僕たちがマンションのエントランスへ向かうのを見た元カノが、「ちょっと待って!」と呼び止めました。
「え……ここに住んでるの?」
「そうだけど」
そう答えた途端、元カノの表情が一変しました。
元カノが口にした本音
「うそでしょ……。だって実家はあんなにボロボロだったのに」と、再び僕の実家を見下すような発言をする元カノ。
僕が「両親は今の家を気に入ってるからね。父の会社は変わらず続いてるし、このマンションを買うときも両親が援助してくれたんだよ」と答えると、元カノは目を見開きました。
「はぁ!? お金があるのに黙ってたってこと!? 知ってたら別れなかったのに!」
元カノから出た予想外の言葉に、隣にいた婚約者は「えっ?」と困惑した様子。僕もあきれながら、「そんなにお金が大事? 実家を見ただけで貧乏と決めつけて、両親にも会わずに帰ったのはそっちだろ」と返しました。
すると元カノは言葉に詰まり、しばらく黙り込んだあと、「……もういい!」と吐き捨てるように言って足早に去っていったのです。
帰宅後、婚約者に過去の事情を話すと、「私はあなたの実家もご両親も好きだよ」と笑ってくれました。
元カノから別れを告げられたときはつらかったですが、結婚する前に彼女の価値観を知ることができてよかったのかもしれません。今は、僕自身や家族を大切にしてくれる婚約者との未来を大事にしたいと思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
◇ ◇ ◇
さて、続いてご紹介するのも、彼女から突然別れを告げられた男性の体験談です。別れてから数年後、元カノの結婚パーティーに招かれた男性。すると会場で、元カノから思いもよらない言葉をかけられて……。
「迎えに来てくれたのね!」結婚パーティーで元カノが見せた予想外の反応

高校時代、僕には付き合っていたA子と、仲の良い友人のB男がいました。しかし、B男のひと言をきっかけにA子と破局。その後、A子とB男が付き合い始め、僕は2人と距離を置くことに。それから数年後、疎遠になっていたB男から突然連絡が届いて……!?
親友の裏切りで破局
高校時代のある日、駅で困っている同年代くらいの女性を見かけました。僕は声をかけ、荷物を持つなどして少し手助けをしました。
すると、その様子を友人のB男が撮影していたようです。
後日、A子から突然「浮気してるでしょ!」と責められました。B男が写真を見せ、「僕が別の女性と親しげにしていた」と伝えたというのです。
「駅で困ってた人を助けただけだよ」と何度説明しても、A子は「B男が見たって言ってるんだから」と聞く耳を持ってくれませんでした。
その後、僕たちは破局。少し経ってから、A子とB男が付き合い始めたと知りました。どうやらB男は以前からA子に好意を持っていたようです。僕は2人と関わりたくなく、距離を置くことにしました。
結婚パーティーに招待されて…
それから数年後、ずっと疎遠だったB男から「結婚パーティーに来てほしい」と連絡がありました。
驚きましたが、高校時代のほかの同級生たちも参加すると聞き、僕も出席することに。すでに僕には妻がおり、A子に未練はありません。素直に2人を祝う気持ちで会場へ向かいました。
会場は駅から少し離れたレストランで、貸し切りのカジュアルな結婚パーティーでした。僕はお酒を飲む予定だったため、終了時間に合わせて妻が車で迎えに来てくれることになっていました。
会場でB男に「久しぶり」と声をかけると、B男は「来てくれたんだな」とどこか得意げです。
その直後、僕がA子にも声をかけようとすると、A子は僕を見つけるなりハッとした表情で駆け寄ってきました。
元カノから衝撃の言葉が!
そしてA子は僕を見ながら、「迎えに来てくれたのね!」と言ったのです。
意味がわからず戸惑っていると、「ずっと忘れられなかったの。B男からあなたを招待したって聞いて、来てくれたらまだ私に気持ちがあるんだと思って」と続けました。
隣にいるB男は「へっ? 何言ってるんだよ?」と動揺しています。
僕は慌てて、「いや、そういうつもりじゃないよ。それに僕、もう結婚してるけど」と伝えました。
「え……?」
思わず固まるA子。B男も「お前、結婚してたのか!?」と目を丸くしています。どうやら2人とも、僕がまだ独身だと思っていたようです。
妻の登場で判明した真相
パーティーが終わるころ、予定どおり妻が車で迎えに来てくれました。僕はその場にいたA子とB男に、「妻だよ」と紹介しました。
するとA子は、僕と妻を交互に見ながら、何かに気づいたような表情を浮かべました。そして「……もしかして、あの写真の人?」と口を開いたのです。僕が「そうだよ」と答えると、A子は言葉を失いました。
「でも、あのときは駅で困っていたから声をかけただけだよ。その場で別れて、それきりだった。A子と別れたあとに偶然再会して、そこから少しずつ親しくなったんだ」
「じゃあ……あのとき、本当に浮気してなかったの?」とA子が隣に視線を向けると、B男は気まずそうに黙り込みました。そしてA子から「どういうこと?」と問い詰められたB男は、僕が浮気しているとA子に嘘を吹き込んだことを認めたのです。
A子が「どうしてそんな嘘をついたの!?」と怒りをあらわにすると、B男との間には重い空気が流れました。
その後、2人は何度も話し合ったものの、しばらくして離婚したそうです。
それを聞いて、僕がパーティーに参加したことで2人の関係が変わってしまったのではと、少し複雑な気持ちになりました。ただ、起きてしまったことはもう変えられません。これからは妻との穏やかな生活を大切にしていきたいと思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
◇ ◇ ◇
2つのエピソードに共通していたのは、きちんと真相を確かめないまま、思い込みだけで重要な決断をしてしまったことでした。
家の見た目だけで経済状況を判断したり、誰かから聞いた話だけで恋人の浮気を決めつけたりすると、大切なものを見誤ってしまうことも。相手との関係が大きく変わりかねない場面では、一度立ち止まり、本人の言葉に耳を傾けることも大切なのかもしれませんね。
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