記事サムネイル画像

夫「離婚?え…なんで」私「とぼけないで!」不倫相手から妊娠を告げられ絶望…1時間後、青ざめたワケ

私は夫と2人で暮らす看護師です。私は仕事にやりがいを感じており、子どもはもう少し先にと夫婦で話し合っていました。しかし、近所に住む義母はそれが不満なようで、不規則な勤務で家事を完璧にこなせない私に冷たく当たります。夫が間に入ってかばってくれるものの、義母は「嫁に言わされている」と思い込み、関係は冷え込む一方でした。

 

幼なじみの帰郷

ある夜、夫から「今日は仕事帰りに実家へ寄るから、夕飯はいらない。詳しくは帰ったら話す」と連絡がありました。不規則な私の勤務に合わせて、普段は一緒に食事をとることを大切にしてくれる夫なので、何か理由があるのだろうと了承しました。

 

その日の深夜、帰宅した夫は、疲れた表情で事情を話してくれました。実は、夫の幼なじみの女性が、彼女の夫のモラハラと暴力に耐えかねて実家に逃げてきたというのです。着の身着のままで逃げてきた彼女のため、夫は彼女が夫と暮らしていた家に残された荷物を取りに行く手伝いをしていたそう。

 

彼女は私たちの結婚式にも参列してくれたので、私も会ったことがあります。控えめでおとなしい女性という印象でした。夫は友人として協力しただけでしたが、不運なことに、荷物を運び込む姿を義母に見られてしまったようで……。

 

義母は昔からその幼なじみを気に入っており、「息子の嫁に」と望んでいた過去があります。夫は「母さんに知られたら厄介だ」と心配していましたが、その不安は最悪の形で的中することになります。

 

 

突然の訪問と突きつけられた離婚届

それから半年ほどが過ぎた夜。夫が職場の飲み会で不在だったため、私はひとりでで夕食を済ませてくつろいでいました。そこに突然、インターホンが鳴りました。ドアを開けると、義母と、あの幼なじみの女性が立っていました。彼女のおなかは、服の上からでもわかるほど大きくなっていました。

 

驚く私を押し退けるように上がり込んだ義母は、一枚の紙をテーブルに叩きつけました。離婚届でした。

 

「単刀直入に言うわ。彼女、妊娠してるのよ。うちの息子の子よ」

 

義母の言葉に、私は頭が真っ白になりました。幼なじみは青ざめた顔で震えていました。彼女が何かを言いかけようとすると、義母が「あなたは何も言わなくていいの。ここは私に任せて」と彼女の言葉を遮りました。

 

彼女はそのまま何も言えず、ただただ下を向いていました。否定しない彼女の態度を見て、私は義母の言葉が事実なのだと思い込んでしまいました。

 

「実家に戻ってきたのは、この子を産んで息子と再婚するためよ。さっさとサインして出て行きなさい」と迫る義母。夫への信頼が一瞬にして崩れ去り、ショックと混乱で正常な判断ができなくなった私は、震える手で離婚届にサイン。そして、逃げるように家を飛び出してビジネスホテルに向かいました。

 

 

夫の反撃と義母の孤立

その日の日付が変わったころ、夫からメッセージが届きました。

 

「テーブルに離婚届が置いてあるけど……」
「え、なんで?」
「離婚? どういうこと?」

 

白々しい夫の態度に怒りが湧き、私はすぐに返信しました。

 

「とぼけないで!」
「最低! 荷物運びを手伝っただけって言ってたよね? でもうそだったんだ? もっと前からそういう関係だったんでしょ!」

 

私が乱暴な言葉をぶつけると夫から「え?」とだけ短い返信があり、すぐに電話がかかってきました。夫はまったく身に覚えがないとパニックになっており、私が経緯を話すと「母さんの仕業だ!」と叫んで電話が切れました。

 

それから1時間後、再び夫から電話がありました。電話口からは、夫に怒鳴られて泣きながら謝罪する義母の声が聞こえました。どうやら夫は、私との電話を切った後すぐ、実家に行き、義母を問い詰めたようです。

 

夫の話によると、幼なじみは実家へ逃げた後、体調の異変から妊娠に気づいたそうです。おなかの子は元夫との間にできた子どもで、離婚の手続きを進めながら、ひとりで産む決意を固めていたといいます。しかし義母は、彼女が実家に戻ってきたのを好機と捉え、「嫁を追い出して、うちの息子と再婚して子どもを育てればいい」と強引に話を進めようとしたそう。幼なじみは「ご近所の手前、今後の生活について相談がある」と義母にだまされて連れ出され、私の家で突然「息子の子よ」と言い出されて頭が真っ白に。そして義母の勢いに押され、否定するタイミングを失っていただけでした。

 

夫は義母の常軌を逸した行動に激怒し、その場で絶縁を宣言しました。後日、幼なじみ本人から事情の説明と謝罪を受け、ご両親からも「巻き込んでしまって申し訳ない」と謝られました。

 

その後、義母は近所に「もうすぐ孫ができる、息子が幼なじみと再婚する」と言いふらしていたことが発覚しましたが、幼なじみのご両親が事実を訂正して回ったため、近所中から白い目で見られるようになりました。居心地が悪くなった義母はすっかり引きこもりがちになり、私たちは干渉のない平穏な日々を取り戻しています。

 

◇ ◇ ◇

 

家族であっても、本人たちの意思を無視して人生に介入することは許されませんよね。また、どれほど動揺する出来事があっても、重大な決断をする前には事実をたしかめることも大切ではないでしょうか。身近な人から思いがけない話を聞かされたときこそ、相手の言葉だけをうのみにせず、当事者同士でしっかり確認してから判断したいですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

この記事の著者
著者プロファイル

ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

読者からの体験談をお届けします。

同じ著者の連載

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

エンタメの新着記事

PICKUP