一言が裏目に!娘の「トイレ行きたい」が止まらない
夫と私、幼稚園に通う娘の3人で、車で旅行へ出かけたときのことです。大型連休中だったため、高速道路では大渋滞が予想されていました。
「渋滞にはまったら、すぐにトイレへ行けないかもしれない」
そう心配した私は、出発前から娘に「トイレに行きたくなったら、我慢しないで早めに教えてね」と何度も伝えていました。
ところが、その言葉がかえって娘を不安にさせてしまったようです。
高速道路に入って間もなく、娘が「ママ、トイレに行きたい」と言い出しました。
家を出る直前に済ませていましたが、念のため近くのパーキングエリア(PA)へ。娘がトイレを済ませてから再出発しました。
ところが、しばらくすると再び声が聞こえてきました。
「ママ、またトイレに行きたい」
「えっ、もう?」
その後も娘は、少し走るたびに「トイレに行きたい」と訴えました。
SA・PAを見つけるたびにトイレ休憩
トイレへ行っても、ほとんど出ないこともありました。娘の様子を見ているうちに、私が出発前に何度も念押ししたことで、「漏らしたらどうしよう」と不安にさせてしまったのかもしれないと感じました。
「やってしまった……」
反省しても、すでに娘はトイレのことで頭がいっぱいです。かといって、娘の訴えを頭ごなしに否定することもできません。
結局、行きも帰りも、立ち寄れるサービスエリア(SA)やPAを見つけるたびに休憩することになりました。
「次のSAまであと5キロ……もう少しだからね」
「むり!パパ早く!もれちゃうよ〜!!」
「急ぎたくても渋滞で進まないんだよ……」
旅行中はずっと夫とハラハラしながらトイレを探し回り、目的地に着いてからも、観光施設や飲食店へ入るたびに、まず確認するのはトイレの場所。景色や食事をゆっくり楽しむ余裕もなく、旅行中ずっとトイレのことを気にして過ごしました。

安心できるよう伝え方を工夫
旅行後も、車で出かけると娘が早い段階で「トイレに行きたい」と言うことがありました。
そこで私は、出発前に何度もトイレの話をするのをやめました。その代わり、娘が不安そうなときには「次に休憩できる場所を調べてあるから大丈夫だよ」と伝えることにしました。
遠出するときは、念のため非常用の簡易トイレも車に用意しました。
「どうしても間に合わないときは、安全な場所に停めてからこれを使えるよ」
そう伝えると、娘は少し安心した様子を見せました。
私自身も、娘が「トイレに行きたい」と言ったときには焦った顔をせず、「教えてくれてありがとう。休憩できる場所を探そうね」と落ち着いて答えるよう心がけました。
そんな対応を続けるうちに、娘が車内でトイレを気にすることは少しずつ減っていきました。
子どもを安心させる伝え方の大切さ
子どものためを思ってかけた言葉でも、伝え方によっては、かえって不安を大きくしてしまうことがあります。
今回の出来事を通して私は、心配なことを何度も強調するのではなく、「困ったときにはこうすれば大丈夫」と具体的な方法を伝えることが大切なのだと気づきました。
子どもが安心して過ごせるよう、必要な準備をしたうえで、落ち着いて声をかけること。親としての伝え方を見直すきっかけになった、忘れられない旅行の思い出です。
※頻繁な尿意が続く場合や、排尿時の痛み、発熱などの症状がある場合は、自己判断せず医療機関へ相談してください。
※AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。