人見知りだと聞いて準備した歓迎会
以前、職場で歓迎会の幹事を担当したときのことです。新しく配属された社員は人見知りだと聞いていたため、私はできるだけ早く職場になじんでもらいたいと考えていました。
そのため、歓迎会ではみんなと話しやすいよう席順を細かく決めたり、会話が途切れないようゲームや自己紹介の時間を用意したりしました。
盛り上げようとした気づかいの結果
さらに、場が盛り上がればその社員も楽しめるのではないかと思い、積極的に話を振るようにしていました。
しかし、歓迎会が終わった後、その社員から、
「気をつかっていただいたのはありがたかったのですが、ずっと注目されている感じがして緊張してしまいました」
と言われたのです。また、周囲からも「もっと自然な雰囲気のほうが話しやすかったかもしれないね」という声がありました。
配慮について見直すきっかけに
私は楽しんでもらいたい一心で行動していましたが、結果として相手に必要以上の気をつかわせ、かえって負担を与えていたことに気付きました。
そのとき、自分が良かれと思った配慮が、必ずしも相手にとって心地良いものとは限らないのだと実感しました。それ以降は、人を気づかうときほど「相手が本当に望んでいることは何か」を意識するようになりました。
まとめ
この経験を通して、何かを積極的にすることだけがやさしさではないのだと感じました。相手の性格や気持ちを想像し、無理なく過ごせる距離を保つことも、思いやりの一つなのだと学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:岩谷美香/20代女性・会社員
イラスト:藤まる
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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