夫に感謝できることを考えてみる
子どもに笑顔で接してくれる、時々だけれどお土産を買ってきてくれる……とにかくささいなことから感謝できそうなことを並べてみましょう。
妻がワンオペ育児決定と覚悟を決めざるを得ないようなご家庭であれば、自分のことしか考えられない夫が意外にも頑張って家族に気をつかってくれていることに気付けるかもしれません。
夫の立場になって考えてみる
なんで夫はああなのかしら?ではなく、完全に夫に同化して考えてみてください。
「休日はスマホを見てゴロゴロできるから極楽だなあ」
「帰宅後のこの夕飯を食べてからのゴロゴロ時間が快適なんだよなあ」
など、夫の気持ちになってみましょう。
その際、完全に妻に対する気づかいが入っていないことを再認識してまたイラッとしてしまうことは抑え、気づかいもせずにいられる状態を自分でも感じてみてください。それだけ幸せなら……と思えるときもあるかもしれません。
夫への気づかいをやめてみる
夫も好きなようにしているわけですから、妻も好きなようにしてしまいましょう。
もちろん、子育てはノンストップ。夫と同じように気ラクにはいきませんが、夫を気づかっているからこそイライラは募ります。男性は自分の時間は放っておいてほしいと思うことが多いので、この際、夫を気づかうことをやめて、妻は妻がすべきことだけをするようにしてみてはいかがでしょうか。
たとえば、夫にお茶を入れてあげる、洗濯後の洋服を畳んであげる、これらは自分でやってもらうなどして、極力夫のためにすることを減らしてみます。その際、いつまでも洋服が放置されていても気にしてはいけません(多くの場合、しっかり者の妻は、それが気になってイライラしてしまうものですが……)。思いの外、夫のために割いていた時間を減らしても夫は気付かない場合があります。それでもイライラが収まらない場合は、すべてしっかりできる人だったら自分は夫のことを好きになっていただろうか?と考えてみるのも一手です。
これらはあくまでも、どうやっても動いてくれない夫がいる家庭で、「わが家はワンオペ育児決定!」と覚悟を決めた妻に贈る事柄です。まだまだ夫が変わってくれそうであれば、時間をかけてでも夫が動いてくれるように働きかけてみましょう。