敬老の日に両親へ旅行をプレゼント!夫も張り切ってスイートを予約
敬老の日に合わせて、隣の県に住む私の両親と、夫、私の4人で旅行へ行くことになりました。
両親の年齢を考え、行き先は移動の負担が少ない近場に。
「せっかくなら、日頃の感謝を込めてゆっくり過ごしてもらおう」
そう言って、夫も張り切って準備してくれました。
温泉が人気の宿のスイートルームを予約し、料理も豪華なコースを選んでくれたのです。
夫の優しい心遣いがうれしく、私も旅行の日を楽しみにしていました。
ところが、出発のわずか2日前——。
母から突然、電話がかかってきました。
「ごめんね。やっぱり旅行には行けそうにないから、キャンセルしてもらえない?」
思いがけない言葉に、私はびっくり。
突然のキャンセル連絡!母が明かした理由とは?
「どうしたの?体調でも悪くなったの?」
心配になって尋ねると、母からは予想外の答えが返ってきました。
「体調が悪いわけじゃないの。同居している息子のお嫁さんとけんかしてしまってね。今は旅行へ行く気分になれないのよ」
両親は私の兄夫婦と同居しています。家庭内でトラブルがあり、すっかり気落ちしているようでした。
さらに、父も落ち込んでいる母に付き添うため、今回は旅行を見送るとのこと。
両親に喜んでもらおうと準備してくれた夫のことを思うと、簡単には諦めきれません。
「夫も楽しみにして準備してくれたんだよ。気分転換になるかもしれないし、一緒に行かない?」
そう説得してみましたが、母の気持ちは変わりませんでした。
「悪いけど、今回はやめておくわ」
何度話しても母の意思は固く、結局、両親そろって旅行をキャンセルすることになりました。

途方に暮れていた私に、娘から救いの電話!
母との電話を終えた私は、途方に暮れていました。
(旅行はもう2日後だし、夫にも申し訳ない……どうしよう)
そんなとき、遠方に住む娘から偶然電話がかかってきたのです。
「お母さん、元気?」
娘の声を聞いた途端、それまでの不安が一気にあふれ出し、私は両親が旅行に行けなくなったことを話しました。
すると娘が、思いがけない一言を口にしたのです。
「じゃあ、私たちが代わりに行こうか?」
娘はすぐに予定を調整し、孫も連れて参加してくれることに!
慌てて宿へ相談したところ、宿泊者の変更はOKとのこと。子どもの食事や寝具も用意してもらえることになり、無事に娘と孫を連れて旅行へ行けることになりました。
思わぬ予定変更が、楽しい家族旅行に
旅行当日、夫も両親が来られなくなったことを残念がっていました。
しかし、久しぶりに会う娘と孫の姿を見ると、たちまち笑顔に。思いがけない2人の参加を、とても喜んでいました。
広々としたスイートルームでのんびり過ごし、温泉や豪華な料理も満喫。にぎやかで笑いの絶えない、楽しい旅行になりました。
一時はどうなることかと思いましたが、急な誘いに応じてくれた娘と孫には感謝しかありません。
今回は両親と旅行へ行けませんでしたが、日頃の感謝は、また別の形で伝えたいと思います。
思いどおりにいかない出来事が、思いがけない楽しい時間につながることもあるものですね。
親孝行とは少し違う形になりましたが、家族の絆を改めて感じられた、忘れられない休日となりました。
※AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。