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「更年期の症状だろう」続くめまいを見過ごした私。受診して医師に告げられた重い診断【医師解説あり】

私は幼いころから大きな病気をしたことがなく、50歳が近づいてから体に変化があっても、「更年期の症状だろう」と特に気にしていませんでした。仕事が忙しかったこともあり、そのまま様子を見ることにしたのですが、今思えば、その判断が忘れられない出来事につながったのです。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師渡海義隆先生
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長

日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。2008年筑波大学医学専門学群卒業。国内有数のがん専門病院や消化器クリニックで研鑽を積み、2024年に半蔵門 渡海消化器内視鏡クリニックを開院。AIを用いた食道がん・胃がんの研究にも携わり、現在は内視鏡診断・治療をはじめ幅広い消化器疾患の診療に注力している。
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めまいを更年期だと思い込み

私は絵に描いたような健康優良児で、幼いころから病気一つしたことがありませんでした。

 

しかし、50歳を目前にしたころから立ちくらみやめまいのような症状が出始めました。ただ、同年代の友人たちから更年期の話をよく聞いていたこともあり、私にも更年期の症状が現れたのだと思い込んでいました。

 

当時は会社員として忙しく働いていたため、不調があっても病院へ行くことなく、仕事を優先する毎日を送っていました。

 

激しいめまいでようやく病院へ

ある日、立っていられないほどの激しいめまいに襲われ、初めて病院を受診しました。そこで医師から告げられた病名は、大腸がんでした。ステージ3まで進行していると説明され、私は大きな衝撃を受けました。

 

突然の診断に涙が止まらず、その日のことは今でも昨日のことのように覚えています。

 

 

診断を受けて初めて知った体の異変

激しいめまいの原因は更年期によるものではなく、大腸がんからの出血が続いたことで起きた貧血でした。その後、病状や手術に伴うリスクについて説明を受け、不安を抱えながら手術に臨みました。

 

手術は成功し、私はストーマ(人工肛門)とともに生活することになりました。現在は治療を終え、元気に過ごしています。

 

まとめ

今回の経験を通して、健康に自信があることと病気にならないことは別なのだと実感しました。また、「更年期だから」「年齢のせいだから」と自己判断することの危うさも、身をもって知りました。これからは体の小さな異変も軽く考えず、少しでも気になる症状があれば早めに受診することを心掛けていきたいと思っています。

 

医師による解説:更年期と決めつけない体の異変

めまいは更年期にも見られますが、貧血や消化管からの出血など、別の病気が隠れていることもあります。

 

めまいの背景に貧血も

大腸がんでは、病変から少量の出血が慢性的に続くことで、貧血を起こすことがあります。貧血になると、立ちくらみやめまい、動悸、息切れ、疲れやすさなどの症状が現れることがあります。

 

早期は自覚症状が少ない

大腸がんは、早期には自覚症状がほとんどないことも少なくありません。進行すると、血便、便秘や下痢、便が細くなる、残便感、おなかの張り、貧血によるめまいなどが見られることがあります。

 

年齢のせいと決めつけない

更年期の時期は体調の変化が起こりやすい一方で、別の病気による症状が重なることもあります。めまいが強い、症状が続く、便の異変や貧血を指摘されたなどの場合は、自己判断せず医療機関で原因を確認することが大切です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:渡海義隆先生(半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長)

著者:佐藤いつき/50代女性・主婦

イラスト:アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)

 

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