産後、陣痛や出産の痛みから解放されたうれしさ、赤ちゃんが生まれたことのうれしさから、ちょっと産後ハイになっていた私。会陰切開の傷もさほど痛くなかったこともあり、入院中に産院内を動き回っていました。そして迎えた退院前日。まさかのできごとが……。
心配されるほど動き回った入院生活
私は三男を出産時に会陰切開をしたのですが、産後にあまり傷が痛みませんでした。縫合の糸がつる痛みもなく、歩くのも何のその。2階の病室から1階の診察室へ行く際やナースステーション、新生児室に行く際も常に小走りで移動をしていました。
夫から「そんなに動いて大丈夫なの?」と心配されても、助産師さんから「無理しないでね」と助言されても、聞く耳を持ちませんでした。
退院前日にまさかのできごとが!
動き回っていた入院生活も終盤を迎え、ついに退院の前日に。その日は会陰切開部の抜糸と診察、退院指導の日でした。意気揚々と診察室に向かい、抜糸を終え、内診を始めたときでした……。
先生が子宮内を触診している最中、会陰部に激痛が走ったのです。たまらず「痛ーい!」と声を上げてしまいました。すると先生から衝撃のひと言が。「あれ、傷が開いちゃったね」と……。
後悔先に立たず…
まさかのできごとに驚いていると、先生から「もう1回縫うから、そのままで待っててね」との言葉が。「え? ここで? 麻酔は?」と頭の中はパニックでした。そしてそのまま診察台の上で、麻酔なしで会陰の縫合をしたのです。あまりの痛みに、内診台の上で絶叫していました。
その後、病室での退院指導の際に、「会陰切開の傷が開いちゃうことってあるんですか?」と聞くと、「動き過ぎたりすると、傷がふさがりにくいことがあるよ」と。動き回っていたことを後悔しました。
再度縫合したあとは、会陰の傷がすごく痛みました。そして1週間健診の際に、もう1度抜糸をするハメになってしまいました。お産を終えたこと、会陰切開の傷が痛まなかったことをいいことに、産後に動き回ってしまったことを心から後悔しました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
監修/助産師REIKO